俺はついにこのシューティングスター・ピンクコメットで下り二段ジャンプを安定して完走することができました!!神経質にブレーキセッティングをしたおかげですね!苦労したかいがありましたよ!トルクチューンモーターよりも、開封してそのままのライトダッシュモーターの方が安定して走りました。
MAシャーシ+ライトダッシュモーター+超速ギヤ(ギヤ比3.5:1)に、大径バレルのペラタイヤを履かせて、レギュレーション(規定)ギリギリまで後ろに延ばしたブレーキ(高さ1.1mm)をフロント黒・リヤ灰(※ブレーキの強さ=灰>黒>緑)、サイドとリヤにマスダンパー(重り)のヘビーで、1周20.24秒(2周40.48秒)。モーターを慣らせばもう少しタイムが上がるのではないでしょうか!いまのタイムアタック1位がたしか38秒台なので、なかなか良い方やで、と店主さんに褒められました!
ミニ四駆に復帰してから実に一か月以上もかかって、ようやく初めてコースアウトせずに完走できるようになりましたよ。このセッティングならば、ネジが緩まなければまずコースアウトはしません。今まではただただコースアウトしてマシンが傷つくのを見るだけの不毛な作業でしたからね!!メッチャ嬉しい!!これがミニ四駆の面白さなのですね!!一生懸命に考えて、苦労して時間をかけてセッティングして、マシンがその通りにコースを走ってくれた時の喜びときたら!俺はこのお店のコースが難しくてずっとイライラしていましたが、だからこそ抑圧されていた分だけ攻略できた時は本当に嬉しいのです!!最初から簡単なフラットコース(平面コース)を普通に走っていたならばこのカタルシスは得られなかったはずなので、ある意味ではこの難しいコースに感謝です!
このフロントブレーキのおかげですよ!
ただ、このブレーキのおかげで上りのセクションが減速しまくりで遅いんだよな~!でも大げさなくらい減速していないと、下り二段ジャンプで飛んじゃうんですよね~。
フロントブレーキは緑でもいけるかな?どうなのかな?
とりあえず、次回はまだフロントブレーキを黒のままで、ライトダッシュモーターを慣らしたものと、慣らしを全くしていないハイパーダッシュモーター(ライトダッシュモーターよりもさらに一段階強力なモーター)で様子を見ながら走らせてみたいと思っています。今のセッティングでは前後のブレーキがかなり強めなので、ハイパーダッシュモーターで上りを今よりもパワフルにクリアしてタイムも上がるんじゃないかな~と期待をしているのですが。問題は二段ジャンプで吹っ飛ぶかどうかなのです。ハイパーダッシュモーターを制御して完走できるならかなりのタイムが出ると思うのです!!
店主のおっちゃん自身も今回は「おれがこの店で一番速いことを証明する」と言ってなんだかすごそうなマシンを作っていたので、見せていただきました。サイドから後ろにアームを延ばしてブレーキを叩くかたちの逆提灯ユニットに(提灯=マスダンパーをぶら下げて可動するようにした改造。いろんな亜種がある)、フロントはマスダンパースクエアをわざと不安定に取りつけてあり、リヤはピン打ち(モーターを分解して手に入るモーターピンをローラー軸にする改造のこと)でベアリングローラー、カーボンホイールにペラじゃない白タイヤ(ペラタイヤ=削って薄くしたタイヤのこと。着地で跳ねなくなる)、電池部分の底を切って軽量化したMAシャーシ+ハイパーダッシュモーター+超速ギヤで、ブレーキは一切無し(!)。俺は「ブレーキなしでこのコースを走るわけがないやん」と思いましたので、走ってるところが見たいです~とせがんだら実際にコースで走るところを見せてくださいました。なんと店主のおっちゃんのマシン(試作機)は3周目までは普通にすっごいスピードで安定して走ってましたよ。あの下り2段ジャンプをブレーキなしでもいけるの!?驚愕!さすがに3周目の下り2段ジャンプではぶっ飛んでコースアウトしてましたけど、あともうちょっと詰めたらいけそうやな・とおっしゃられていて、ミニ四駆って本当に奥が深いなあ、と思った次第です。ブレーキなしで走るという選択肢自体がなかったよ俺には……!やっぱり攻めていかないと良いタイムは出ないですよね。
※参考に店主のおっちゃんのマシンの写メも撮らせていただきましたが許可をとっていないので載せません
俺のマシンなのですが、このリヤブレーキが着地の衝撃時にもマスダンパーの効果で発動するのが意外と大きいと思うのです。実際走ってるところの挙動を観察してみると、着地の時に一瞬減速するんですよね。ここは前回のボールリンクマスダンパーから変えて正解だったと思います。ブレーキはFRPプレート2枚を接着剤で貼り合わせて重ねたものを使用することも考えたのですが、このARシャーシブレーキセットの出来が非常に良かったのでこのまま使っています。すっごく良いデザインだと思いませんか?直FRPだとすぐにブレーキがかかってしまうのですが、このARシャーシブレーキは若干の遊びがあってからブレーキがかかるようになっているのですよね。実際にマシンの挙動を比較して試したわけではないので何とも言えませんが、しばらくはこのパーツでいこうと思っています。
