週刊 ミニ四ハムスターズ

週刊 ミニ四ハムスターズ

2014年10月からミニ四駆に復帰した31歳のブログです。毎週水曜日更新。

Amebaでブログを始めよう!

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ステルス提灯の仮組みの仮組みです。シャーシやタイヤに干渉しないかを確認しています。頑張って切ったり穴を空けたりした結果、なんとか上手くいきそうなのでヤスリをかけるのです!


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ちなみに、スーパーXシャーシ用のFRPリヤーローラーステーと直FRPを切って削って穴を空けて使っています。


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FRPに瞬間接着剤を流し込みました。これだけでも少し頑丈になるんですよ!家にあった要らない割り箸と野菜生活のダンボールを使って乾燥させました。


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ステルス提灯の可動部分の形ができましたー!

FRPに瞬間接着剤を流し込んではみ出たところをヤスリで削ると、なんだか見た目が汚くなるんですよね。もっと削るべきなのか、それともサッと簡単に塗装するべきなのでしょうか。

ステルス提灯を可動させる支点となる穴にはキット付属のハトメを埋め込みました。FRPそのままだとだんだん削れてきて穴が広がる、とお聞きしましたので。


ちょっと忙しくてコースに行けないので、ステルス提灯が完成するまでは縮小更新になりそうです。


それでは、皆様、良いクリスマスを!

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MAシャーシでステルス提灯にチャレンジしています。提灯セッティング自体が初めてということもありますが、なかなか上手くいきません!MAシャーシは幅があるからなのか、頭の中で思い描いていた通りにはいきませんでした\(^o^)/地道に加工していくしかないですね!

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良いヤスリも買いました。
ちょっとの工具で飛躍的に効率が上がることを、俺は知っている!

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完成形としては、ステルス提灯+サイドからのリヤ提灯で、こういう感じの前後ダブル提灯にしたいのです!なんとなく形は見えてきているのですが、これは時間がかかりそうですよ……!
ちょっと忙しくてなかなかコースに行けないので、しばらくはこのステルス提灯にチャレンジするブログになります。

何かを好きでいることは、難しいことです。

これはミニ四駆だけに限った話ではありませんが、どうしてもマイノリティな趣味嗜好というものは「好き」だと口にしづらいことがありますよね。これはある種の呪縛のようなものであると俺は思っているのですが、この世の中に(※そのジャンルにおいて高い地位を築いていないことを前提とする)自分が好きだと思うものを大勢の前で平気で「好きだ!」と言うことができる人というのは、はたしてどれだけの数が存在しているのでしょうか。


たとえば俺はミニ四駆が好きですが、初対面の方に「ミニ四駆が好きです」と言えるかというと、おそらく言えないでしょう。履歴書に「ミニ四駆が好きです」と書けるかというと、これは確実に書けないでしょうね。自分が本当に好きなものは大事に大事に綺麗な箱に閉じ込めて守りたいですし、安易に他者の前にひけらかしたくないものです。マイノリティの嗜みです。当然のことです。

何かを好きでいるということはリスクを負うことでもありますから、時には悪意にさらされることもあるでしょう。俺自身も昔からずっとエヴァンゲリオンが好きでいることで、何度も「気持ち悪い」と言われたことがあります。自分が好きなものを貶されることは、やはり傷つくことですし、俺も馬鹿ではないので自分を守る手段も覚えました。すでに実践されている方がほとんどだとは思われますが、それは他者に「好き」だと言わないことです。そうすれば傷つくことはありません。時には他者が知らずにそれを「嫌い」である、と俺の前で否定することもあるでしょう。それは非常に無神経な行為でありますが、そこでムキになって反論するから偉いとか、他者の前でそれを好きではないフリをすることがそれを本当に好きではない証拠であるとか、そのあたりの葛藤も非常にナンセンスだといえます。なぜなら、高尚だとか低俗だとかは他者が決めることではなく、自分自身が決める事であるからです。外面がどうであれ、自分が好きであるのなら「好き」、それで良いのだと俺は思っています。他者に好きだと宣言できなくても、履歴書に「ミニ四駆が好きです」と書けなくても、「好き」であるならそれは「好き」なのです。「好き」だと言えないことは”逃げ”ではありませんし、それで良いのです。他者が介入する余地などどこにもないのですよ。


「好き」には深度の差はあれど貴賎は存在しない。

これが俺の結論です。俺の好きなヴィジュアル系バンドのシーンによくあることなのですが、「昔からずっと追いかけてきた好きなバンドがメジャーでブレイクしたせいで俄かファンが増えてうっとおしい」という事案、これもつまりはナンセンスだということになるでしょう。たしかに何年も追いかけてきた思い入れのあるバンドが、つい最近知って好きになったばかりの人に知った風にえらそうに語られることはむかつくでしょう。誰だってむかつく、俺もむかつく。でも、よく考えてみてくださいよ、最初は誰でも俄かなのです。その対象についての知識量の差こそあれど、両者とも「好き」であることに変わりはないのです。それがヴィジュアル系バンドでも、漫画でも、ゲームでも、ミニ四駆でも、同じことです。

だから、何かを「好き」であることに引け目を感じることは決してありません。ネットのような好きな人同士の間でしか「好き」だと言えなくても、他者の前で「好き」だと言えなくても、それはどちらも同じ、尊い「好き」なのです。決して逃げてはいないのです。日陰でコソコソ好きなものを愛でることだって、それが「好き」であるのなら素晴らしく尊いことなのです。


今週は忙しくて全くミニ四駆に触れませんでしたので、俺がいつも思っていることを書きました。

おおっぴらに「ミニ四駆が好き」と言えない大人はたくさんいるのではないかなと思います、俺も含めて。好きでいるのならそれだけで良いのだと思うのです。


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頑張って走る俺のZウイングマグナム
セッティングが先週と同じ(ARシャーシ+ハイパーダッシュモーター+ギヤ比3.5:1)なので相変わらず遅い俺のZウイングマグナムなのですが、例の下り二段ジャンプという難セクションでも絶対コースアウトしないのですよね。モーターが慣れたのか何なのか先週より0.5秒もタイムが縮まっていました。不思議です。ミニ四駆はきっと様々な状況による要因で走りが変わってくるのでしょうね。
俺のZウイングマグナムがなぜ上り坂で超減速するのかなんとなく分かったような気がするのですけれど、おそらくマシンそのものの重量がかなり重いからなのですよね。Zウイングマグナムはコースアウトしないから延々とコースをハムスターのように走って回っているのを観察していたのですが、これはおそらく重いからであろう、と。漫画的な表現ですが、上り坂でマシンが「よいしょ、よいしょ」と汗をかいて上っているように、俺には見えました(笑)ギヤ比を上げて、トルク(ミニ四駆のタイヤを回すための力)も上げる方向でいきましょうか。それと、先週書いた軸受のベアリングスカスカ問題はとりあえず保留することにしました。タイヤの回転に直で関わってくる部分なので、下手にいじらない方が良いような気がしまして。
(ちなみに、このブログのタイトルの由来は、ミニ四駆がコースを走っている様子がハムスターのようだからです)

一方のシューティングスター・ピンクコメット(MAシャーシ+ライトダッシュモーターPRO+ギヤ比3.5:1)はやはり安定しないのであった。ブレーキも新品に替えたのに、二段ジャンプで彗星になってしまう。フロントブレーキのセッティングを考え出した時に安定した走りを見せていたあの時のシューティングスターは一体どこにいってしまったのでしょうか。モーターを慣らしたせいで速度が上がって制御できていないのでしょうか。ここが分からない。ARシャーシの方はほぼ同じセッティングで、さらに一段階上のハイパーダッシュモーターを搭載してなお安定している(※ただし遅い)というのに。
店主のおっちゃんに「ジャンプの姿勢が悪い、ブレーキが余計なんちゃうん」と言われたのですが、俺の理論ではブレーキのおかげでジャンプの姿勢が安定するはずなので(※してないけど)、ブレーキを外したら絶対にホームランすると思います!と言ったのですが、店主のおっちゃんが「いや!絶対ブレーキが姿勢の邪魔してるねん!いっぺん取って走らせてみよや!ほら!」と言って、俺のシューティングスターのブレーキ(※新品)を勝手に前後ともベリベリとはがしてしまいました(笑)

結果、見事にホームランしました\(^o^)/

わかってたよ……、結局こうなるのは!!
まぁそうですよね。店主のおっちゃんは「でもさっきよりはジャンプの姿勢が安定しとる。さっきまではちゃうとこ飛んでいっとったけど、今は真っすぐ飛んどる」とか言うんですけど、そんなばかなと思って何回も走らせてジャンプの姿勢を確認していたら(これこそムービーで撮っておけばよかった、と今は後悔している!)、そのたびにコースアウトしてシューティングスターがボロボロになりました。ごめんよ~!

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ブレーキをもがれた挙句、度重なるコースアウトの衝撃で前後のローラーのビスまで曲がったシューティングスター(泣
ごめんよシューティングスター。絶対にちゃんと直すからね~!
でも、たしかにおっちゃんの言う通り、ブレーキを外した時の方がジャンプ自体はまっすぐ飛んでいるのですよね(※ただし真っすぐキレイにコースアウトする)。ブレーキスポンジのバランスが悪かったのでしょうか?俺はブレーキで速度を制限することで完走ができるようになる、という方向性でこれまでずっとセッティングをしていたのですが、それでも遅いからタイムは出ないし、さらにはそのブレーキがネックで安定しなくなるなんてことが本当にあるのでしょうか。ブレーキ調整のなんと難しいことよ!

店主のおっちゃんが「今のこのコースにブレーキなんか要らんで」と言って、店の奥から自分で組んだマシンを持ってきました。そのマシンには本当にブレーキがなくて、提灯を改造したユニットが搭載されていました。
(※提灯=リヤから伸ばしたアームに重りであるマスダンパーを逆向きにぶら下げて可動させる改造。衝撃吸収の効果が高く、劇的にマシンが跳ねなくなる)

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サイドから伸ばした支柱を起点にしたダブル提灯ユニット
(この絵で伝わるでしょうか……?これでも俺は美大を出ているのですけれど……!)
店主のおっちゃんのマシンにはブレーキが一切なく、ボディを囲うような形で外付けされた(※ローラーよりも内側なので違反ではない)、前後ダブル提灯が搭載されていました(おっちゃんは「シーソー提灯」と言っていました)
このマシンを実際に走らせてみたら、なんと!例の下り二段ジャンプをノーブレーキでクリアしていました。目玉が飛び出ましたよ!俺はブレーキ無しにこの難コースをクリアすることなどできないと思っていたのですが、その理論が目の前で砕け散ったのです。こんなことがありえるのでしょうか!リアルに「ええー!!?」て声が出ました。まさかマスダンパー(重り)だけで攻略できるだなんて!?
このお店のオータムのタイムアタック1位が37秒台だったのですけれど、店主のおっちゃんはこのマシンで36秒台を叩きだしたそうです(笑)非公式ですけど。「おっちゃんの店ではおっちゃんが一番速いことが、これで証明された」とおっしゃっておられました(笑)
このギミックも微妙なバランスで成り立っているそうで、リヤの小さなマスダンパーがないとコースアウトするのだそうです。

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店主のおっちゃん「田中のちんちん」
どの角度で飛んでも可動するように金色のボールスタビキャップでブラブラとリヤにぶらさげているだけのマスダンパーなのですが、これがかなり重要なポイントであるらしいです。
店主のおっちゃん「爆笑問題の田中は玉1コ取ったやろ?だからこれ田中のちんちん」
不覚にも笑ってしまった……!!
俺は今まで”フロントが浮くのを制御するためにフロントにマスダンパーを積んでいた”のですが、おっちゃんのマシンのジャンプの挙動をじっくり観察してみたところ、もしかしたら違うのではないか?と。もしかすると、”フロントが浮くのを制御するためにはフロントにマスダンパーを積むのではなく、リヤにマスダンパーを積まなくてはならないのではないか”と思い始めてきました。
もしも、「リヤのマスダンパーがフロントの跳ねを制御して、フロントのマスダンパーがリヤの跳ねを制御する」という仮説が正しいのだとするならば、

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こういう形が安定するのではないだろうか。
まだ研究中なので実際に効果があるのかどうかはやってみないとよくわからないのですが、こういうマシンを作れば前後をおさえることが出来て安定するのではないでしょうか。店主のおっちゃんのダブル提灯に着想を得ました。
ARシャーシのZウイングマグナムのボディを半分に切って、それぞれ前と後ろで独立して可動するボディ提灯を作ればスマートなマシンに仕上がるのではないでしょうか。今の俺の構想ではね!
あとは技術的な部分で現実的にどう具現化するかということになってくるのですが、それをこの前からずっと考えていまして、それでもなかなか形にならないのです(ARシャーシは提灯ユニットを解体することなく底面から電池交換やモーター交換ができてメンテナンスが楽なのです)。具体的にどうやってARシャーシに乗せるかなんですよね。

