アトピー関連の投稿が続きますが、今回は神戸で行われる講演会のお知らせです。
『アトピー性皮膚炎講演会 in 神戸』
[日時】 2019年 4 月28日(日)
10時30分~16時15分(開場10時15分)
[会場】 神戸市勤労会館 308会議室
〒651-0096
神戸市中央区雲井通5丁目1-2(各線三宮駅から徒歩5分)
TEL.078-232-1881
【参加・内容】 参加費無料・定員120名
事前申し込みは不要です。
(どなたでも自由に参加していただけます。)
第一部(乳幼児患者編) 10:30~13:00
第二部(成人患者編) 13:45~16:15
“お子様連れ歓迎 ♪” 入退出自由です。
■主催:atopic
■後援:佐藤小児科
※チラシご希望の方は当院まで
主催の「atopic」は、治らないアトピー性皮膚炎に対する脱ステロイド・脱プロトピック・脱保湿を広げる患者の会です。
当院も、脱ステロイド・脱プロトピック・脱保湿を推奨してはいますが、必ずしも「標準治療」を否定する訳ではありません。
アトピー性皮膚炎などの慢性疾患の場合、ステロイドは局所の炎症を一時的に抑えるだけで、長期に使用することでの副作用や効果減弱することにより、さらに強いステロイドを使用せざるを得ないということが起こってきます。これではステロイドを正しく使っているとは言えません。
また、脱ステロイド・脱プロトピック・脱保湿…つまり何もしないことが最良の治療法だ、とも考えていません。
東洋医学には、“内にあるものが外に表れる”という考え方があります。体内にあってはならない何か、が存在しているので、それを外に出して治そうとしている自然治癒力の表れがアトピーであると考えるのです。それは丁度、悪いものを食べて嘔吐したり、あるいは下痢したり、ということと同じです。そんな時は自己治癒力を促進させ体のバランスをとることが必要になってくるでしょう。つまり脱ステロイドをして後は治るまで放っておく、ということが最良の治療法ではありません。
アトピー性皮膚炎の治療で大切なのは、
体の中でいったい何が起こっているのかを正確に把握・診断し、根本的なところから治療することではないか、と私は考えています。
中医鍼灸・皮膚科では、中国伝統医学である中医基礎理論(自然界と人体は密接に関わっているという考え方<=天人合一思想>や体質や季節、環境など)によって選別される個々の体に合わせた治療法<=弁証論治>を行います。
当院では、小児はりであっても、巷でよくあるように、症状だけを聞いて、全身を鍼やローラー鍼で撫でさするというような治療をすることはありません。
痒みや炎症は中医学的では、湿熱や血熱と考え、清熱利湿、清熱涼血といった治法で処理します。
皮膚のカサカサ、皮がむける、皮膚が厚くなるなどの症状は、血虚、風燥などの観点から養血などの治法を行います。
アトピー性皮膚炎は、中医学的には、正確な弁証論治を行えば、相当な成果が得られます。
標準治療を中止して、いわゆるリバウンドの時期をうまく切り抜けられれば、アトピーは決して難治性の疾患ではないな、と最近つくづく思います。
…さて、話しを本題に戻します。
『アトピー性皮膚炎講演会 in 神戸』
今回の講師は、脱ステロイド・脱プロトピック・脱保湿でアトピー治療に取り組む第一人者の医師の方々です。
「アトピー性皮膚炎」とは何か?
「脱ステロイド・脱保湿療法」とは?
「乳児アトピーと食」は?
等々…今回は質問票を書いていただき、より多くの方の不安や疑問にお答えしたい、との事です。
「標準治療」についてはどこの病院でも聞くことは容易ですが、脱ステロイド・脱保湿専門の医師の話しを聴ける機会は滅多にありません。
標準治療、脱ステロイド…どちらを選択するにしても、双方についての正しい理解を深め、その上で、“自分”、あるいは小さなお子さんでしたら“保護者”が、治療法を選択することも大切です。
4月28日(日)は、ぜひ神戸市勤労会館へ足をお運びください!
※前回お知らせした『ノンステロイド・バッジ』(https://ameblo.jp/ido-s/entry-12447553254.html)
も当院にて配布中です。当院受診の際に、受付にてお申し付け下さい。
詳細は、『ノンステロイド・バッジ』
当院も配布場所として掲載していただいております。
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