Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

群生するハンゲショウ

2018-08-18 | 山野草

ハンゲショウ」(半夏生)は、ドクダミ科の多年草です。
本州以南に分布し、日の当たる湿地などに、地下茎で群生します。
 
柴犬との散歩中に、1本いただいた苗を、
近くの住宅跡地に植えたところ、
増殖して群落を作っています。
 
6月末、穂状花序(紐状の花)を着けると、 
 

 
すぐ下の葉の表面が白く変化します。 
 

 
7月初め、穂状花序の付け根の方から順に開花し始めました。 
 

 
夏至から11日目を半夏生と呼び、7月2日頃となります。 
 

 
開花が進む7月中旬、 
 

 
草丈数10cmで群生しています。 
 

 
虫を呼ぶために、花弁の代わりに葉を白くしています。 
 

 
撮影中に、アブが飛来しました。 
アシブトハナアブかと思いましたが、私の図鑑には載っていない
「ハラアカハラナガハナアブ」のようです。
コメントで教えていただき、ありがとうございました。
 
 

 
 花弁の無い花には、1本の雌しべと6~7本の雄しべがあります。 

 

 
受粉が済むと、役割を終えた白い葉は、徐々に緑に戻ります。 
  
 
 

 
8月中旬の現在、まだ一部には白い葉が残っていますが、 
 

 
花穂が黒変した草体では、元の緑に近い状態になっています。
 


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1 コメント

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Unknown (通りすがり)
2018-08-18 18:22:55
写真のハナアブはハラアカハラナガハナアブだと思います。

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