NY州,NJ州及びCT州の移動勧告のお知らせとアメリカ東部の新型コロナウイルス関連情報
皆様、おはようございます。在ニューヨーク日本国総領事館から、ニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルベニア、デラウェア、コネチカット、ウェストバージニア各州、バージン諸島とプエルトリコの「新型コロナウイルス関連情報(7月2日)」が届きました。6月30日付の「NY州,NJ州及びCT州による移動勧告について(対象州の追加)」という表題のお知らせとともにお届けしますので、どうぞご参照ください。
以下、それぞれのお知らせのポイントを引用掲載します。
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NY州,NJ州及びCT州による移動勧告について(対象州の追加) 20206月年30日付のお知らせ
本6月30日,NY州,NJ州,CT州による移動勧告の対象州が8州から16州へと拡大されました。ついては,対象州より各州に移動される場合には御留意願います。
1. 対象州(6月30日時点で16州)
- 新規追加8州:カリフォルニア、ジョージア、アイオワ、アイダホ、ルイジアナ、ミシシッピ、ネバダ、テネシー各州
- 従前の8州:アラバマ、アーカンソー、アリゾナ、フロリダ、ノースカロライナ、サウスカロライナ、テキサス、ユタ各州
※対象州は随時更新されるため,最新情報については下の7にある3州の関連サイトで確認をお願いします。
2. 隔離を実施する期間:対象州を離れた日から14日間
3. 隔離の対象者:対象州からNY州・NJ州・CT州に移動する全ての者
※NY州・NJ州・CT州に居住していて一時的に対象州に移動していた場合も含みます。
※NY州・NJ州・CT州に移動するために対象州を一時的に通過する場合(但し、24時間以内)は、本勧告の対象とはなりません。例:飛行機・バス・鉄道の乗り継ぎ、車・バス・鉄道の休憩施設での停車
4. 対象州となる基準:直近7日間の平均で,陽性者数が10万人当たり10人以上又は陽性率が10%以上の州
5. 罰金:違反者には罰金を科すことがあり得ます。
※NY州の罰金:初回2000ドル,2回目5000ドル,それ以降1万ドル
6. その他留意事項:3州への移動そのものを禁じるものではありません。
7. 各州及び当館のサイト
【休館日のお知らせ:7月3日】
7月3日(金)は独立記念日の振り替え休日のため休館となりますのでご注意ください。
新型コロナウイルス関連情報(7月2日) 2020年7月2日付のお知らせ
【休館日のお知らせ:7月3日】
7月3日(金)は独立記念日の振り替え休日のため休館となりますのでご注意ください。
【州政府等による措置等のポイント】
(注)各州政府の措置等についても,できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが,ご自身に関係する事項については,米側当局が提供する情報に依拠してください。
◎(NY州)感染の状況と経済社会活動の再開
・昨7月1日時点の陽性率は1.25%,入院者総数は878人,死者数は10人と引き続き低い水準となっています。
・キャピタルリージョンが昨7月1日から再開の第4段階に移行しました。
・昨7月1日,NY市は7月6日(月)から店内飲食などが可能となる再開の第3段階へ移行する見込みでしたが,感染が拡大している他州において店内飲食が感染拡大のリスクを高めているという分析から,NY市の店内飲食については安全が確保されるまで延期されることとなりました。
・NY州の検査基準が拡大され,州民のどなたでもウイルス検査が受けられるようになりました。以下のサイトで検査場をご確認になれます。
◎NJ州 マーフィー知事のメッセージ(6月30日~7月2日)
- 本7月2日より,カジノ,ミュージアム,水族館,図書館,屋内のアミューズメント施設(ボーリング場など),屋外のアミューズメント施設等が再開される。屋内の施設では,マスク等の着用が義務づけられる。責任ある行動をとり,連休を楽しんでほしい。
- 本7月2日より,屋外での集まりの人数制限について,250人から500人に緩和する。
- NJEDA(経済開発庁)より,中小企業向けに,オンラインのサービス提供に関する技術支援プログラムを開始する旨発表。
- 本7月2日時点のデータにおいて,10万人あたりの新規感染者数は全米42位にまで下がったが,入院者数は全米11位,1日の死者数は全米3位と引き続き高い。手洗い,マスク等の着用の徹底をお願いする。
◎(PA州)マスク等の着用義務化と移動勧告
・昨7月1日、レヴィン保健省長官は、感染の拡大を防止することを目的として、企業関係者に限っていたマスク等の着用を一般州民に拡大し、外出する際にはマスク等の着用を義務付けることを発表しました。公共交通機関を利用するときなどにはマスク等を着用ください。詳細は以下のサイトでご確認になれます。
・本7月2日、同州は感染が拡大する他の州から州内へ移動する者に対して14日間の隔離を科す勧告(Travel Advisory)を発表しました。勧告の対象となる州は15州です(※)。対象州からペンシルベニア州に移動される場合はご留意ください。
(※)対象州:Alabama, Arkansas, Arizona, California, Florida, Georgia, Iowa, Louisiana, Mississippi, North Carolina, Nevada, South Carolina, Tennessee, Texas, or Utah
