万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3759 たちかへり3496

2020年10月26日 | 万葉短歌

2020-1026-man3759
万葉短歌3759 たちかへり3496

たちかへり 泣けども我れは 験なみ
思ひわぶれて 寝る夜しぞ多き  中臣宅守

3496     万葉短歌3759 ShuH294 2020-1026-man3759

□たちかへり なけどもあれは しるしなみ
  おもひわぶれて ぬるよしぞおほき
〇中臣宅守(なかとみの やかもり)=第3723番歌注参照。
【編者注】中臣宅守・・・六十三首(3723~3785)の第37首、贈答歌群48首(3731~3778)の第29首。男。
【訓注】たちかへり(多知可敝里)。我れ(あれ=安礼)。思ひわぶれて(おもひわぶれて=於毛比和夫礼弖)。寝る夜(ぬるよ=奴流欲)。



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