まだ上手い考えが浮かばないのでARシャーシのZウイングマグナムは一旦保留して、MAシャーシのシューティングスターの方でまずはオーソドックスな”ボディ一体型の提灯ユニット”を組んでみることにしました。ちまたでは”ヒクオ”と言われている改造ですね。提灯ユニットそのものをボディの下に入れ込んで低重心化を実現した画期的な改造で(提灯の弱点はボディの上に取り付けるがゆえに重心が高くなってしまうことだったのです)、現在のミニ四駆シーンにおいてはペラタイヤ、前後スライドダンパーと並んで、立体コース三種の神器といってしまってもよいでしょう。
MAシャーシにヒクオを組んでみて、そのヒクオの内側か外側(ニュアンスで理解してくださいね)からリヤにアームを伸ばしてもう一つ提灯を作れないだろうか……?と今は考えているのですが(上手くいけば簡易的なダブル提灯になる)、それが現実的に可能なことなのかどうなのか、そもそも俺に提灯ユニットが組めるのか、実際に製作してみないと分からない部分がほとんどなのです。

今までずっとポン付け(パーツを難しい加工なしでそのまま取り付けること)のマスダンパーを使ってきた俺が、なぜ提灯に挑戦しようしているのかというと、マスダンパーに疑問を持ってしまったからです。どんな角度でジャンプしようともアームが可動して確実に効果が得られる提灯に対して、いま使っているマスダンパーは、

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ジャンプの姿勢や角度しだいでは充分な効果が得られないのではないだろうか?と疑問を持ってしまったからなのです。実際、俺のマシンを垂直に上から落としても全く跳ねないのですが、やや角度を着けて落とすと跳ねるのです(これが仕方のないことなのかどうなのか、初心者の俺には分からないのですけれど)

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最初はマスダンパーの支柱そのものを最初から少しナナメにして角度をつけてやれば、ジャンプしても可動するのでは?と思ったのですけれど、そもそもどんな姿勢でジャンプするのか、毎回同じ角度で飛ぶのかすらも分からないのに支柱に角度をつけられないじゃないですか。いや、ベテランさんになってくるとコースのレイアウトやマシンの調整で、ある程度はマシンの姿勢をコントロールして制御できるものなのかどうなのか、それすらもよく分からないのですけれど、この角度に精度が求められることくらいは初心者の俺にもハッキリと分かりますよ!
ポン付けのマスダンパーにも飛躍的な効果があるのは理解していますし(事実、俺のZウイングマグナムは二段ジャンプでもあまり跳ねませんし)、実際にマスダンパーポン付けで公式レースを勝っている例だっていくつもありますよね!難しい改造をしなくても、基本を忠実に守って大事に作ったマシンは速いのです。最後はミニ四駆への愛ですよね!

しかしですよ!ミニ四駆は本当にわからないことばかりですので、実際にいろいろ試してみないとわからないこともいっぱいあると思うのです。流行のヒクオにしてもですよ、実際にやらずにあれこれ言うだけでなく、やったうえであれこれ言わないと、単純にダサイですよね!セッティングの幅を広げる良い機会かもしれませんし、まずはこの提灯というギミックに挑戦してみようと思っています。ヒクオの恩恵を理解したうえでマスダンパーをポン付けすることと、理解しないままでポン付けすることとではまた違ってくるのかもしれませんし。実際に使うかどうかは置いておいても、確実に改造の引き出しは増えるでしょう。
それくらい店主のおっちゃんのノーブレーキマシンが俺にとって衝撃的だったのです。
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ギヤ比について
ダッシュ系のモーターを使う時はギヤ比を上げた方が良いと聞きました。今までは何も考えずに超速ギヤを積んでいたのですけれど、どうもモーターにもギヤにも負担が大きいらしいですね。さっきも書きましたが、特に俺の重たいZウイングマグナムなんかは確実にギヤ比を失敗していますよね(笑)コースも坂が多いですし、ギヤ比を4:1くらいにしてみようかなと思っています。3.5:1の超速ギヤは坂道からの立ち上がりが遅いので、それを利用して坂道で減速したまま下り二段ジャンプに突入できるようにあえて加速が乗らないようにする狙いがあったのですが、これは愚策だったでしょうかね~。
超速ギヤがそうだと思うのですが、なんせ最高速度が速いので周回を重ねるごとにどんどん加速して速度が上がってしまって、周を重ねるごとにマシンが安定しなくなっていったりもしているような気がします。大きめのギヤ比で毎周同じスピードで安定してずっと走り続ける方が理想的なのではないか、とも思えてきますよね。超速ギヤで加速しても、最高速度を把握して安定させることは実はすごく難しいことなのではないでしょうか。

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近所のジョーシンに現在品薄で話題の軽量19mmオールアルミベアリングローラーが普通に売っていました。これも田舎の恩恵ですね!ここのジョーシンのミニ四駆関連のパーツは俺しか買ってないのではないでしょうか(笑)

一体いつになったらミニ四駆の品薄商品は安定供給されるのでしょうかね。同じく品薄の19mmプラリング付アルミベアリングローラー(5本スポーク)なんかは、コースで走らせているとプラ部分が削れているような気がしますし(気がするだけかもしれませんけど笑)、もしもプラリングが削れる消耗品なのだとしたら品薄はきついですよね~。削れなくてもスポーク系のアルミローラーはコースアウトの衝撃で歪むとも、よく聞きますし。

今週はいくつか新しい発見があったと自分では勝手に思っています。いあくまでも勝手に思っているだけなのですが、いいのですよ!ミニ四駆なんて最初は勘違いでも!トライ&エラーの繰り返しで勉強していけば良いのです!

そんなこんなで来週は提灯の改造にチャレンジしてみますよ!これは時間がかかりそうだ……!


★次の更新は来週水曜日の21時です。


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着地後の不安定な挙動も強力なダウンフォースのおかげで壁走りをして復帰する俺のZウイングマグナム。

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あれが……ピンクの彗星……!
一方のシューティングスター・ピンクコメット(MAシャーシ+ライトダッシュモーター+ギヤ比3.5:1+ネオチャンプ)は先々週と全く同じセッティングであるにも関わらず、モーターを少し慣らしたからなのかそれともブレーキスポンジが磨り減ったからなのかはよくわからないのですが、異様にスピードが上がっていて安定しなくなっていました……!先々週は全くコースアウトしなかったのに!今週はまたもや彗星の様でした。先々週で1LAP(3周)20.24秒なのに、今回なんとか運良く3周したのを計測してみたらなんと19.00秒!何でこんなに違うの!?モーターの慣らしだけでここまで変わるものなの!?ミニ四駆はわからんことばっかりだぜ!

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帰宅してからチェックしてみると、ブレーキスポンジ(灰)が磨り減って、ほぼ効いていなかったからであると判明いたしました。見た目ではあまり変化がないように思うのですが、実際に触ってみるとほぼ摩擦力がありませんでした。コースアウトの原因はおそらくこれでしょう。衝撃!ブレーキスポンジは消耗品だったのです……!

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そら飛ぶわな。
しかし、フロントのブレーキスポンジ(黒)はまだ使えるのに、リヤのブレーキスポンジ(灰)がもう駄目になるっていうのは、リヤにかかる負担があまりにも大きすぎるのか、それとも単純に灰色ブレーキスポンジの耐久性の問題なのか、一体どっちなのでしょうか。

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シューティングスターとは対照的に、Zウイングマグナム(ARシャーシ+ライトダッシュモーター+ギヤ比3.5:1+ネオチャンプ)はそれはもう綺麗に走ってくださって全くコースアウトをすることがないのですけれど、めっちゃくちゃ遅いです(笑)タイムでいうと2LAP(6周)で42~43秒台。フロントブレーキが効きすぎているのか(応急処置としてフロントのブレーキスポンジの上からテープを貼ってみました)、それとも何か駆動系が悪いのか。ライトダッシュモーターからハイパーダッシュ3モーターに替えてみても、あまりタイムが伸びませんでした。なんせ凸凹付きの登り坂がすっごい遅いので、強めのフロントブレーキ+前後スーパーハードローハイトタイヤ(このタイヤは着地で跳ねないけれどグリップが弱い)であることも原因かもしれません。

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しかし、綺麗なジャンプである。
ハイパーダッシュ3モーターでもここまで遅いのはなんだかおかしいような気がします(初心者だから本当によく分からないのですが)。またメンテナンスしながらチェックしてみますね。

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俺のARシャーシは、軸受けの620ベアリングがユルユルのスカスカなんですけど、ここが非常に気になるというか、普通に大問題だと思うのですが、どうなのでしょう?タイヤをはめていないと普通に傾けただけでポロリしちゃうくらいスカスカ。かなり丁寧に組んだはずなのですけれどね~。一体何が悪いのでしょうか。最終手段として(あっているのかどうかわかりませんが)、ベアリングのまわりにマスキングテープを貼って強引にサイズを調整してみようかな、とも思っています。他に方法が思いつかない!
※一応言っておきますけれど、ベアリングもちゃんと620で間違いないですよ!

まぁ今のコースのセッティングをいろいろ考えたところで、来週にはコースのレイアウトが変わってるらしいのですけどね!
ただ、立体コースは強めの前後ブレーキから徐々に調整してセッティングを出していけばいいのかな~と思っていますので、まずはこの路線のセッティングでいけばコースのレイアウトを見てからの応用もききやすいでしょう、という考えです。今回の例でいうとシューティングスターのリヤブレーキがほとんど効かない状態でもこれだけ走ったので、ブレーキスポンジをもう少し弱くしても意外と安定するのかもしれませんよね(※ブレーキスポンジの強さ:灰>黒>緑)

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ミニ四駆をいつものお店で走らせに行った時に掘り出し物もゲットできました!画像は暗くて分かりづらいのですけれど、カーボンの青ラメと赤ラメ。現在ネットでは値段が高騰しておりますので、定価(正確には定価の1割引)で買えるだけでもありがたいことなのです!このお店はたまに掘り出し物が店頭に並びます。最近もサンダーショットMk-IIのクリアボディ(レア!)が店頭に並んで、1人1つまでであるにも関わらず、一瞬で売り切れたそうです。
どうも末端のお店におけるミニ四駆のパーツ品薄は、去年まであまり発注をかけていなかった某大手家電量販店が今年になって急に大量発注をかけたからだそうですね。つい先日発売された白色スーパーII強化シャーシも発注をかけた数の半分以下しか入荷できなくて、予約していた人にしかいきわたらなかった・と店主のおっちゃんが嘆いておられました。次はバックブレーダーのクリアボディにものすごい数の予約がはいっていて、発注した分がちゃんと入荷されるかドキドキしているそうです。

そんな店主のおっちゃんに、今度新しく発売されるタイヤ削り機と、モーター慣らし機の予約をグイグイ勧められました(笑)
ペラタイヤは俺も自作したい気持ちはあるのですが、いかんせんある程度以上の精度を出さないといけないですし(四輪全て同じ厚さにしないと意味がない)、俺には自信がない!(※ペラタイヤ=タイヤをペラペラに薄くなるまで削ったタイヤ。跳ねないうえに足回りの軽量化による直接的なスピードUPと良いことずくめの改造。しかし、自作するにはある程度の環境と技術が必要な難しい改造で、下手に削ると遅くなることもあるらしい)
5枚刃のT字カミソリ(男性用のひげ剃り)を使えば結構キレイに削ることができるらしいとも聞きました。ただし、ミニ四駆を使ったワークマシン(タイヤを回したりモーターを慣らしたりするためだけの作業用のミニ四駆)ではモーターのトルク(ミニ四駆のタイヤを回すための力)が足りずに刃が引っかかって、タイヤが上手く削れないというお話もまたよく聞きますので、こういう専用の機械があれば初心者でも比較的簡単に精度の高いペラタイヤが作成できるのだそうです。
どうもラジコンのパーツを作っているメーカーがミニ四駆にも参入しているケースが多いらしく、この機械もラジコンのバッテリーから電源を取らないといけないから、ラジコンをやらない人はまず電源から買わないといけないのでさらに高くつくのですよね。モーター慣らし機もそうで、ACアダプターだけが後から別売り。おっちゃんが言うには「こんなん手軽にコンセントに繋いで回せる機械が出てきたらペラタイヤバブル崩壊していっぺんに値崩れや」だそうです笑(このお店ではおっちゃん自作のペラタイヤが2000円前後で売られている。俺のピンクのペラタイヤもおっちゃん製)
俺はまだモーターの管理や自分好みのペラタイヤを作成するとか以前の問題というか、その領域にまで技術と経験が追い付いていませんので、予約しませんでした!もっと手軽で安価なやつが出てきた時に検討することにします。

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俺のピンクのペラタイヤ(店主のおっちゃん製)

ね!薄いでしょう!

