ライプニッツ『モナドロジー 他二篇』 | (元)無気力東大院生の不労生活

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勤労意欲がなく、東京大学の大学院に逃げ込んだ無気力な人間の記録。
学費を捻出するために、不労所得を確保することに奮闘中。
でした。

 ライプニッツ『モナドロジー 他二篇』を読了。

 

 読もうと思えば読める作品であるとは言え、新訳が岩波から出るというのなら購入してしまうのが悲しいところ。斬新な訳がなされるわけでもなく、「ああ、そういう文章だった」と確認する読書になるわけだが、後半に収録された書簡などは初見のものもあったので有意義だった。
 ライプニッツについては高額な著作集が刊行されているが、やはり、こうして手軽に読める文庫本に収録されるのは嬉しい。