コースアウトしないので調子に乗ってガンガン走らせていたら、走行中にブレーキを留めているナットが緩んで大クラッシュしました。コースの外まで飛んでいって、リヤローラーのビスが超曲がりました。これ一応ステンレスビスなんですけど……。
最初はナットの下にスプリングワッシャーを噛ますのを忘れていて、それで途中でブレーキが緩んだのかなと思っていたのですが、調べてみるとどうやら違うみたいで、スプリングワッシャー+ナットで留めても上下の衝撃には意外と弱くてすぐに緩んでしまうみたいです。俺はリヤブレーキにマスダンパーヘビーを乗せていて、ましてやあの大ジャンプを余儀なくされる立体コースですよ、上下の衝撃がかなりきついのでしょうね。そりゃあブレーキも緩みますよね。これはなんとかしないといけないと思って再び調べてみたところ、どうやらロックナットという上下の衝撃にも強くて緩むことがないナットがあるそうで、というか普通に俺も持ってたんですけど、なんやねんこの締めにくいナットは!となんだかよくわからずに使っていませんでした(笑)俺みたいな初心者の皆様は、緩んでほしくない箇所には迷わずロックナットを使ったほうが絶対に良いですよ!大切なマシンが破損する大惨事にもつながりますので。
普通のナットの下にはスプリングワッシャーを噛ませる(スプリングワッシャーがシャーシやFRPに直接干渉する時はさらにスプリングワッシャーの下に普通のワッシャーを噛ませる)、緩みやすい箇所はロックナットで締める。これが大事なのです!
皆様は最初からロックナットなどのことを知っておられるのですか?ここはこれで留めた方が良い・みたいなアドバイスは事故る前に知っておきたいことですよね。そのあたりを丁寧にに触れた初心者用のマニュアル本も公式から出たらいいのにな~と思います(
超速チューンナップ入門
には今でもたいへんお世話になっています)。ミニ四駆には、まだまだ俺の知らない便利パーツがあるのではないでしょうか。
しかし、ロックナットはすっごく締めにくくてただ取り付けるだけの作業にも関わらず気づけば汗をかいてしまっています(笑)ボックスドライバー(でしたっけ?)という工具を購入することも検討中です。
場外ホームランでクラッシュした時に反対側のビスも曲がっていました\(^o^)/リヤのローラー軸もキャップスクリューに替えてしまおうかな(キャップスクリュー=現パーツの中では最も硬いネジ)
曲がったビスは隣の大学生さんにペンチをお借りして、その場で修理いたしました。先週コースに行った時は、隣のピットに大学生さんが来られていて、ずっと仲良く喋らせていただいて本当に楽しかったです!提灯セッティングのマシンも手にとって見せていただきました。俺は周りにミニ四駆をやってる人がいないので、誰かとミニ四駆のお話ができることが単純に楽しくて仕方がないのです!またお会いした時はよろしくお願いいたします。
コースアウトが激しいからなのかもしれませんが、コースへ走らせに行って帰宅してからマシンのメンテナンスをしてみると、いつもシャフトが少し曲がっています。シャフトって消耗品なのでしょうか?いちおう強化シャフトなんですけど……。ちなみに、素手でホイールからシャフトを抜くのが難しいので、いつも滑り止めのついた軍手で外しています。ミニ四駆からタイヤを外すのが意外と難しくて、この時の衝撃でマシンを傷めないか心配になる時もあります。
(※シャフト=タイヤを回すための軸。ホイールに取り付けて使うのですが、最近はホイールにシャフトを貫通させる改造も流行っています)
さて、ずっと気になっていることなのですが、皆様はミニ四駆のメンテナンスをどのようにされていますか?俺はギヤを欠けていないかチェックしたあとに食器用洗剤で水洗いして、シャーシを綿棒で掃除、曲がったシャフトを交換、タイヤの汚れをパーツクリーナーでサッと拭き取って、再び綺麗にグリスアップ(ギヤに潤滑油を塗って回転を良くすること)をしています。
グリスは筆で塗ると綺麗に仕上がりますね。
駆動系のメンテナンスもモーターを回してみて駆動音をチェックしているのですが、その音もどこからが異音なのか、そもそもそれが異音なのかどうかすら初心者にはよくわかりません。モーターを強力にすればするほど音がうるさくなっているような気がします。
