今日は、アトピーのお子さんを持つお母さんにぜひ読んで頂きたい本を紹介します。

 

 

 

『ママが楽になるとアトピーが治る』（夕部智廣、サンルクス）

 

 

 

ここ数年、当院ではアトピー性皮膚炎の患者さんがとても増えました。

大人はもちろん、『小児はり』も標榜している関係で子どもさんの患者さんも多数来院されます。

 

子どもさんのアトピーにおいて、治療の成否は小児はりのテクニックはもちろん、お母さんの心理的な影響が大きく関わっていることを痛感しています。

 

夕部先生（鍼灸師）とは、乳児から大人まで『脱ステロイド・脱保湿』を軸にアトピー治療に取り組む医師や鍼灸師たちの会で知り合いました。

流派は違うのですが、私と同じように「刺さない小児はり」で施術をされていて、またＮＬＰ（Neuro Linguistic Programing＝神経言語プログラミング）と呼ばれる最新の心理学、言語学、心理療法の技法に基づいたワークによって、子どものアトピーに悩む多くのお母さんたちの支援や指導を続けておられます。

 

監修の佐藤小児科の佐藤美津子先生が仰る治療法

●タンパク質が豊富な美味しいご飯を食べる。

●子どももママも夜ぐっすり眠ること（別室睡眠）。

●自分で自由に掻かせる。

●子どもの目や表情を見ること。

●アトピーを気にしない。

●うんちをしっかり出す。

●たくさん自由に遊ぶ。

を実践するにあたって、お母さん自身の悩みがラクになるヒントがきっと見つかります。

 

ステロイドを使いたくないお母さんはもちろん、標準治療（ステロイド治療）に満足しておられるお母さんにもぜひご一読をおすすめします。

 

 

 

 

帯には『子どもにはアトピーを治すチカラがあります！』とあります。

本当にその通りだなぁと実感しています。

 

 

 

 

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