ホイール込みで26mmに調整するのが主流らしいです。


現在のミニ四駆シーンを見ていると、(特に立体コースにおける)上位のマシンは大体同じようなセッティングであることに気がつきます。”立体コース三種の神器”といってしまってもいいのではないでしょうか。


・ペラタイヤ

・ヒクオ(※重りであるマスダンパーを逆向きにぶら下げて可動させる提灯セッティングの発展形。FRPやカーボンのプレートとボディを加工して、ボディの下に提灯セッティングそのものを入れ込んで低重心化も同時に実現させる画期的な改造)

・前後スライドダンパー(※コースの壁にぶつかる時の衝撃を吸収して安定させるパーツ。昨今のレースの高速化によってその価値が見直された。パーツそのままでは非常に重くて強度もイマイチらしいので、カーボンを削って加工する超大変な改造が一般的)


このあたりはミニ四駆に対する知識と経験がそこそこあって、なおかつ工具などの環境がある程度整っていないと精度の出ない難しい改造なのではないでしょうか。カーボンを手作業で同じ形に削り出すなんて想像するだけでも気が遠くなる作業ですよね……!もちろん、苦労した分だけその恩恵も非常に大きいのですけれど。俺もいずれは挑戦したい改造ではあります。

速いミニ四駆を作ろうと思うと、パーツもさることながら、便利な工具も必要になってきますし、なかなかお金もかかってきますよね……!この域までは小学生個人では難しいのではないのでしょうか。俺が小学生の時はお小遣いが月に300円(小学6年生になってやっと500円)だったので、ミニ四駆を改造するのは本当に難しかったです。ベアリングや充電池なんて触ったこともなかったですし、せいぜいモーターとタイヤくらいですよね、買えたの。

いまどきの小学生レーサーのミニ四駆の改造事情はどうなのかな?と気になったので、店主のおっちゃんに聞いてみました。


「親子でミニ四駆をやっとるケースも多いし、一緒にコ-スに来た時だけ母親に内緒で父親が子供にパーツ買うてるのとか結構多いで。やっぱりちゃんとやろうと思うと、ミニ四駆はなんやかんやでお金がかかる。ここのコースだって組み立ててそのままでは絶対に走らん。自分で考えて工夫してちょっとずつパーツを買い足して速いマシンを作れるんや。だからいつも子供連れでミニ四駆を買いにくるお客さんには、子供にお小遣いをあげてますか?て聞く。今は”お小遣い制”そのものの習慣がない家庭もようさんある。昔みたいに駄菓子屋もないし、小さいお金を遣うところがあんまりないんやろな。でも、ミニ四駆はお小遣いなしに速くはできん。毎月、限られたお金の範囲内で工夫してセッティングを出してパーツを買って改造することで自分で考える力もつく。それで失敗したら、ああこんなパーツにお金かけへんかったらよかった!て学べる。また定番の”お手伝いをしたらいくらかお小遣いがもらえる”っていう、家庭にありがちなシステムも生きてくる。あんなに苦労してお手伝いして貯めたお小遣いをあんなもので無駄にしてしまった!と思ったら、お金の価値も理解できるやろ。今の子はお金の価値をわかってへんやつも多いからな。こないだ、いつもようミニ四駆を走らせに来る子供の親御さんがうちに来て、ありがとうございました、て言うねや。何かな?と思って聞いたら、子供が学校で褒められました、て言うねんな。話を聞いたら、懇談の時に担任の先生からおたくのお子さんは最近劇的に良くなりました。何も言われんでも自分で考えて行動するようになりました。何かあったんですか?て聞かれたねん、と。そしたら、親御さんが最近変わったことて言ったらミニ四駆を始めたことくらいしかないです、て言わはったらしいわ。じゃあ、担任の先生は”それや!”と。ミニ四駆も考えなできひんし、それがキッカケで力がついたんやないですか、て褒められたそうやで。お小遣い制にして正解でした、てな。今の子は自分で考えて試行錯誤する前にすぐ他人に聞いて楽して答えを求めるやつが多いやろ。でも、おっちゃんとこはちゃうで。おっちゃんネジ回らへん、やってくれ!とか言う奴もようさんおるけどな、おっちゃんは絶対にやったらへんし教えたらへんねん。その代わりにヒントをあげるんや。そしたらちゃんと自分で考えて答えを出しよる。どんどん成長しよんで。今のこの仕事は不況でおっちゃんも店閉めてから夜も働かんとやっていけへんけど、こういうことがあるからこの店はほんまにやめられん。ただ、そういう子らが大きくなる頃にはおっちゃんはもうこの世におらんやろな。そこが残念や」


良いお話でした。

ミニ四駆を単なるカーホビーとしてでなく、「人を育ててくれるもの」として尊敬を込めて大人が扱っていることが本当に素晴らしいですよね。


さて、次回はまた来週水曜日の21時の更新になります。天候が悪かったりお仕事が忙しかったりしても、せめてコースの新しいレイアウトだけでも覗きに行きたいですね~!
このブログで使用している写真は、コースを走っているところをiPhoneのムービーで撮って、それを一時停止してスクリーンショットしたものを使っています。特にコースアウトしやすいところなんかを重点的に撮影していると、マシンの挙動が分かって面白いですよ。


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俺のZウイングマグナム

今週は体調が悪くてミニ四駆を走らせに行けなかったので、買ったばかりのZウイングマグナムのセッティングを考えていました。 蛍光グリーンのパーツをアクセントとして使ってみましたよ。

フロントカーボン(金ラメ)+13mm二段アルミローラーにフロントアンダーガード+黒ブレーキ、サイドマスダンパーにヘビーです。基本的にはシューティングスターと同じ立体コース仕様になっています(なぜなら近くのお店には鬼畜な立体コースしかないからである!)。ARシャーシにフロントアンダーガードを取りつけるのが本当に大変でした……!(メモ:12mmのビスで貫通させて留めた)

※もうそろそろ説明もいらないかと思うのですが、マスダンパーっていうのは重りのことですよ!(このブログはミニ四駆を全く知らない方が見てくださっていることが多いので、いつも簡単な解説を入れるようにしています)


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リヤはカーボンステー(金ラメ)とFRPのマルチワイドステーを重ねて、脱脂済みの19mmプラリングアルミベアリングローラーを二段で上下に装着、FRPからブレーキ(蛍光グリーン)を降ろしてスペーサーとワッシャーで高さを調整してロックナットで留めて(重要!)、むきだしのネジをスペーサーとスタビで隠しています。ブレーキスポンジは灰色(一番強いブレーキスポンジ)で、ブレーキの上にマスダンパースクエアのヘビーをキャップスクリュー(すごく硬いネジ)で乗せています。(※脱脂=ライターオイルに浸けてベアリング内の余計な油を抜いて回りやすくする作業)

かなりの時間をかけてフロントもリヤも車高ギリギリに調整しました。狙った高さに車高を調整することが本当に難しくて、死ぬほど時間がかかります。小ワッシャー1枚噛ませるかどうかとか、そういうレベルになってくるのですよね。俺は細かい作業が苦手なのでイライラします笑!!


サイドマスダンパーのFRP(穴のあいた黒いプレートみたいなやつのことね)の余計な部分は削ってもっとシンプルにしてもいいかな、とは思っています。本当は前輪のすぐ後ろにサイドマスダンパーを持ってきたかったのですが(この位置が非常に安定するらしい)、どうしてもボディが干渉してしまうので妥協してのこの位置なのです。このマシンはフロントカウルが超かっこいいから外したくないのです!フルカウルミニ四駆は改造に美学が求められますよね。


基本的にはパーツそのままをほぼ無加工で取り付けた、いわゆる”ポン付け”の状態です。

まだ初心者ですし、とりあえずは基本に忠実にパーツを取り付けて走らせていきます。ややこしい改造は、必要に迫られた時に勉強して作ればいいかなと思っています。なんせ今の立体コースで走らせているとコースアウトが酷いので(笑)、時間をかけて頑張って作ったギミックが破損したりなんかしたら俺は泣いてしまう……!!


どうも今のミニ四駆情勢(?)を見ていると、バンパーレス(前後のバンパーを切ってカーボンやFRPで補強する改造。剛性を高めたり軽量化になったりするらしい?←俺もよくわかっていない)や提灯(通常とは逆にマスダンパーを上からぶら下げるかたちの少しややこしい改造。着地で跳ねなくなる。たくさんの亜種がある)などの「流行のギミックを搭載して改造したミニ四駆」が主流でありながらも、その対抗勢力として「中途半端に切ったり削ったりの難しい改造をせずに丁寧に組んでポン付けしたミニ四駆」というものがあるような気がします。

単純にハイテク工具の有無や技術的な理由で精度が出ないから複雑な改造に挑戦できなくてポン付け寄りの人もいるでしょうし(ミニ四駆は切ったり削ったりの作業ではかなりの精度が求められる。作業が雑で精度が悪いと改造しても逆に遅くなってしまうこともあるのだ!)、大事に丁寧に愛情をこめて作り上げたノーマルなミニ四駆でゴッテゴテの改造ミニ四駆を撃破することに美学も持っている人もいます。事実、十分な知識がないままで流行の改造を施したマシンよりも、丁寧に組んだドノーマルなマシンの方が速い・というのは、中級者レーサー以上の方々からよく聞くお話でもあります。俺は今のところは便利な工具も技術もないので、あえてヤヤコシイ改造をしないのではなく、改造できないのでポン付けなのです!(バァァーン!!)

また、ギミックを作成しても家で気楽に走らせられるコースがないと、実験も検証もできませんよね。


さらに勇気がわいてくる話として、つい先週末に開催されたミニ四駆のワールドチャレンジ2014の優勝マシン は、提灯や軽量化といった難しい改造は施されていません(見た感じですけど)。もちろん、ものすごく緻密に作られているのでしょうけどね!ホイールも現環境のレースでは重くて有効とされていないアルミホイールっぽいですし(アルミホイールですよね?)、今までの定石を覆すような、これからのミニ四駆の新しいトレンドとなるヒントのようなマシンなのかもしれません。実物を手にとって観てみたいです。

ミニ四駆は数々の経験から独自の理論を構築している上級者レーサーによって流行の改造が生まれることが多いような気もしますし、自分のペースで面白おかしく楽しみながら試行錯誤してミニ四駆を速くしていくのが良いのではないかなと思っています。その過程で、自分なりのこだわりから改造やギミックを生み出していけることがまた魅力であると思っています。自分が”想像”したことを”創造”してかたちにするという具現化が、他ジャンルと比較しても容易なのがミニ四駆というホビーの良いところですよね!

(※ミニ四駆ワールドチャレンジ=ミニ四駆のワールドカップみたいなの)


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俺のZウイングマグナムは色合いがシャイニングガンダムに似ている。

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シューティングスター(MAシャーシ)とZウイングマグナム(ARシャーシ)を比べてみると、2台ともほぼ同じセッティングであるにも関わらず、マグナムの方が重い。MAシャーシの方がシャーシそのものが重たいしなんとなくゴテゴテしていて重そうなのに、なんだか不思議です。ペラタイヤと無加工スーパーハードローハイトタイヤとの差なのか、それともボディの重さの差なのか。
単純にスピードとしてはどちらが速いのでしょうか?これを検証するのが2台持ちのワクワクするところですよね!早く走らせてみたいのです!

そういえば、いま強度の面でボロカスに叩かれて話題の金ラメカーボンですけれど(今までのカーボンよりもカーボンが薄いらしいという噂)、俺は実際に検証をしたわけではないのでよくわからないのですが、そもそも多少のカーボンの強度にこだわるほどの緻密なミニ四駆を組んでいないので、俺にはイマイチ関係ない話なのであった……!俺にとってのカーボンは「FRPよりもちょっとは割れにくいのかな」程度の曖昧な認識です。
※カーボン=硬くて軽いというミニ四駆とは相性抜群の素材。カーボンのフロントワイドステーやリヤワイドステー、マルチ補強プレートに、シャーシにホイール……とたくさんのパーツが存在するが、どれも限定品であり、大量買いで瞬殺されることも多く、また高額なのでそこそこのレアパーツである。金ラメのカーボンはつい最近発売されたが、今までの青ラメ、赤ラメと比べて強度の面で不安視される声も多く(俺は未検証)、いまいち不評らしい。俺は豪華に見えるので気に入って、両方のマシンの前後に金ラメのカーボンステーを取りつけています!ツヤありのトップコートも軽く吹いたのでピカピカの金ラメです!