俺はかなり丁寧に掃除して組んでグリスアップもしているつもりなので駆動音は静かな方だと思うのですが、比べたことがないので、もしも異音が発生していたとしてもかなり露骨なものじゃないと俺にはわからないような気がします。速い人のマシンはプリウスばりに静からしいですよね。
ベアリングも定期的にパーツクリーナーに浸けた方がいいのでしょうか?ベアリングも何かしらのメンテナンスをしてあげないと駄目なのですかね?軸受けの620ベアリングなんかもう一ヶ月くらいそのまま使ってますけど……。
ネジやナットなどは一回走らせるごとにしっかりチェックした方が良い、とはコースで走らせているうちに学びました。特に立体コースではマシンにかかる負荷が凄まじいんでしょうね。いつの間にかガタガタになっていることがあります。
いつもミニ四駆を走らせに行っているお店の店主のおっちゃんが言うには、今すごい勢いで予約注文が入っているのが今度12月に再販されるSFM中空軽量プロペラシャフトだそうです。それぞれ個人で10~20個くらい予約が入っているらしいですよ。何に使うんでしょうね。加工して他のことに使うのかな?ローラー軸とか?中空軽量プロペラシャフトって強度が弱そうなんですけど、フラットコースとかでは問題ないのかな?それとも意外と強いのかな?(コースアウト前提で走ってて価値観が変になってきた)
これから年末にかけてパーツが全体的に品薄になるという噂もありますので、気になります。ミニ四駆のグレードアップパーツは品薄や突然の絶版になると価格が高騰して、とてもじゃないですけど買えなくなるのですよね。片軸のハイパーダッシュ2モーターとか既にもうどこにも置いていませんよ。また、カーボンにしてもベアリングにしてもなぜか昔のパーツの方が性能が良かったりして、それもまた高値で取引されているのですよね。そこが初心者には辛いというか敷居の高いところで、お金がないと速いマシンができないみたいな流れはマズイのですけれど、俺は現行パーツでも十分に通用すると考えています。実際、いつも通っているお店のコースでは速すぎるモーターは飛びますし、スライドダンパー(左右に可動してコーナーリングの衝撃をやわらげるローラー基部パーツ。カーボンで加工する難しい改造が流行り)の効果もイマイチ薄いですし、提灯やヒクオ(提灯を発展させた改造)といった改造はやはりある程度は有利なのでしょうかね~……個人的にはまだ提灯を実際に使ったことがないのでよくわかりませんが。ただ提灯なしでもそこそこのタイムは出ていますので、ある意味では、子供でも大人でも、お金があってもなくても、純粋にセッティングを詰めることで公平に走って競うことができるコースであると思うのです。難しいけど!
店主のおっちゃんにコースの難易度が高くないですか?と聞いてみましたら、「うちのコースは難しいと思う。定期的にレイアウトも変えてるしな。でも、ここで走らせられるようになったらどこでも走らせられるってことやから。どんなナイアガラやテクニカルコースでも、うちで走れてたらパッとコース見ただけで大体のセッティングは出るようになるし、絶対にどこでも通用するで」とおっしゃられましたので、スパルタ教育ですね笑!と返したら、大笑いされました。
今までに載せたコースの写真だけでもわかる人にはわかると思うのですけれど(実際にツイッターで何人かの人にお店を言い当てられました笑)、俺が住んでいるのは奈良の田舎の方です。コースで走らせるにしても、お店まで車で40分程かかります。それでもまだコースが常設されているお店が気軽に自分で行くことができる範囲にあることに感謝なのですが、本当に家から通える範囲にコースがない人はどうするのでしょうか。お店で出会った人と、田舎にはコースがないのが大きなハンデですよね・といつも愚痴っています。24時間コースを開放しているお店があるとかも聞くじゃないですか、本当にうらやましいです!俺はがんばっても週に1回コースに行けたらいいほうですし、コースで走らせれば走らせた分だけ、走らせていない人と比べてもかなり大きなアドバンテージになりますよね。
先週末に発売されたZウイングマグナムです!第二次ミニ四駆ブームをけん引した「爆走兄弟レッツ&ゴー」のキャラが大人になって、先月から新連載としてかえってきました!たまらん人にはたまらん事件ですよね!その新連載に登場する主人公のマシンが、このZウイングマグナムなのです!過去から脈々と受け継がれてきたマグナムというブランドの正統進化形であると思います。ネットを見ていたら、昔のマグナムに思い入れのある人には若干不評なようですが、どうしてなのでしょうね?実際にキットを組み立ててみたら理解できるかと思われるのですが、Zウイングマグナムめちゃくちゃカッコイイですよ!
