６月の星の動きと星空☆彡

（NGC6302 さそり座双極性惑星状星雲／NASA's Hubble Space Telescope）

こんにちは

いよいよ６月が始まりました

早くも２０２０年も半年をすぎましたね。

あまりにも激動すぎて、この先どうなるのか、

不安でもあり、楽しみでもあります。

今後の動きが気になるところですが、

ちなみ今月は、いよいよ夏至。

一年の節目である今年の夏至の日本では、

なんと、部分日食が起きます。

（詳しいことは星空案内をご覧くださいネ。）

アフターコロナを暗示する

重要な天体現象になりそうな気がします。

今月は日食もそうですが、星的にも

かなり、( ,,`･ω･´)ﾝﾝﾝ？といような、

気になる動きがいくつかあります。

ただ、宇宙は我々を見放したりしないので、

きっと悪いことにはならないと思います。

むしろ、心配の種は実は幻でした～

というオチがつきそうな気が致します。

そういうコトにしておきましょう

そんなわけで、早速、今月の星空と星の動きを

お伝えしますね

６月の星の動き

6月は夏至に部分日食があり、魚座を進む火星、山羊座を進む木星、冥王星をはじめ大きな変容や進歩を促すような星の動きが印象的。様々な分野では、夢のような発明やアイデア、システムが生まれるかもしれません。ただし、急速な時代の変化の裏で、遠い昔から受け継いでいる社会の因縁やカルマという複雑な課題と向き合う必要がありそうです。

これは根深いテーマなので、時代の光と闇がせめぎ合い、試行錯誤に。答えを出すまでには時間がかかりそうです。少なくとも、そうした古い時代の習慣や因縁を断ち切らなければ、前に進めないような風潮が出はじめ、時代の軋轢を感じるでしょう。

全体的には、そうした運気の流れにありそうですが、まずは、6月の出だしは、双子座を進む太陽と天秤座を進む月が幸運の位置になり、愛の星・金星とも重なり軽快で幸先の良いスタートに。

しばらく続いた、例のゴタゴタも一先ず落ち着き、肩の荷が下りそうな兆しがありそう。もちろん、すべての問題がキレイに片付くわけではありませんが、少なくとも、以前よりは様々な知恵や情報を得て人類は賢くなり、打つ手なしという状況からは解放されるはず。冷静に物事に対応できる心の余裕から、先々に対しても楽観的になれるでしょう。

また、6月は魚座を進む情熱と行動の星・火星の活動が活発。

火星は同じ魚座を進む守護星の海王星とは11日頃に重なり、

双子座を進む太陽、金星とはハードなアスペクトになるものの、

山羊座で重なる木星と冥王星のコンジャンクションとは調和的という、何とも火星らしい情熱的でパワフルなパフォーマンスをご披露。コロナ騒動ですっかり萎えてしまった心を元気づけ、明日への夢と希望を取り戻せるように。

なので、これまで心の中にグーッと抑え込んでいた様々な願望が一気に弾け飛び、果てしない夢とロマンに駆り立てられてしまうかもしれません。こんなご時世を体験できたおかげで、本当の自分は何者で、何がしたいのかが良くわかり、とても貴重な時間になりました！というオチがつく方もいるようです。

本来、幻想、インスピレーションを示す海王星が情熱的で行動的な火星と組むことは、生まれる前のスピリットの世界から、大事に大事に持ってきた純粋な夢や理想の世界を実現を可能にし、大きな潜在的な能力とパワーに目覚めていくことを示しています。

それは同時に、まだ見ぬ未知の領域の扉を開けていくことにもなり、魂のピュアな夢や内なるビジョンや直観に従って行動すればするほど、人生が想像以上に発展する喜びを得られるとき。なので、

人生が、どのような状況であっても、願いや夢を叶える術はあるので、才能に蓋をせず自分の可能性にチャレンジしてみましょう。

火星と海王星はそんな勇敢なロマンチストを応援するはずです。

さらに、今月は中旬頃に、幸運と拡大の星・木星と破壊と再生の星・冥王星は、ほとんどコンジャンクションの位置で接近するという

かなり重要な星の動きが見られます。

これには、かなりディープな意味がありますが、簡単に言えば、見えない敵、闇が生み出す恐怖の幻想に、いたずらに怖れることなかれというメッセージ。

怖れは光に晒してしまえば叡智と恩恵に変わるということがわかれば、闇の幻想に振り回されずに、自分自身の真実に沿って生き貫くことができるはずです。

どんな時でも、人生で本当に大切なことに集中するうちに、いつしか目の前の霧は晴れ、美しい景色が広がるはず。

夏至の日食の聖なる力により、すべてが清らかに生まれ変われるでしょう。

６月の星空案内

４日　金星が内合／水星が東方最大離角
５日　芒種（太陽黄経75度）
６日　満月／半影月食
10日　入梅（太陽黄経80度）
13日　下弦
18日　水星が留
21日　夏至（太陽黄経90度）／新月

　／金環日食（日本では部分食）
24日　海王星が留
27日　上弦

今月の星空トピックス

夏の宵に輝く水星を探してみよう

5月下旬～6月中旬にかけて、日没後、薄明るい西の空には水星が見えています。太陽に最も近い水星は見かけ上、太陽から大きく離れることがないので見つけるのが難しい惑星ですが、太陽から最も離れる“東方最大離角”を迎える6月4日頃、日の入り直後の西の空で見つけやすくなります。西側に遮るものがない開けた場所で探してみましょう。水星は肉眼では見つけずらいので、双眼鏡での観察もおすすめです。ただし、太陽を直接見ないように、必ず日が沈んだ後に観察しましょう。

６月８日～14日に未明にかけて月が土星、木星、火星に次と接近
８日～14日にかけて、南の空には満月を過ぎた明るい月が輝いています。そして、木星と土星は20年に一度のグレートコンジャンクションに向けて徐々に距離をつめています。９日は明るく輝く月の真上に木星、土星が、13日頃に火星に接近します。梅雨入りで気候が不安定ですが、お天気が良ければ惑星と月の饗宴を楽しめるでしょう。

6月21日の夏至は日本全国で部分日食