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ボックスドライバー を購入したら世界が変わりました。
まぁいわゆるナットを締めるための六角の穴がついているドライバーですよ。ただこれだけのツ-ルでおおげさに聞こえるかもしれませんが(笑)、本当に世界が変わるのです!!ナットを締めるために、今まではミニ四駆のパーツにくっついてくる小さな六角レンチを悪戦苦闘しながら使っていたのですが(使いにくい)、このボックスドライバーがあることによって、何のストレスもなくナットを締めることができるようになりました!特にロックナットを締める作業はこれがないと本当にキツイですね!ミニ四駆初心者はプラスドライバーと一緒にまずこれを買うべきだな!と思った超便利な工具です。作業の効率が見違えますよ!ちょっとしたツールでミニ四駆の精度も飛躍的に上がることがわかったので、これを機にプラスドライバーも良いやつを注文してみました 。いま使ってるやつは安物ドライバーなので、よくネジ山がつぶれちゃうのですよね。

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会社の近くの電機屋さんにハイパーダッシュ2モーターがいっぱい売っていました。
ハイパーダッシュ2は生産停止(?)で話題のモーターなのですけれど、田舎の電機屋さんには余裕の在庫ですよ。ストックも兼ねて、3つ買っておきました。まだハイパーダッシュ3モーターと比較をしていないので、俺にはどっちがどう良いのかはわかりませんが。
さらに、同じく現在絶賛品薄中で話題の19mmプラリング付アルミベアリングローラー(通称プラリン)ですら普通に置いていましたからね(ネットでは価格が倍以上に高騰している)。俺が買ったらなくなりましたけど。(すこし話はズレますが、即日売切で話題になったジャンプの「僕のヒーローアカデミア」のコミックス1巻ですらも、近所の本屋さんでは発売日からずっと平積みされてますよ)
レア物が売れ残っていて手に入りやすいのは、田舎ならではの利点なのか……!?ただし、田舎にはミニ四駆を走らせるためのコースが常設されているお店が少ない!

コースになかなか行けないとミニ四駆をいじりようがないので、フラストレーションが溜まりますね。家にコースが欲しいよ~!今の俺は(一応)もう大人なので、子供の頃にあこがれたジャパンカップJr.サーキット ですらも買えないこともない値段なのですけれど、問題はスペースですよ!このコースはどう考えても組み立てたら畳4枚分くらいのスペースはありますよね…!!一体どこに置くんだよーッ!!家にそんな場所なんてどこにもないし、現時点ではガレージから車をだしてそこにコースを置くしか方法がないし、ミニ四駆を走らせたくなるたびにガレージから車を出してコースを設置して終わったら片づけてまた車をガレージに入れるって作業は現実的ではないな……。どうしたものか。
今の俺の計画では、結婚してから空き部屋となる実家の俺の部屋にコースを設置するという案です。結婚するのは1年も先だ……!しかもミニ四駆を走らせたくなるたびに実家に帰る夫ってどうなんだ……!

昨日、俺は会社でお留守番をしていまして、なぜかというと社長が奥さんに内緒で高価なゴルフクラブ(レアな掘り出し物らしい)を通販で購入したらしく、家に送ったら奥さんにバレるので会社にそのゴルフクラブが届くって言うんですよ。その日、社長は忙しかったので、代わりに俺が受け取ることになりまして、会社でお仕事をしながら高価なゴルフクラブを受け取るためにお留守番をしていたわけです。「もしも会社に奥さんが来たらとにかく理由をつけて追い返せ」って社長は言うんですけど、そもそも奥さんも同じ会社で働いていますし、この任務のハードル高ぇー!(※無事に遂行いたしました)
社長が「結婚したら自分の好きなものを買うだけでも本当に大変」と、これからユリアのために命を捨ててラオウを足止めしにいく雲のジュウザみたいな顔で言っていました。

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やはり結婚するまでにジャパンカップJr.サーキットとプレステ4を買わねばなるまい…

スマホからは分かりづらいかもしれませんが、このブログは毎週水曜日21時更新です。来週の更新までにはコースに行けたらいいな、と思っています。俺の体調と、お仕事と天候にもよるので何ともいえない。

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見てくださいよ!この安定した着地!!

俺はついにこのシューティングスター・ピンクコメットで下り二段ジャンプを安定して完走することができました!!神経質にブレーキセッティングをしたおかげですね!苦労したかいがありましたよ!トルクチューンモーターよりも、開封してそのままのライトダッシュモーターの方が安定して走りました。

MAシャーシ+ライトダッシュモーター+超速ギヤ(ギヤ比3.5:1)に、大径バレルのペラタイヤを履かせて、レギュレーション(規定)ギリギリまで後ろに延ばしたブレーキ(高さ1.1mm)をフロント黒・リヤ灰(※ブレーキの強さ=灰>黒>緑)、サイドとリヤにマスダンパー(重り)のヘビーで、1周20.24秒(2周40.48秒)。モーターを慣らせばもう少しタイムが上がるのではないでしょうか!いまのタイムアタック1位がたしか38秒台なので、なかなか良い方やで、と店主さんに褒められました!

ミニ四駆に復帰してから実に一か月以上もかかって、ようやく初めてコースアウトせずに完走できるようになりましたよ。このセッティングならば、ネジが緩まなければまずコースアウトはしません。今まではただただコースアウトしてマシンが傷つくのを見るだけの不毛な作業でしたからね!!メッチャ嬉しい!!これがミニ四駆の面白さなのですね!!一生懸命に考えて、苦労して時間をかけてセッティングして、マシンがその通りにコースを走ってくれた時の喜びときたら!俺はこのお店のコースが難しくてずっとイライラしていましたが、だからこそ抑圧されていた分だけ攻略できた時は本当に嬉しいのです!!最初から簡単なフラットコース(平面コース)を普通に走っていたならばこのカタルシスは得られなかったはずなので、ある意味ではこの難しいコースに感謝です!

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このフロントブレーキのおかげですよ!
ただ、このブレーキのおかげで上りのセクションが減速しまくりで遅いんだよな~!でも大げさなくらい減速していないと、下り二段ジャンプで飛んじゃうんですよね~。

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フロントブレーキは緑でもいけるかな?どうなのかな?
とりあえず、次回はまだフロントブレーキを黒のままで、ライトダッシュモーターを慣らしたものと、慣らしを全くしていないハイパーダッシュモーター(ライトダッシュモーターよりもさらに一段階強力なモーター)で様子を見ながら走らせてみたいと思っています。今のセッティングでは前後のブレーキがかなり強めなので、ハイパーダッシュモーターで上りを今よりもパワフルにクリアしてタイムも上がるんじゃないかな~と期待をしているのですが。問題は二段ジャンプで吹っ飛ぶかどうかなのです。ハイパーダッシュモーターを制御して完走できるならかなりのタイムが出ると思うのです!!

店主のおっちゃん自身も今回は「おれがこの店で一番速いことを証明する」と言ってなんだかすごそうなマシンを作っていたので、見せていただきました。サイドから後ろにアームを延ばしてブレーキを叩くかたちの逆提灯ユニットに(提灯=マスダンパーをぶら下げて可動するようにした改造。いろんな亜種がある)、フロントはマスダンパースクエアをわざと不安定に取りつけてあり、リヤはピン打ち(モーターを分解して手に入るモーターピンをローラー軸にする改造のこと)でベアリングローラー、カーボンホイールにペラじゃない白タイヤ(ペラタイヤ=削って薄くしたタイヤのこと。着地で跳ねなくなる)、電池部分の底を切って軽量化したMAシャーシ+ハイパーダッシュモーター+超速ギヤで、ブレーキは一切無し(!)。俺は「ブレーキなしでこのコースを走るわけがないやん」と思いましたので、走ってるところが見たいです~とせがんだら実際にコースで走るところを見せてくださいました。なんと店主のおっちゃんのマシン(試作機)は3周目までは普通にすっごいスピードで安定して走ってましたよ。あの下り2段ジャンプをブレーキなしでもいけるの!?驚愕!さすがに3周目の下り2段ジャンプではぶっ飛んでコースアウトしてましたけど、あともうちょっと詰めたらいけそうやな・とおっしゃられていて、ミニ四駆って本当に奥が深いなあ、と思った次第です。ブレーキなしで走るという選択肢自体がなかったよ俺には……!やっぱり攻めていかないと良いタイムは出ないですよね。
※参考に店主のおっちゃんのマシンの写メも撮らせていただきましたが許可をとっていないので載せません

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俺のマシンなのですが、このリヤブレーキが着地の衝撃時にもマスダンパーの効果で発動するのが意外と大きいと思うのです。実際走ってるところの挙動を観察してみると、着地の時に一瞬減速するんですよね。ここは前回のボールリンクマスダンパーから変えて正解だったと思います。ブレーキはFRPプレート2枚を接着剤で貼り合わせて重ねたものを使用することも考えたのですが、このARシャーシブレーキセットの出来が非常に良かったのでこのまま使っています。すっごく良いデザインだと思いませんか?直FRPだとすぐにブレーキがかかってしまうのですが、このARシャーシブレーキは若干の遊びがあってからブレーキがかかるようになっているのですよね。実際にマシンの挙動を比較して試したわけではないので何とも言えませんが、しばらくはこのパーツでいこうと思っています。

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コースアウトしないので調子に乗ってガンガン走らせていたら、走行中にブレーキを留めているナットが緩んで大クラッシュしました。コースの外まで飛んでいって、リヤローラーのビスが超曲がりました。これ一応ステンレスビスなんですけど……。
最初はナットの下にスプリングワッシャーを噛ますのを忘れていて、それで途中でブレーキが緩んだのかなと思っていたのですが、調べてみるとどうやら違うみたいで、スプリングワッシャー+ナットで留めても上下の衝撃には意外と弱くてすぐに緩んでしまうみたいです。俺はリヤブレーキにマスダンパーヘビーを乗せていて、ましてやあの大ジャンプを余儀なくされる立体コースですよ、上下の衝撃がかなりきついのでしょうね。そりゃあブレーキも緩みますよね。これはなんとかしないといけないと思って再び調べてみたところ、どうやらロックナットという上下の衝撃にも強くて緩むことがないナットがあるそうで、というか普通に俺も持ってたんですけど、なんやねんこの締めにくいナットは!となんだかよくわからずに使っていませんでした(笑)俺みたいな初心者の皆様は、緩んでほしくない箇所には迷わずロックナットを使ったほうが絶対に良いですよ!大切なマシンが破損する大惨事にもつながりますので。
普通のナットの下にはスプリングワッシャーを噛ませる(スプリングワッシャーがシャーシやFRPに直接干渉する時はさらにスプリングワッシャーの下に普通のワッシャーを噛ませる)、緩みやすい箇所はロックナットで締める。これが大事なのです!

