評価 (3点/5点満点)
この本は、自宅で働く環境やマインドを向上させることを目的に執筆されています。
各種ツールの選び方や基本的な使い方、上手に使うための方法を紹介するとともに、在宅勤務で最も多い課題である「自己管理」についても触れています。
これからは、「仕事ができる」という定義に、在宅勤務の上手さが大きなウエイトを占めるはずです。
人と会って説得力を持って上手に話ができる人のスキルが以前ほど求められなくなります。代わりに、ビジネスチャットで素早く的確な返事ができる人が重宝がられると思います。
在宅勤務は、通勤の必要がないので楽で効率的ですし、職種によっては時間がある程度自由に使えます。通勤がなくなれば、これまでの1.5倍程度の仕事量をこなすのは不可能ではありません。
私も在宅勤務で働いてみると、仕事ができる人がすぐにわかります。
本書を参考にして、少しコツをつかめば通勤よりもはるかに効率的で、体への負担も少ないことが理解できるでしょう。
個人的には、音声入りスライドを作成する「PowerPoint」や「Adobe Spark Video」(本書P.89~93)を今後使ってみます。