万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3788 耳成の3525

2020年11月25日 | 万葉短歌

2020-1125-man3788
万葉短歌3788 耳成の3525

耳成の 池し恨めし 我妹子が
来つつ潜かば 水は涸れなむ  ○

3525     万葉短歌3788 ShuH351 2020-1125-man3788

□みみなしの いけしうらめし わぎもこが
  きつつかづかば みづはかれなむ
○=作者未詳、壮士(をとこ)一。
【編者注】第1部(3786-3815、三十首)の第3首。男。巻頭と同旨の由縁(ただしここでは「三男(みたりのをのこ=三人の男)」が「縵児(かづらこ)」を巡って)。
【訓注】耳成(みみなし=無耳)[「大和三山の一つ耳成山」]。我妹子(わぎもこ=吾妹児)。



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