皆様は最初からロックナットなどのことを知っておられるのですか?ここはこれで留めた方が良い・みたいなアドバイスは事故る前に知っておきたいことですよね。そのあたりを丁寧にに触れた初心者用のマニュアル本も公式から出たらいいのにな~と思います(超速チューンナップ入門 には今でもたいへんお世話になっています)。ミニ四駆には、まだまだ俺の知らない便利パーツがあるのではないでしょうか。
しかし、ロックナットはすっごく締めにくくてただ取り付けるだけの作業にも関わらず気づけば汗をかいてしまっています(笑)ボックスドライバー(でしたっけ?)という工具を購入することも検討中です。

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場外ホームランでクラッシュした時に反対側のビスも曲がっていました\(^o^)/リヤのローラー軸もキャップスクリューに替えてしまおうかな(キャップスクリュー=現パーツの中では最も硬いネジ)
曲がったビスは隣の大学生さんにペンチをお借りして、その場で修理いたしました。先週コースに行った時は、隣のピットに大学生さんが来られていて、ずっと仲良く喋らせていただいて本当に楽しかったです!提灯セッティングのマシンも手にとって見せていただきました。俺は周りにミニ四駆をやってる人がいないので、誰かとミニ四駆のお話ができることが単純に楽しくて仕方がないのです!またお会いした時はよろしくお願いいたします。

コースアウトが激しいからなのかもしれませんが、コースへ走らせに行って帰宅してからマシンのメンテナンスをしてみると、いつもシャフトが少し曲がっています。シャフトって消耗品なのでしょうか?いちおう強化シャフトなんですけど……。ちなみに、素手でホイールからシャフトを抜くのが難しいので、いつも滑り止めのついた軍手で外しています。ミニ四駆からタイヤを外すのが意外と難しくて、この時の衝撃でマシンを傷めないか心配になる時もあります。

(※シャフト=タイヤを回すための軸。ホイールに取り付けて使うのですが、最近はホイールにシャフトを貫通させる改造も流行っています)


さて、ずっと気になっていることなのですが、皆様はミニ四駆のメンテナンスをどのようにされていますか?俺はギヤを欠けていないかチェックしたあとに食器用洗剤で水洗いして、シャーシを綿棒で掃除、曲がったシャフトを交換、タイヤの汚れをパーツクリーナーでサッと拭き取って、再び綺麗にグリスアップ(ギヤに潤滑油を塗って回転を良くすること)をしています。

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グリスは筆で塗ると綺麗に仕上がりますね。
駆動系のメンテナンスもモーターを回してみて駆動音をチェックしているのですが、その音もどこからが異音なのか、そもそもそれが異音なのかどうかすら初心者にはよくわかりません。モーターを強力にすればするほど音がうるさくなっているような気がします。
俺はかなり丁寧に掃除して組んでグリスアップもしているつもりなので駆動音は静かな方だと思うのですが、比べたことがないので、もしも異音が発生していたとしてもかなり露骨なものじゃないと俺にはわからないような気がします。速い人のマシンはプリウスばりに静からしいですよね。

ベアリングも定期的にパーツクリーナーに浸けた方がいいのでしょうか?ベアリングも何かしらのメンテナンスをしてあげないと駄目なのですかね?軸受けの620ベアリングなんかもう一ヶ月くらいそのまま使ってますけど……。

ネジやナットなどは一回走らせるごとにしっかりチェックした方が良い、とはコースで走らせているうちに学びました。特に立体コースではマシンにかかる負荷が凄まじいんでしょうね。いつの間にかガタガタになっていることがあります。

いつもミニ四駆を走らせに行っているお店の店主のおっちゃんが言うには、今すごい勢いで予約注文が入っているのが今度12月に再販されるSFM中空軽量プロペラシャフトだそうです。それぞれ個人で10~20個くらい予約が入っているらしいですよ。何に使うんでしょうね。加工して他のことに使うのかな?ローラー軸とか?中空軽量プロペラシャフトって強度が弱そうなんですけど、フラットコースとかでは問題ないのかな?それとも意外と強いのかな?(コースアウト前提で走ってて価値観が変になってきた)
これから年末にかけてパーツが全体的に品薄になるという噂もありますので、気になります。ミニ四駆のグレードアップパーツは品薄や突然の絶版になると価格が高騰して、とてもじゃないですけど買えなくなるのですよね。片軸のハイパーダッシュ2モーターとか既にもうどこにも置いていませんよ。また、カーボンにしてもベアリングにしてもなぜか昔のパーツの方が性能が良かったりして、それもまた高値で取引されているのですよね。そこが初心者には辛いというか敷居の高いところで、お金がないと速いマシンができないみたいな流れはマズイのですけれど、俺は現行パーツでも十分に通用すると考えています。実際、いつも通っているお店のコースでは速すぎるモーターは飛びますし、スライドダンパー(左右に可動してコーナーリングの衝撃をやわらげるローラー基部パーツ。カーボンで加工する難しい改造が流行り)の効果もイマイチ薄いですし、提灯やヒクオ(提灯を発展させた改造)といった改造はやはりある程度は有利なのでしょうかね~……個人的にはまだ提灯を実際に使ったことがないのでよくわかりませんが。ただ提灯なしでもそこそこのタイムは出ていますので、ある意味では、子供でも大人でも、お金があってもなくても、純粋にセッティングを詰めることで公平に走って競うことができるコースであると思うのです。難しいけど!

店主のおっちゃんにコースの難易度が高くないですか?と聞いてみましたら、「うちのコースは難しいと思う。定期的にレイアウトも変えてるしな。でも、ここで走らせられるようになったらどこでも走らせられるってことやから。どんなナイアガラやテクニカルコースでも、うちで走れてたらパッとコース見ただけで大体のセッティングは出るようになるし、絶対にどこでも通用するで」とおっしゃられましたので、スパルタ教育ですね笑!と返したら、大笑いされました。

今までに載せたコースの写真だけでもわかる人にはわかると思うのですけれど(実際にツイッターで何人かの人にお店を言い当てられました笑)、俺が住んでいるのは奈良の田舎の方です。コースで走らせるにしても、お店まで車で40分程かかります。それでもまだコースが常設されているお店が気軽に自分で行くことができる範囲にあることに感謝なのですが、本当に家から通える範囲にコースがない人はどうするのでしょうか。お店で出会った人と、田舎にはコースがないのが大きなハンデですよね・といつも愚痴っています。24時間コースを開放しているお店があるとかも聞くじゃないですか、本当にうらやましいです!俺はがんばっても週に1回コースに行けたらいいほうですし、コースで走らせれば走らせた分だけ、走らせていない人と比べてもかなり大きなアドバンテージになりますよね。

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二台目のニューマシンを購入しました。
先週末に発売されたZウイングマグナムです!第二次ミニ四駆ブームをけん引した「爆走兄弟レッツ&ゴー」のキャラが大人になって、先月から新連載としてかえってきました!たまらん人にはたまらん事件ですよね!その新連載に登場する主人公のマシンが、このZウイングマグナムなのです!過去から脈々と受け継がれてきたマグナムというブランドの正統進化形であると思います。ネットを見ていたら、昔のマグナムに思い入れのある人には若干不評なようですが、どうしてなのでしょうね?実際にキットを組み立ててみたら理解できるかと思われるのですが、Zウイングマグナムめちゃくちゃカッコイイですよ!

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正面顔はザクレロみたい

俺はちょうど二台目のマシンが欲しいところだったこともあり(ミニ四駆は二台持ちの方が上達が早いと聞きました!)、このZウイングマグナムは発売日に買って作る気まんまんだったんですよ。それなのに、近所のおもちゃ屋さんには入荷しないという緊急事態が発生してしまいました。これが田舎の辛いところなんですよ!俺も土日は朝から晩まで仕事なのでいつものミニ四駆を走らせに行ってるお店では閉店時間に間に合わないし、いろいろ考えた結果、31歳にもなって少し遠くのジョーシンにミニ四駆の在庫を確認する電話をしましたよ……!いちおう心の中では子供のために買ってあげるパパという設定だよ……!

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おかげさまで無事にZウイングマグナムが制作できました!
ARシャーシ+ライトダッシュモーター+超速ギヤ、脱脂した620ベアリングを軸受けに(ARシャーシだとユルユルな気がする)、ヤスリで少し表面を削ってならしたスーパーハードローハイトタイヤを履かせています(軸受けとホイールとの間にベアリングローラー用のスペーサーを噛ませています)。ボディは最後まで塗装しようかどうか迷ったのですが、結局は原作準拠に仕上げようと思いまして、丁寧にシールを貼ってからクリア(トップコート)を吹きました。モーターの慣らしとブレークイン(ギヤ系の慣らし)も済ませました。各慣らしをすることでスムーズに駆動するようになるのです。実際にはタイヤを浮かせてマシンを固定して、古い電池で何分間か走らせる(というか空転ですけど)だけのお手軽作業なのですがね。
意識的に丁寧に組んでグリスアップをしましたので、かなり音が静かでビックリしました。ARシャーシはMAシャーシよりもややコンパクトな印象。さらに、電池カバーやギヤカバーが底面にあることにも驚きました!ボディを外さずにほとんどのメンテナンスが出来てしまうので、提灯系のセッティングをされている方々にはありがたいのではないでしょうか。

さて、上の画像をよく見ていただきたいのですが、フロントタイヤが異様に出っ張っていませんか?いくら軸受けに620ベアリングを使っているとはいえ、こんなにタイヤが外に出るものなのでしょうか?

なんとこれタイヤの前後が逆なんですよ。

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これが正しいZウイングマグナムです……。
ホイールって前後があるんですね!衝撃!!
えらそうに「Zウイングマグナム完成」とか言ってドヤ顔でツイッターに画像をあげておきながら、よく見たらタイヤの前後が逆で、次の日に「タイヤが前後逆でした」という情けないツイートをしましたからね、俺。今までに触ったタイヤは前後とかいう概念がなかったような気がするのですけれど。

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漫画ではZウイングマグナムが空中でコーナーリングするんですよね(笑)
「爆走兄弟レッツ&ゴー」では、”空力”から生まれる”ダウンフォース”という概念が本気で万能な世界観なのです。どれくらい万能かっていうとジョジョ第七部の”回転”くらい万能。ミニ四駆の空力で真空の刃を発生させて隣のレーンを走っているミニ四駆を破壊したりしていますからね。
こういうロマン(漫画の必殺技)があると、どうしても原作準拠のボディに仕上げてしまいたくなります!空中でコーナーリングができないとわかっていても、みんな漫画の中のZウイングマグナムが欲しいのです!
最初Zウイングマグナムはフラット(平面コース)用のマシンにセッティングしようかと思っていたのですが、結局は走らせるコースが例のあの立体コースしかないので(笑)、基本的にはZウイングマグナムにもシューティングスターとほぼ同じセッティングでパーツを取り付けて組んでみます。俺のシューティングスターはMAシャーシといって両軸モーターが仕様なんですけれど、このZウイングマグナムのARシャーシは片軸モーターなので、同じようなセッティングだと手軽に2台を比較できて面白そうですよね。とうぶんは最新シャーシのツートップであるこの2台でトライ&エラーを繰り返しながら、セッティングを詰めてミニ四駆を走らせていきますよ!

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「二ツ星駆動力学研究所」
このタイミングで「二ツ星駆動力学研究所」、通称「TMFL」についてもやはり触れなければならないでしょう。「二ツ星駆動力学研究所」はとなりのヤングジャンプでWeb連載されているミニ四駆漫画です(公式ページ で最初3話とまだコミックス化されていないところは無料で読めます)。従来までのブームをけん引したミニ四駆漫画とは大きく違い、どちらかというとエッセイ的な内容に近く、ミニ四駆を本気で楽しむ大人たちの日常が描かれています。半分ノンフィクションであり、このチームと登場人物は実際に存在しています。今の第三次ミニ四駆ブームは大人を中心に盛り上がっていますので、その部分ともがっちりはまった作品ですよね。この作品がキッカケでミニ四駆に復帰された方々も多いのではないでしょうか。かくいう俺自身もミニ四駆に復帰したキッカケの一つがこの漫画です。

漫画から実際に生まれたTTS (Team Truth Seeker。黒を基調としたカラーリングに中二病マシンネームをつけたものだけがメンバーになることができる)という企画チームもあり、いまやミニ四駆界の一大勢力となって、連日ツイッターを賑わせています。実は俺も最初はZウイングマグナムをいま流行りのマットブラック基調のTTSカラーに塗装しようかと迷っていたのですが、結局やめました。ミニ四駆チームに対する憧れもなくはないのですが、集団ならではのややこしさがどうしても先に立ってしまいますよね(まぁTTSは一種のお祭りのような雰囲気でもあるのでちょっとは参加してみたい気持ちもまだあるのですが)。だったらもっと楽なチームを自分で作ればいいのです。俺はもうあらゆる縛りがなくミニ四駆に対するスタンスも温度差も一切問わない、なんならミニ四駆を持っていない人でもメンバーになれるゆるいミニ四駆チーム、週刊ミニ四ハムスターズをいずれ立ち上げますよ!今はまだ俺一人!

