任意の場所&名前でエラーログファイルを出力できる手順

WordPress でエラーログを出力させる必要があったので、
たまにしかしないので、テンプレートを保存しておいたのですが、
そのファイルがどこにあるのか分からなくなったので、
調べてみると少し使い方が簡単になったようなので書き留めておきます。

WordPress のデフォルト設定だと、エラーログファイルの出力先は、
WordPress ディレクトリ内の wp-content/debug.log になります。
なにもしないと、これだと当然ながら誰でも閲覧できてしまいます。

なので、エラーログファイルの出力先を変更したい場合には、
WordPress 5.1.0 より以前では、以下のようにする必要がありました。

ini_set( 'log_errors', 1 );
ini_set( 'error_log', WP_CONTENT_DIR . '/任意のファイル名.log' );
define( 'WP_DEBUG_DISPLAY', false );
define( 'WP_DEBUG_LOG', true );

しかしながら、WordPress 5.1.0 以降から wp_debug_mode() 関数の仕様が変更されました。
どのように変更されたかと言うと、
以前だと WP_DEBUG_LOG に true または 1 を設定すると、
エラーログファイルは、wp-content/debug.log に固定出力されることになっていました。
しかし、5.1 からはエラーログファイルの出力先をフルパス名が指定できるようになりました。
なので、wp-config.php に追加するコードの内容は以下で済むようになりました。

define( 'WP_DEBUG', true );
define( 'WP_DEBUG_LOG', '/var/log/wp_errors.log' );

5.1.0 WP_DEBUG_LOG can be a file path.
wp_debug_mode()関数 – developer.wordpress.org/reference/

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雑記

Posted by 管理人