こんにちは。
RAKUZENデザイナーのおおたけです。

今回のブログタイトル「日日是好日」(にちにちこれこうにち)
樹木希林さんの遺作映画のタイトルとして記憶に新しい
この言葉の意味、ご存知でしょうか。
「毎日毎日が素晴らしい」という意味の禅語だそうです。

「漆器と着物で和食を楽しむ会」
新しい年の始まりに和食、着物、漆器の三大和ジャンルのコラボで
日日是好日を体験しよう!というイベントを開催しました。

DSCF7605

会場は千葉県松戸の「つながる古民家 隠居屋」さん。
大正時代に建てられた古民家をリノベーションして
コンサートやマルシェなど
地域のコミュニティースペースとして活用されています。

DSCF7537

この趣ある古民家で
和装または和アイテムをドレスコードに
RAKUZENの漆器を使って
和食をいただこう

というイベントです。

DSCF7554

和食を担当してくださったのは
和食料理人の平田有子さん。
日本人の身体に馴染み深い食材
「まごわやさしい」(豆、ごま、わかめ、野菜、魚、椎茸、芋)
を使った料理教室・講座・出張料理などをされています。

平田さんの料理教室はこちら
暮らしの中の懐石料理教室
★2019年2月16日開催 お出汁の講座

50805785_976590585864218_2020619101579247616_n

今回使用した器は展示サンプルや試作品だったので…
“色がバラバラだなー”
“器が全部丸くてコーディネイトしにくいなー”
と制約があるなかでもさすがプロ!
器とお料理のすばらしいコラボを実現してくださいました。

お料理たちの一部がこちら
DSCF7589

DSCF7577

トレイ兼プレート皿の「らく皿」は大皿として使用。

出汁巻き卵の美味しいことといったらもう!
丁寧に手間暇かけて作られたお料理は
どれもお出汁が上品に香って
ひとくち食べるごとに幸せな気持ちになりました。

DSCF7572

DSCF7594

楽膳椀はソース入れにしたり、酢飯&サーモンの丼ものに。
やっぱり、器はお料理があってこそ映えますねー。

DSCF7586

“軽いんですね“
“持ちやすいですね”
“実家に眠っている漆器を掘り起こして使ってみようかな”


参加してくださったみなさんのコメントから
体験してもらえば漆器の良さが伝わると実感。
高級感丸出しで棚に飾っておいても良さは伝わらないんですね。

漆器を普段使いするハードルが少しでも下がって
毎日の食卓に取り入れるきっかけになったらいいな。

そして「着物」を担当されたのは
和装イメージコンサルタントの上杉恵理子さん。

この日の上杉さんの帯はなんとサバンナ柄!
これ、アフリカに思い入れがある上杉さんの自己表現ツールなんです。

IMG_0725

初対面の人がいる場に着物を着ていくと
自分を覚えてもらいやすいし
“どうしてサバンナ柄なの?”から会話が始まり
経歴や自己紹介を自然に伝えることができるというわけ。
戦略的に着物を纏うなんて
上杉さんにお会いするまで考えもしませんでした!

★上杉さんの主宰する「和創塾」はこちら

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

和食も着物も漆器も
現代の慌ただしい生活では「面倒」かもしれません。

でも

食べてくれる人を想って手間暇かけて食事を作る
衣服を着ることを意識する
匠の技を感じる器で心もお腹も満たされる

面倒に見えることは日々を大切にすることであり
自分自身を大切にすることで
自分の周りの人を想うおもてなし精神でもあります。
和を取り入れた暮らしは「日日是好日」そのもの。


最後に
イベントを企画運営してくださった中小企業診断士のみなさま
会場を盛り上げ、おおたけの着付けコーディネイトもしてくださった上杉さん
繊細な和食で器とコラボしてくださった平田さん
参加してくださったみなさま
心からありがとうございました!

IMG_0739

写真はRAKUZENロゴのポーズです笑

最後までお読みいただきありがとうございました。
RAKUZENのウェブサイトはこちら