さて、プライベートなお話になりますが、俺は来年結婚する予定にしています。しかし、ここ最近は少し悩んでいまして、来年結婚するっていうのに俺はなんとなく地に足がついていない宙ぶらりんな感じで、決してお給料が高いとはいえない福祉のお仕事をしながらうまくいかない漫画を描いていてさらにはミニ四駆にお金まで使って、俺は一体何をやっているのだろう、このままでいいのだろうか……、とお仕事をしていても漫画を描いていてもミニ四駆を組んでいても妙な罪悪感にさいなまれるようになってしまい、会社でもマリッジブルーではないか疑惑まで出るようになってしまいました。ハンターハンターの針が抜ける前のキルアじゃないですけれど、俺はいつも常に最悪の状況を想定して悩んでしまうのです。
思い切って彼女にその話をしてみたら、「好きなこと全部したらいいやん。結婚したいのは一緒にいたいからで、特にしてほしいことはないよ。守ってほしいとか、そんなんないもん。心にスプリガンいるし」と言われまして、驚くくらい一瞬で悩みが解決しました。そもそも様々な困難にぶつかることも覚悟したうえで選択して今まで走ってきた道だったではないか!俺の尊敬する承太郎さんも、「『道』というものは自分で切り開くものだ」とおっしゃっておられました。まさにその通りですよね。最初から困難は想定済みだったはずなのに、今さらウジウジと一体何だというのでしょう。決して彼女に甘えるわけではないのですが、抜き差しならない事態に直面したらまたその時に考えて行動すればよいだけではないですか。俺に覚悟が足りなかっただけなのです。今は初心にかえったような清らかな気持ちです。というわけで、俺はお仕事も漫画もミニ四駆も好き放題にやっていきますので、これからもこのブログ『週刊ミニ四ハムスターズ』をどうかよろしくお願いいたします。俺のこの覚悟もロックナットでしっかり締めておきますね!
※スプリガン=漫画「スプリガン」に出てくる主人公・御神苗優(おみなえゆう)というキャラクターが彼女の一番好きな人です

ランキングに参加しています。よろしくお願いいたします。
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新型シューティングスター・ピンクコメットがやっと完成しました。
俺のシューティングスターはコースで失敗するたびにマイナーチェンジするんだぜ!ミニ四駆を全く知らない彼女にはいつも「なんか王様みたい」と言われるこの俺のミニ四駆なのですけれど、サイドマスダンパーが王様っぽいのでしょうか?よくわかりません(笑)

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結局まだギヤ比はいじらずに、MAシャーシ+トルクチューンモーター+超速ギヤ(3.5:1)の組み合わせのままです。マスダンもほんの少しだけネジを緩めたサイドにヘビー、リヤにスクエアのヘビーを配置しています。
前後を金ラメのカーボンにして、リヤブレーキをレギュレーション(公式レースの規定ね)ギリギリの位置まで後ろに下げたいだけだったのに、ただブレーキをほんの少し後ろに下げたかっただけなのに、お仕事を挟んで丸二日もかかるという、まさかの超大変な作業になりました。せいぜい一時間ほどで終わる改造だと思っていたので、本当に俺はミニ四駆をなめていたのだなーと反省しております。ただでさえリヤ回りはいろんなパーツでゴチャゴチャとしがちなので、何か1つの位置を変えてしまうと他の何かの位置がズレたり干渉したり、結局は全体のバランスを見直して全てを再設定しなおすことになりました。ローラーの位置、FRP、規定の車高、このあたりの兼ね合いの微調整だけで丸一日はかかりましたからね。その分、上手く完成した時は嬉しくて一時間くらいニヤニヤと眺めて、挙句にはこのミニ四駆をさかなにしてビールを飲み始めましたからね!一人で!

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シューティングスターから何か出てきたなっしー!

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無駄ァーッ!!
シューティングスターは永遠にジョルノのものだわッ!

茶番は置いておいて、今回はこの大変だった改造について自分用のメモも兼ねて書いてみようと思います。なぜなら、これをバラしてもう一回組み立てろと言われてもおそらく無理だからである。

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なんとかしてリヤブレーキを延ばそうと試行錯誤しているところですね。
最初の俺の計画ではマルチステーをくっつけるだけで終わるはずだったのですが、うまくくっつかないうえになんだかしっくりこないので、FRPマルチ補強プレート(あの穴の空いた黒くて細長いプレートのことだよ)を組み合わせてなんとかしようと一生懸命かんがえていますが、こんがらがっています。皆様は一体どんなテクニックを使ってリアブレーキを後ろに延ばしているのでしょうか。
結局俺は力技で解決することにしまして、FRPをラジオペンチで強引に切断してヤスリで削ったものを使ってブレーキを伸ばすことにしました。なるべくは既製品を使った改造にして、切ったり削ったりは(今のところは)極力しないということにしていたのですが、もう早速切断して削ってますよ俺。ちなみに、この時にヤスリで削った粉は次の工程で使用いたしますので大事に取っておきます。FRPの粉は大量に吸い込むと有毒らしいので、窓を開けて換気しながらマスクをして作業をするのが良いみたいです。

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FRPマルチ補強プレートの断面に接着剤を流し込んでいます。
FRPに、FRPを削った粉を混ぜた接着剤を断面から染み込ませるとと強度が上がると聞きまして、試しているところです。たしかにカッチカチに硬くなりますね。FRPは安いうえに加工が容易なのが素晴らしいメリットですよね。強度面の不安も、加工してからまた接着剤で強化してやればいいだけですし。
リヤブレーキ拡張用の他にももう一つFRPマルチ補強プレートを接着剤で二枚貼り合わせたものを作っています。今回の改造では使わないのですが、いずれはこれをブレーキ代わりに取り付けるのもありかなと思っています。ブレーキとして取り付けた時に、ネジ山がコースの床に接触しないように隠すため、貼りつけた2枚のうち1枚だけ穴を拡張しています。純正パーツのブレーキはどうしても場所を取っちゃうんですよね。カッコイイんですけど。

さて、ここで問題発生です。
俺の手に接着剤がついてとれません!これは一体どうしたらいいのですか!
石鹸でも除光液でも取れず、ついにはツイッターで呼びかけてみたところ、心優しい方に「専用の溶剤で溶かせるよ」とお聞きいたしました。その節は本当にありがとうございました。しかし既にホームセンターが閉まっていましたので、結局はお風呂に入ってお湯で根気強く揉みほぐして流しました。

塗装にうるさい親友のツジくんには「何なんこの汚い接着剤の使い方」みたいなニュアンスのことを言われました。うん、まぁ、普通は手に接着剤が着くことはないですよね……!最初だからどれくらい流し込めばいいのか加減がよく分からないんですよ~!FRPに接着剤を流し込んだあとが白くシミになっていたりして、やや汚いのでヤスリで削ろうかなとかも考えたのですが、少しだけ削ってやめました。面倒な作業で体調がしんどくなりそうなのもあるのですが、せっかく接着剤で硬くしたFRPをまた削るとか自分が一体何をやっているのかわけがわからなくなってくるからです。

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FRPを切って、削って、ビス取りつけ用の穴を拡張して、接着剤を流し込んで、ようやくブレーキを乗せられる形になってまいりました……!
ほんのちょっと改造するだけなのに、一生懸命考えて試行錯誤して、本当に大変だった……!しかし、ここからがまたさらに大変だったのです!!

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各パーツの高さの調整がまじで死ぬほど大変でした。
FRPを切ったり削ったりしてやっとリアブレーキを規定ギリギリまで後ろに下げられたのは良いものの、いざ取りつけてみたら、ローラーがブレーキに干渉してるじゃあねーかァー!!最初はブレーキ拡張用のFRPの下にローラーをつけていたのです。本当に何も計算通りにはいかないですね。再び考えた結果、シャーシのバンパーとブレーキ拡張用FRPの間に挟むような形でとりつけました。このあたりの調整は皆様もかなり気をつかわれるポイントではないかなと思います。リヤのブレーキとローラーの位置はなるべく下げた方が安定しそうですからね。
またさらにそこからブレーキの高さを調整するのがキレそうなくらい大変でした。ブレーキは床から1mmのレギュレーションギリギリにセットしようと色々試した結果、1.5スペーサーと3.0スペーサーにワッシャーの小さいやつ2枚で地上高1.1mmくらいになりました(メモ)。何回も何回もスペーサーやワッシャーを入れ替えて車高を確認をするというこの作業だけで2時間くらいかかってますからね!!ミニ四駆の改造って本当に大変。熱がでそうになりますよ。こういうのもプロい人は一瞬でセッティングできたりしちゃうのですか?
ブレーキは限定カラーのブルーにしてみました。スポンジは灰色です。前回まではリヤのマスダンパー(重り)に使用していたボールリンクマスダンパーなのですが、効果がいまいち実感できないのと、可動するためのボールの部分が少しボディに干渉してしまうのが気になるので、もうシンプルにマスダンパースクエア(ヘビー)をキャップスクリューでそのままブレーキに乗せました。重心を下げたいのでなるべくマスダンを下の方へ装着しようと考えると、どうしてもブレーキの上になってしまいますよね。マスダンパーを取り付けたキャップスクリューは現行パーツの中では一番強度の高いビスになります。マスダンのビスはコースアウトですぐに曲がって使い物にならなくなるので、なるべく強度の高いものにしてみました。※厳密に言うと、モーターを分解して手に入るモーターピンが現行パーツの中で一番硬いらしいです。
直接飛び出ているビスはそのまま青のボールスタビキャップをとりつけて保護しました。マスダンパーはもう少し軽いのでもいいかなーとは思うのですが、全ての想定を越えてくるあの鬼コースなのでかなり大げさに対策しています。

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フロントアンダーガードの高さも調整しました。
フロントアンダーガードが床に接触することでリヤブレーキが効き始めるはずなので、フロントを下げれば下げるほどリヤブレーキが早めに発動するはずなのです。前回まではシャーシとアンダーガードの間に挟んでいた1.5mmスペーサーを外して、分厚い方のアンダーガードにそのまま直にブレーキスポンジ(黒)を貼りつけてみました(センターのスポンジはコの字型に、両サイドはL字型に貼りつけました)。既にはがれかけている両サイドのL字ブレーキは外してもいいような気もしますし、黒スポンジではなくて緑スポンジでも良いような気がしてきますね。※ブレーキスポンジは灰色が一番強力で、黒がその次に強く、緑がもっとも弱いブレーキになっています。
これだけの強力なブレーキセッティングならばスロープ手前からかなり減速できるはずなので、あの永遠にクリアできない地獄の下り二段ジャンプすらも安定して突破できるんじゃないか、という作戦です。しかし、想定通りにいかないのがミニ四駆。これでダメならモーターをトルクチューンからアトミックチューンに変えてみます。ブレーキで減速してからの上りスロープから下り2段ジャンプまでのコーナーと直線で加速してしまうのがいけない・という俺の仮説に基づいた理論でいくと、トルクチューンモーターよりもやや加速に劣るアトミックチューンモーターならいけるはずなのです。

ただ、このセッティングで完走できたとしてもメッチャ遅いと思うんですけど!!

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どうしても手動でホイールをはめ込むと(アルミスペーサーを挟んでいるとはいえ)620ベアリングがホイールに干渉してキレイに回らずに抵抗になっているような気がするのですよね。なので、タイヤの取り付け方を少し工夫してみました。あらゆるミニ四駆のパーツについてくるタグの厚紙を挟みこんで(あらかじめ切り込みを入れておきます)、タイヤをギューっとはめてから厚紙を抜くとほんの少しだけベアリングとホイールの間のシャフトに”遊び”ができます。これでタイヤもキレイに回ってくれるでしょう!本当はアルミスペーサーよりも、モーターを分解して手に入る絶縁ワッシャーの方が使い勝手が良いそうなのですが、まだモーターを分解できるほど要らないモーターを持っていないので、しばらくはこのままです。キット付属のノーマルモーターが4つ以上になった時にチャレンジしてみます、モーターの分解。

★まだ調整に迷っている部分
・モーター
・ギヤ比
・ブレーキの数と強さ
・マスダンパーの重さ

このあたりはまた実際にコースで走ってみてから、詰めて調整したい部分です。
せっかく新しくセッティングをしたので早く走らせに行きたかったのですが、先週は急なお仕事が入ってコースに行けなかったんですよね~。今週こそは行く予定にしているのですが、行けそうな木・金曜日あたりがなんだか雨とかぶっているような気がします……!降らないでくれェェーッ!!なぜかというと、俺が普段ミニ四駆を走らせに行っているお店のコースは半分屋外みたいな感じだからです。スプラッシュマウンテンになっちゃうよー!
コースで走らせないことには課題が見えず、次の改造もできないので、雨天だった場合、次回は週末に発売されるZウイングマグナムを買って作ろうと思っています。

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このミニ四駆専用ブログ『週刊 ミニ四ハムスター』のプロフィール画像のために、彼女に俺のプロフィール画像を描いていただいたのですが(似てる!)、「ミニ四駆」の漢字が間違っている……!ミニ四駆を全く知らない彼女にとっては意外とそんなものなのかもしれませんね(笑)よりにもよって俺の相棒を「駒」て(笑)!しかし、俺のミニ四駆を彼女があたたかく見守ってくださっているという状況はすごく嬉しいことであります。奥さんや恋人に「しょーもないもんに金つかうなボケ」とかボロクソに言われるみたいな話もたまに聞きますからね(笑)

ランキングに参加しました。よろしくお願いいたします。
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俺のシューティングスターが完成しました!