正面顔はザクレロみたい
俺はちょうど二台目のマシンが欲しいところだったこともあり(ミニ四駆は二台持ちの方が上達が早いと聞きました!)、このZウイングマグナムは発売日に買って作る気まんまんだったんですよ。それなのに、近所のおもちゃ屋さんには入荷しないという緊急事態が発生してしまいました。これが田舎の辛いところなんですよ!俺も土日は朝から晩まで仕事なのでいつものミニ四駆を走らせに行ってるお店では閉店時間に間に合わないし、いろいろ考えた結果、31歳にもなって少し遠くのジョーシンにミニ四駆の在庫を確認する電話をしましたよ……!いちおう心の中では子供のために買ってあげるパパという設定だよ……!
おかげさまで無事にZウイングマグナムが制作できました!
ARシャーシ+ライトダッシュモーター+超速ギヤ、脱脂した620ベアリングを軸受けに(ARシャーシだとユルユルな気がする)、ヤスリで少し表面を削ってならしたスーパーハードローハイトタイヤを履かせています(軸受けとホイールとの間にベアリングローラー用のスペーサーを噛ませています)。ボディは最後まで塗装しようかどうか迷ったのですが、結局は原作準拠に仕上げようと思いまして、丁寧にシールを貼ってからクリア(トップコート)を吹きました。モーターの慣らしとブレークイン(ギヤ系の慣らし)も済ませました。各慣らしをすることでスムーズに駆動するようになるのです。実際にはタイヤを浮かせてマシンを固定して、古い電池で何分間か走らせる(というか空転ですけど)だけのお手軽作業なのですがね。
意識的に丁寧に組んでグリスアップをしましたので、かなり音が静かでビックリしました。ARシャーシはMAシャーシよりもややコンパクトな印象。さらに、電池カバーやギヤカバーが底面にあることにも驚きました!ボディを外さずにほとんどのメンテナンスが出来てしまうので、提灯系のセッティングをされている方々にはありがたいのではないでしょうか。
さて、上の画像をよく見ていただきたいのですが、フロントタイヤが異様に出っ張っていませんか?いくら軸受けに620ベアリングを使っているとはいえ、こんなにタイヤが外に出るものなのでしょうか?
なんとこれタイヤの前後が逆なんですよ。
これが正しいZウイングマグナムです……。
ホイールって前後があるんですね!衝撃!!
えらそうに「Zウイングマグナム完成」とか言ってドヤ顔でツイッターに画像をあげておきながら、よく見たらタイヤの前後が逆で、次の日に「タイヤが前後逆でした」という情けないツイートをしましたからね、俺。今までに触ったタイヤは前後とかいう概念がなかったような気がするのですけれど。
漫画ではZウイングマグナムが空中でコーナーリングするんですよね(笑)
「爆走兄弟レッツ&ゴー」では、”空力”から生まれる”ダウンフォース”という概念が本気で万能な世界観なのです。どれくらい万能かっていうとジョジョ第七部の”回転”くらい万能。ミニ四駆の空力で真空の刃を発生させて隣のレーンを走っているミニ四駆を破壊したりしていますからね。
こういうロマン(漫画の必殺技)があると、どうしても原作準拠のボディに仕上げてしまいたくなります!空中でコーナーリングができないとわかっていても、みんな漫画の中のZウイングマグナムが欲しいのです!