自分で言うのもなんですけれど、なかなかかっちょいいんじゃないでしょうか。元々は濃いブルーが印象的な新幹線カラーのマシンなのですけど、俺の好きなドピンクに塗装してみました。蛍光ピンクにコバルトブルーのアクセントが良い仕事してますよね!塗装には丸一日かけました。かなり早い方だと思います。ラッカー系の塗料は中身まで完全に乾くのには一週間かかるとか言いますからね。


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シューティングスターはこの角度が一番カッコイイんですよね!
ご覧ください、このロマンあふれる大きなエアインテイク!
こだわる人は塗装にもすごく時間をかけて少しずつ重ねていくそうですが(その方がキレイに仕上がるから)、俺はもうガーッと一気にラッカーを吹いてしまいます(だからガビガビ笑)。特にトップコートなんかは丁寧に少しずつ重ねていって一週間は乾かすらしいですよ。そうすると多少のコースアウトくらいでは塗装がはがれないらしいのです。しかし、時間をかけて行うのはすごく疲れるし、その作業工程そのものでミニ四駆に対するモチベーションが低下してしまいそうで、それがすごく嫌なのです。仕上げに至るまでの工程を想像しただけでもゲンナリしてきますよ。早くコースに走らせに行きたいのに一週間も塗装しろっていうの?無理だろ!しかも、俺レベルになると息をするようにコースアウトするんですよ。確実に塗装がはがれるでしょう。だったらそこにはまだあまり時間をかけたくないですよね。実際、ガーッと吹いてもわりと気に入った俺好みのシューティングスターが完成していますので、まぁいいかなと思っています。いや、本気で余所行き(?)のマシンを作るならもっとちゃんとしないといけないかなあとも思いますが。まだその段階ではないですからね。
では、早速コースに走らせにいくぞー!
今回はレーンチェンジにひっかからないように、フロントの高さを下げて対策してきましたからね!そこそこ走るだろう!目指せ、安定した完走!

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コースアウトしかしない俺のシューティングスター。
この二段下りスロープ(さらに着地してすぐにレーンチェンジ)の攻略法がわかりません。ミニ四駆って上りではフロントが傾くからブレーキで減速できますけれど、どう考えても下りではブレーキが効かないですよね?何回やってもこの下り二段ジャンプで飛んでいくのですよ~、文字通り流星のように!そもそも前回とコースのレイアウトが変わってるじゃねえか!(店主のおっちゃん「オータムのタイムアタック始まるから、レイアウト変えたで」)
宇宙世紀にはシスコンでロリコンの”赤い彗星”と呼ばれるエースパイロットのニュータイプがいたそうですが、俺のシューティングスターも走れば走った分だけ彗星のように飛んでいきます。あれは彗星かな…?いや…違うな。彗星はもっとこう、バァーって動くもんな。俺のシューティングスターはさながらピンクの彗星ですよ。もうピンクコメットに改名します。

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初心者の俺が持てる最大最終奥義「マスダンパーガン積み」でも余裕のコースアウトでした。
(※マスダンパー=ミニ四駆にかかる衝撃を相殺してくれる可動する重りのことです)
サイドマスダンパーを固定しているビスの一つにスプリングワッシャーを挟んで少し角度をつけて、ビスも若干ゆるめ、ジャンプ中にフロントが浮いてもマスダンパーが可動しやすくした(つもり)けれど、余裕のコースアウト。さらに、見た目がダサくなるのも我慢してフロントにマスダンパースクエア(ヘビー)を取り付けてみても、余裕のコースアウト。今の俺の知識の中では「マスダンガン積み」っていうのは最後の切り札なんですけど。これ以上何をどうしたらいいというのでしょうか。マスダンの積みすぎでスピードも遅くなり(それでもコースアウトするよ)、さらにはマシンが重すぎていまいちブレーキが効いてないような気がします。トルクチューンモーターなのにな~。次はギヤ比を変えて、ブレーキも黒から灰色の強力なブレーキに変えてみて、それでも駄目なら途方に暮れるしかねえじゃあねーかァー!!(承太郎)
超速ギヤが何なのかもよくわかっていないうちはまだあんまりいじりたくないんだけどな~、ギヤ。超速ギヤっていう響きもカッコイイし。

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まじでどうやって攻略するんだよ~!
見てください!この角度!この落差!こんな二段ジャンプが、スロープを上がった180度コーナーからの直線で加速して抜けたすぐのところにあるんですよ!絶対かっ飛ぶわ!そしてかっ飛んだ先にはレーンチェンジ……!
隣におられた提灯セッティングの方も、マスダンパーを普段より多めに積んで、ギヤを超速から少し遅いものに変えて、モーターもハイパーダッシュから落として、それでも吹っ飛んでコースアウトしてバンパー割れてましたよ(※提灯=マスダンパーを提灯みたいにぶら下げて可動するようにした初心者には少し難しい改造)。こんなの皆さんクリアできるんですか?俺はまだ今月からミニ四駆に復帰しただけの初心者なので、何が何だかわからなくて自信がなくなってきました。まだコースを完走すらできないなんて!みんなこんなのアッサリ完走できるの!?と思いまして、いつもミニ四駆を走らせに行っているこのお店をネットで調べてみたら、「鬼畜コース」、「無理ゲー」、「心がバキバキ」とかいっぱい出てきて、なんだか少し安心しました(笑)やっぱり難しかったのですね!俺は今のコースレイアウトでも絶望しているのですが、昨年のレイアウトはもっと難しかったみたいで、ノーマルモーターでも完走できなかった・と書いてありました(笑)何だろう、このお店はコースを攻略されたくないのだろうか、それとも強いミニ四駆レーサーを育成するためにこんなにスパルタなのだろうか、などいろいろ考えさせられました笑。
俺はここのコースでしか走らせたことがないから、まだミニ四駆をコースでビュンビュン走らせる喜びも知らず、ただただこの二段ジャンプの下りスロープをトルクチューンモーターですら完走できずにくじけてしまうところでした(笑)前に店主のおっちゃんが「ここのコースで育ったレーサーは強い」と言っていた意味がよくわかりましたよ。
印象的だったのは、提灯セッティングのマシンを持った隣の方々が「俺らがいつも走らせてるコースってフラットやったっけ?」とおっしゃられていたことでした。いつもは他のお店をホームに走らせている方々の今までのコースが全てフラットになってしまうほど……!(「攻略できないから悔しいし、腹立つし、燃える」とおっしゃっておられました。マゾい!)
俺はまだフラットコースを知らない。

今日も上の空でお仕事をしながら、どうすればあの下り二段ジャンプのコースを安定して完走できるかを考えていたのですが、全然わかりません。攻略できる人を見てみたいです。スピードを極端に遅くするか、逆に速くしてジャンプの飛距離を調整するか、電池を減らすしかないんじゃないでしょうか。もしくは、マグナムトルネードしかない!

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マグナムトルネード

店主のおっちゃんは二段ジャンプを一気に飛び越えるのもありかな、とおっしゃっておられてましたよ、真顔で(笑)それを聞いて、飛び越えるためにハイパーダッシュ2で走っていた人が二段ジャンプを一気に飛び越えたところでバウンドしてレーンチェンジにぶつかっていました。コ-スの攻略法を考えている時間はすごく楽しいのですが、難しいですよね~!答えが出ないよ~。
現時点での俺の方向性としては、ブレーキをしっかりセッティングするという基本に忠実なところからまずトライしてみようと思っています。マシンが重ければ重いほどブレーキが効きにくくなるはずなので、フロントのマスダンを外してブレーキを着けて、リヤブレーキも規定の長さギリギリまで後ろに伸ばしてブレーキの効果を高めるセッティングで考えています。

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二段ジャンプの着地点すぐにあるレーンチェンジの壁。
提灯セッティングが何なのかすらもよくわかっていない初心者の俺にこのコースが攻略できるのでしょうか。お店のおっちゃんはまだ「奥の直線に芝を敷こうかな」とおっしゃっておられましたよ。ブレーキの高さもギリギリまで下げようと思っているのに、芝なんか敷かれたらもうブレーキが引っかかってマシンが走らないじゃないですか。一体どういうセッティングが正解なのでしょうか。経験値が足りなくて何から考えて手をつけたらいいのか分かりません。ミニ四駆の師匠が欲しいです。周りでは誰もミニ四駆をやっていないので、俺はただただ孤独にミニ四駆を走らせているだけなのですが、こういう時に一緒に考えたり相談する仲間がいればさぞかしお酒が美味しく飲めるだろうな~とか思うと、ミニ四駆仲間のいる人が少しうらやましいですね。だからこそ俺はこのブログを作ったわけなのですが。

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このあたりは安定して走ってくれるんですよ!二段ジャンプだけなんですよ!コースアウトするの!
ミニ四駆が下りだけゆっくり走るとか、着地で跳ねないとか、絶対とは言わないですけれどたぶん不可能じゃないですか。上りにMAXでブレーキをかけて突入したとしても、下り二段ジャンプの頃にはすでに加速しているような気がするのですよね。しかし、今の俺の持てる知識ではブレーキセッティングを見直すしか方法が思いつきません。
それとも、提灯やヒクオ(?)といった改造はそれら(二段ジャンプを安定して飛ぶこと)を可能にするようなセッティングなのですか?だとすれば、俺は勉強してそのセッティングを試してみたいです。つい先週、流行の改造を盲目的に行わない、みたいなことを書いたような気がするのですが、わずか一週間にしてこの心境の変化。それほど完走できなくて悔しいのです!!(※ヒクオ=提灯を発展させた改造)
今のミニ四駆は昔よりも性能が良いため「難しい改造をしなくても丁寧にキチンと組めば結果が出る」と言われていまして、それは技術力のある一部の大人だけが速いマシンを組めるわけというではなく、子供や初心者でも愛情を込めて丁寧に組めば速いマシンが出来上がるという、TAMIYAが何年もかけてたどり着いたミニ四駆というカテゴリが洗練された結果の究極形であると思います。説明書通りに組んでシンプルにパーツを積んだマシンが速いっていうのは理想かつ、至高の真理なのですよね。しかし、丁寧に組んだシンプルなマシンで攻略できないコースはどうすればよいのだ!流行りの改造に手を出したくなるではないか!
隣でミニ四駆を走らせていた人が「ラジコンは手である程度ごまかせるけど、ミニ四駆はレースが始まったらごまかしがきかへん。ラジコンよりもはるかに難しい」とおっしゃっておられまして、なるほどな、と思いました。この方は、いつもラジコンを走らせているお店にミニ四駆のコースが常設されたことがキッカケで、ラジコンの充電中の暇つぶしにミニ四駆を組んで遊んでいたらいつの間にか本気になっていたそうです。

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やはりフロントのマスダンパースクエアは美しくないな……!外そう!(そういうことを言っている場合ではないのだけれど)
いや、美学は大事ですよね!たとえ安定しなくなるとしても、譲れない部分はありますよね。提灯セッティングもボディの上にぶら下げるやつはあんまりかっこよくないので、できるだけやりたくないのです。ボディの下に組む提灯ならば空力ボディのフルカウルミニ四駆でも美しさを保てそうなので、こちらはそのうちチャレンジしてみたいですね。
フロントにもマスダンパーをつけていたら二段ジャンプででんぐり返ししましたよ(笑)マスダンもただ闇雲に前後左右に装着すれば安定するってものではないのですね。難しい。

ちなみに、画像の後ろにあるのでお分かりかと思いますが、ミニ四駆やらパーツやらをまとめて収納するためにレーサーズボックスを買いました(パーツを小分けにする小さなボックスも一緒に買いましたよ)。これだけでかなり片付きましたし、コースで走らせるために出かける準備も楽チンになりました。

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もしかしてプラリングローラーって消耗品なのですか?
ちょっと走らせただけで既にプラリング(ローラーの青い部分)が削れてきているような気がするのですけれど。ベアリングローラーはなかなかに高価なので切実に困りますよ!パーツの消耗もさることながら、パーツ一つ一つのメンテナンス(ケア?)はどうしたらよいのでしょうか。ベアリングやアルミローラーは放っておくと錆びるとか聞いたのですが、パーツクリーナーを使って拭くとかでいいのでしょうか?先週も書きましたけれど、一番困っているのがタイヤのケアですよ。コースを何週か走ると、俺の美しい蛍光ピンクのペラタイヤがもう真っ黒に汚れちゃうんですよね。店主のおっちゃんに聞いたら、「パーツクリーナーでササッと拭きとってやったらいい。あんまり拭きすぎるとグリップも変わるから気をつけなあかんで」と教えていただきまして、拭きすぎたらタイヤの状態まで変わってしまうなんて聞くと、そもそもどれくらい拭くのが正解なのか加減もわからないし、びびりながら拭いて今のこのタイヤの状態です。黒い。コースを何回か走らせるごとに濡れティッシュでサッと拭くのが良い・とも何かで読みまして、これも正解なのかどうなのかわかりません。ミニ四駆ってわからないことばっかりですよ!!
ちなみに、ボディは度重なるコースアウトによって既に傷だらけです(泣)

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梅田のヨドバシで金ラメのカーボン買ってきました。
こういう高価なパーツがすぐに売り切れてしまうくらいに大人気で流通しているあたり、今のこの第三次ミニ四駆ブームの中心は大人レーサーなのだとまざまざと認識させられますね。今年のジャパンカップ(ミニ四駆の全国大会)では若いお姉さんが優勝されていまして(→動画 )、まさに今のこのブームを象徴するかのような大会だったといえるのではないでしょうか。ミニ四駆はもはや少年だけのものではなく(少なくとも俺が小学生の頃はミニ四駆は子供のものであった)、年齢や性別を問わなくなってきているのです。
カーボンはなんだか使うのが勿体ないのでどうしようか迷っているのですが、うーん、せっかくなので使ってみようかな~。もう少しセッティングに慣れてから触る方がいいような気もしますし、今のFRPが壊れるまではまだいいかな~とも思っています。でもせっかく買ったしな~。FFでエリクサーを使うのを惜しむようなそんな気持ちです(そして終盤で余る)
先週、京都に出る用事があったので帰りに梅田に寄ってカーボンを買ってきたのですが、普通に家の近所のジョーシンにも置いてました。

★次回のブレーキ重視の改造について。
・フロントのマスダンパースクエアを外して、フロントアンダーガードにブレーキを装着する。
・リヤのブレーキを規定ギリギリまで後ろに伸ばす。
・ブレーキ位置を車高1~1.5mmで調整する。
・それでも駄目ならギヤ比を変える。

これからも俺のシューティングスター・ピンクコメットをよろしくお願いいたします。

来月はいよいよ、マイナーチェンジではないフルカウルミニ四駆としては17年ぶり(?)の完全新作であるZウイングマグナムの発売と、第二次ミニ四駆ブーム当時に爆発的な人気を誇ったサイクロンマグナムとハリケーンソニックがARシャーシで復刻されますよね。ミニ四駆は2台持ちの方が上達が早いと聞きましたので(ちょうどARシャーシも試してみたかったし)、どれかをゲットしようと思っています。原作漫画を読んでいましたので大胆に軽量化されたフロントカウルに巨大なウイングを乗せたサイクロンマグナムはかなり思い出深いマシンなのですが、完全新作のZウイングマグナムも漫画を読んだらなかなか熱かったです!変にアレンジせずに原作準拠なボディを再現して走らせたいものですね!


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かっ飛んでいく俺のアビリスタ蛍光ピンクver.
ついにコースデビューを果たしたのですが、まじで飛ぶ飛ぶ。正直、俺の計算では、「トルクチューンモーターやし、ぶっちゃけマスダンパーもブレーキも要らないくらいやと思うけどまぁ一応着けといた方が安全かな」くらいの感じやったんですけど、とんでもない!!全く安定しない。本当にミニ四駆は計算通りにいかないですね。
アビリスタ蛍光ピンクver.のスペックは、MAシャーシ、トルクチューンモーターPRO、超速ギヤ(3.5:1)、充電式のニッケル水素電池ネオチャンプ、です。

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L'Arc~en~Cielの「Driver's high」のPVのラストを彷彿とさせる絵面
超跳ねる跳ねる!コースの起伏がくるたびにBダッシュからのジャンプですよ。トルクチューンモーターってこんなに走るの!?かなりビックリしたのですけど。そして、初めてコースデビューして分かったことは、ミニ四駆は何週か走らせるだけですぐにマシンが痛む、ということです。ローラーとかゆるんできて、最後には走行中にバラバラになったからね!コースアウトもいっぱいしたし、負荷によるダメージがすごいんでしょうか。他に誰も走っていなくて本当によかったですよ!良い勉強になりました。何週かさせるたびにマシンを軽くメンテナンスしないといけないのですね。

{7694BDA1-CC64-454D-AE53-8DC619216BD6:01}
何が何だかよくわからない複雑にいりくんだコース

初心者にこのコースは難しくないですか?というか、実際に難しいらしく、ここのコースを速いタイムで攻略できる頃にはそこそこ腕が上がっているそうです。普段このお店で走らせているレーサーさんも速い人が多くて、余所のお店では煙たがられるそうですよ、速いから。ついこの前のジャパンカップでも何人か準決勝までいった、とおっしゃっておられました(店主のおっちゃん談)


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ここの奥のレーンチェンジのポイントがやばい
長い直線からのスロープでどうしてもマシンが浮いてしまい、レーンチェンジの壁にぶつかってしまうのです。鬼だよこれ!!ぶつかりすぎて俺のアビリスタ蛍光ピンクver.のフロントのスタビ曲がったからね泣!!やはり、これはもっと重りを装着するしかないのか。余談ですが、「重り」て言ってたら店主のおっちゃんに「重りじゃない、マスダン!」と怒られました(笑)ガンダムのことをロボットって言ったら「モビルスーツだよ!」と怒った友人を思い出しました。

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アビリスタ蛍光ピンクver.が機嫌良く走っている時に計ったタイム
1周で18.14秒ですわ。このお店で現在開催されているオータムのタイムアタックのレコードが2週で32~36くらいだったかな?(逆回りも込みだったからうろ覚え)速すぎるだろ!!トルクチューンモーターですら制御できていない段階ですからね俺は!(※タイム測定はLapTimerというiPhoneのアプリを使用しました)
ちなみに、中学生以下とオープン(大人)で分けているそうですが、中学生以下の1位がオープンの2位とほぼ同じくらいのタイムだそうで、あまり差はないそうです。小学生なんかはあまり軽量化しない傾向にあるそうですが、それでも大人とほぼ変わらないタイムだとか。やはり突き詰めていくと、細かい軽量化で差をつけていくしかないのですかね。「以前このお店に通っていて一番やばかったやつはモーターを100個単位で買ってその中から厳選しとった」と店主のおっちゃんがおっしゃっておられました。まじかよ。

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かっ飛びまくったコースデビューでの反省をふまえてセッティングし直しました。
とにかく飛ばないように重りマスダンパーをサイドとリヤに着けました。ヘビーなやつを。重めのマスダンを乗せたので、ほんの少しでも軽量化するためにリヤのアルミローラーをスポークタイプのプラリング着きに交換し、さらにレーンチェンジの壁に引っかからないようにフロントの曲がったスタビを外して低めに改造しました。ローラーは全て脱脂済みです(※この脱脂という工程にどれだけの意味があるのか、俺はまだ具体的にはいまいち実感できていない)。タイヤはそのまま、蛍光ピンクの大径バレルタイヤをペラペラに削ったものを使っています。このタイヤがなかなかすぐれものなんですよね。ただ、タイヤがペラペラで衝撃を吸収しないし、シャフトも強化シャフトだし、ホイールにそのまま直にかなりの負担がかかってそうなので、破損しないかが少し不安。5本スポークですし滅多なことでは壊れない、とは聞いていますけど。

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フロントアンダーガードに1.5mmのスペーサーを噛ませて、地面からだいたい1.5mmくらいに位置を下げ、スロープの上り坂のタイミングでブレーキが早めに機能するようにしました。コースの床に引っかからないように、マルチテープ(青)を貼って保護&滑らせるようにしています。

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フロントのこの13-12mm2段アルミローラーなんですが、この形に改造するためにすっごい苦労しました。2段ローラーだけだとちょっと弱いかなと思ってスタビを着けたかったのですけれど、スタビを着けるとまたレーンチェンジで引っかかるし、なんとかフロントの高さを低めにセッティングしたかったので、ビスとナットと大径スタビヘッド(11mm)を試行錯誤しながら組み合わせて、最終的にこんなチェスの駒みたいな形になりました。フロントのFRPの固定が若干弱かったので、フロントアンダーガードの下から長めのステンレスビスを通してロックナットで止めています。FRPプレートは、接着剤とFRPを削った粉を混ぜたものを流し込むと強度が上がる・と、店主のおっちゃんが教えてくださいました(やってないけど)

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サイドマスダンパーもノーマルなものからヘビーに変えて、ビスも少しだけ長めのものにして装着しました。タイヤの真後ろですね。この金色のマスダンパーが上下に可動してミニ四駆の着地の衝撃を相殺してくれる、という立体コースでは必須のパーツです。これだけでもかなりマシンが安定したように思います。
タイヤなのですが、ペラタイヤだし別に両面テープで固定しなくても外れないだろうしいいかな・と思っていたら、コースで走っている時にタイヤがズレてしまっていたので(笑)、両面テープで固定しました。かっ飛びアビリスタ蛍光ピンクver.がそこそこ走ってくれたのは、このペラタイヤのおかげでしょうね。また、コースで走らせるとタイヤがめっちゃ汚れるのですけど、これはどうしたらいいのですか?パーツクリーナーでサッと拭くだけにしとき(あんまり拭くとグリップ力が変わってくるらしい)、と店主のおっちゃんが言っていたのですが、サッと拭くだけではいまいち綺麗にならないし、水洗いでは汚れが落ちないし、皆様は一体どうされているのでしょうかね。

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リヤにはボールリンクマスダンパーを(重心を下げるために)ブレーキに乗るようなかたちで装着しました。ボールリンクマスダンパーは重りの部分がパカパカと可動する重りマスダンパーです。こちらも一番ヘビーなものに交換しています。パーツそのままの状態では取り付けられなかったので、長めのビスとアルミスペーサーを組み合わせて、このようなかたちにしました。何度か手でマシンを落としてみたのですが(落下テストっていうのですか?)、圧倒的に跳ねなくなりましたよ。重心も以前よりは低めに調整できたのではないでしょうか。
ただし、モーターはまだトルクチューンモーターのままです!正直、「これだけマスダンパーを取りつけているのだから、ハイパーダッシュモーターでも走るんじゃないか」と思っているのですが、コースデビューの時の二の舞は避けたいので(笑)、まずはトルクチューンでいきます!トルクチューンで安定したら、ライトダッシュ、それも安定したらハイパーダッシュ、と徐々にステップアップしていく作戦です。ここからはトライ&エラーの繰り返ししかないでしょう。しかし、これだけズッシリと重くなってトルクチューンモーターでちゃんと走ってくれるのかな?スピードが出なさそうなんですけど。
とりあえず、現段階ではなるべく複雑な改造をせず、純正パーツの良さをいかしてシンプルな改造をしていけたらいいかな、と思っています。まだあまり知識と経験がない段階で、付け焼き刃で流行の改造を真似したりはしませんよ。よくわかってないうちにやるのはダサイからね!何か大きな課題にぶつかった時の手段かな、と思っています。脱脂を「なんとなく」でやってる俺が言うのもなんですが。

さて、ここまで改造してお気づきでしょう、この改造したシャーシにアビリスタの大きなボディが乗らないことに!ちょうどマスダンパーの部分が干渉するんですよね。ボディを削ったりしても良いのですが、あまり美しくはならないのですよね。というわけで、買ってきました。

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シューティングスター!
先週の記事にも書きましたが、個人的な思い入れが非常に強いシューティングスターにボディを乗せ換えます。小学生の俺にはこの新幹線みたいな流線型ボディと大型エアインテイクがすっごく魅力的だったのです!今見てもカッコイイ!!まだ組み立てていないから多分なんですけど、軽くシャーシに乗せてみた感じでは無改造でそのままMAシャーシに乗せられそうなんですよね。これから塗装して、完成したらまたコースに走らせにいこうと思っています。シューティングスターのキットについてきたMSシャーシはモーターの慣らし用に使う予定です。
ちなみに、ダッシュ3号シューティングスターは当時まだ中学生だった武井宏之先生が公募でコンテストに通ったデザインだって知ってました?俺は知らなかった!

さて、カッティングマットの上がネジやらビスやらナットやらの細かいパーツでゴチャゴチャになってきましたので、これらを何とか整理するのが来週までの宿題です。専用のボックスを買おうかな。