最初Zウイングマグナムはフラット(平面コース)用のマシンにセッティングしようかと思っていたのですが、結局は走らせるコースが例のあの立体コースしかないので(笑)、基本的にはZウイングマグナムにもシューティングスターとほぼ同じセッティングでパーツを取り付けて組んでみます。俺のシューティングスターはMAシャーシといって両軸モーターが仕様なんですけれど、このZウイングマグナムのARシャーシは片軸モーターなので、同じようなセッティングだと手軽に2台を比較できて面白そうですよね。とうぶんは最新シャーシのツートップであるこの2台でトライ&エラーを繰り返しながら、セッティングを詰めてミニ四駆を走らせていきますよ!
「二ツ星駆動力学研究所」
このタイミングで「二ツ星駆動力学研究所」、通称「TMFL」についてもやはり触れなければならないでしょう。「二ツ星駆動力学研究所」はとなりのヤングジャンプでWeb連載されているミニ四駆漫画です(
公式ページ
で最初3話とまだコミックス化されていないところは無料で読めます)。従来までのブームをけん引したミニ四駆漫画とは大きく違い、どちらかというとエッセイ的な内容に近く、ミニ四駆を本気で楽しむ大人たちの日常が描かれています。半分ノンフィクションであり、このチームと登場人物は実際に存在しています。今の第三次ミニ四駆ブームは大人を中心に盛り上がっていますので、その部分ともがっちりはまった作品ですよね。この作品がキッカケでミニ四駆に復帰された方々も多いのではないでしょうか。かくいう俺自身もミニ四駆に復帰したキッカケの一つがこの漫画です。
漫画から実際に生まれた
TTS
(Team Truth Seeker。黒を基調としたカラーリングに中二病マシンネームをつけたものだけがメンバーになることができる)という企画チームもあり、いまやミニ四駆界の一大勢力となって、連日ツイッターを賑わせています。実は俺も最初はZウイングマグナムをいま流行りのマットブラック基調のTTSカラーに塗装しようかと迷っていたのですが、結局やめました。ミニ四駆チームに対する憧れもなくはないのですが、集団ならではのややこしさがどうしても先に立ってしまいますよね(まぁTTSは一種のお祭りのような雰囲気でもあるのでちょっとは参加してみたい気持ちもまだあるのですが)。だったらもっと楽なチームを自分で作ればいいのです。俺はもうあらゆる縛りがなくミニ四駆に対するスタンスも温度差も一切問わない、なんならミニ四駆を持っていない人でもメンバーになれるゆるいミニ四駆チーム、週刊ミニ四ハムスターズをいずれ立ち上げますよ!今はまだ俺一人!
さて、プライベートなお話になりますが、俺は来年結婚する予定にしています。しかし、ここ最近は少し悩んでいまして、来年結婚するっていうのに俺はなんとなく地に足がついていない宙ぶらりんな感じで、決してお給料が高いとはいえない福祉のお仕事をしながらうまくいかない漫画を描いていてさらにはミニ四駆にお金まで使って、俺は一体何をやっているのだろう、このままでいいのだろうか……、とお仕事をしていても漫画を描いていてもミニ四駆を組んでいても妙な罪悪感にさいなまれるようになってしまい、会社でもマリッジブルーではないか疑惑まで出るようになってしまいました。ハンターハンターの針が抜ける前のキルアじゃないですけれど、俺はいつも常に最悪の状況を想定して悩んでしまうのです。
思い切って彼女にその話をしてみたら、「好きなこと全部したらいいやん。結婚したいのは一緒にいたいからで、特にしてほしいことはないよ。守ってほしいとか、そんなんないもん。心にスプリガンいるし」と言われまして、驚くくらい一瞬で悩みが解決しました。そもそも様々な困難にぶつかることも覚悟したうえで選択して今まで走ってきた道だったではないか!俺の尊敬する承太郎さんも、「『道』というものは自分で切り開くものだ」とおっしゃっておられました。まさにその通りですよね。最初から困難は想定済みだったはずなのに、今さらウジウジと一体何だというのでしょう。決して彼女に甘えるわけではないのですが、抜き差しならない事態に直面したらまたその時に考えて行動すればよいだけではないですか。俺に覚悟が足りなかっただけなのです。今は初心にかえったような清らかな気持ちです。というわけで、俺はお仕事も漫画もミニ四駆も好き放題にやっていきますので、これからもこのブログ『週刊ミニ四ハムスターズ』をどうかよろしくお願いいたします。俺のこの覚悟もロックナットでしっかり締めておきますね!
※スプリガン=漫画「スプリガン」に出てくる主人公・御神苗優(おみなえゆう)というキャラクターが彼女の一番好きな人です
ランキングに参加しています。よろしくお願いいたします。