詳細は以下のサイトでご確認になれます。
◎(フィラデルフィア市)再開の延期
・フィラデルフィア市は、明7月3日(金)に完全なGreen Phase(250名規模の集会が可能になるなど)へ移行する見通しでしたが、感染の拡大を受けて移行時期を8月1日まで延期することを発表しました。
◎DE州 カーニー知事のメッセージ(6月30日)
- DE州のビーチエリアでの感染増加及び 他州での感染が増えていることに鑑み,安全と判断されるまで,フェーズ3への移行を延期する。また,特に若い層での感染が増えており,バー等で感染が拡大したおそれがあることから,7月3日午前8時から更なる通知があるまで,ビーチエリアのバーの営業を停止する。
州政府プレスリリース:https://news.delaware.gov/2020/06/30/governor-carney-issues-modification-to-state-of-emergency/
◎(WV州)ジャスティス知事のメッセージ(7月2日)
- 現在WV州は大きな問題には直面していない。人口の10%が検査を受け,経験値を蓄積している。ただし,新型コロナウイルスのワクチンは開発されておらず,また,我々の体には免疫ができたわけではい。米国の多くの州で感染拡大が見られ,この流れは更に拡大する傾向がある。この状況を注視しなければならない。ウイルスとの戦いは,自宅待機,ソーシャルディスタンスと共に,マスクの着用をすることである。これまで再三に亘りマスクの着用を求めてきたが,感染が続いている。これを踏まえ,真剣に検討を続けているが,週明けにはマスクの着用義務を課す可能性がある。
- 7月4日の独立記念日は大変重要な記念日であるが,十分な注意が必要である。ソーシャルディスタンスを守り,マスクを着用して感染防止を励行してほしい。
- 無料の検査は引続き,州内各地で行なわれるのでこの機会に利用してほしい。
【感染者数等に関する情報】
7月2日現在,当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。各州の地域別感染者数等については各リンク先をご参照ください。
◎ニューヨーク州:感染者数 394,954名 死者数 24,877名
○ニューヨーク市:感染者数 215,902名 死者数 15,656名
◎ニュージャージー州:感染者数 172,356名 死者数 13,251名
◎ペンシルベニア州:感染者数 88,074名 死者数 6,712名
◎デラウェア州:感染者数 11,731名 死者数 510名
◎ウエストバージニア州:感染者数 3,053名 死者数 93名
◎コネチカット州フェアフィールド郡:感染者数 16,733名 死者数 1,376名
◎プエルトリコ:感染者数 7,608名 死者数 153名
◎バージン諸島:感染者数 92名 死者数 6名
【ビジネス関連情報】
◎各州等のビジネス関連情報は以下をご覧ください。
【ニューヨーク市内の治安に関する注意喚起】
-ニューヨーク市警察の発表によれば,今年5月の犯罪件数は昨年5月と比べ全体として-21.2%減少していますが,新型コロナウイルス感染防止のため外出を控えている状況にありながら以下のとおり銃犯罪や殺人事件などの件数は昨年5月と比べて増加しています。また,22日の記者会見においてデブラシオ市長は銃犯罪が増加傾向にあるとして,これに対処するため取り組んでいくと述べています。
・銃犯罪+64%
・殺人+79%
・自動車盗難+68%
・強盗+34%
-在留邦人の皆さまにおかれましては,報道等から最新の情報を入手して,事件現場付近には近づかないようにする,夜間の外出や人通りの少ない道は避ける等,安全を確保するようにしてください。
-なお,NY市が犯罪マップ(https://maps.nyc.gov/crime/)を公表しているのでこちらも併せてご参照ください。
【領事窓口業務の一時的変更及び予約制の導入のお知らせ】
◎当館は以下のとおり領事窓口時間を変更するとともに,予約制を導入しています。ご来館予定の方におかれては,事前の予約をお願い申し上げます。また,当館にご来館される際にはマスクの着用をお願いします。
1 領事窓口の業務日
月曜日,火曜日,水曜日,金曜日(除,休館日)
(※7月3日(金)は独立記念日の振り替え休日のため休館となります。)
2 受付時間
09:30~13:00
(ビザ(査証)申請受付:12:00~13:00)
3 予約方法・電話番号
以下の予約専用電話番号にお電話の上,予約をお願いします。なお,電子メール等による予約は受け付けておりません。
予約専用電話番号: (212)371-8222 内線486
(注:代表電話につながり次第内線486を押してください。)
予約受付時間: 月曜日~金曜日の09:30~16:00(除,休館日)
注:4週間分の予約を受け付けております。
現在,予約受付については午前中にお電話が集中し,午後は比較的少ない傾向にあります。また,予約電話で対応中は,お電話をいただいても呼び出し音が鳴り続ける状態となるため,このような場合には時間を改めておかけ直しいただきますようお願いいたします。
詳細は以下リンク先をご参照ください。
◎当館ホームページ上に新型コロナウイルス関連情報のページを作成しております。
ご不明な点ありましたら当館までご連絡をいただきますようお願いします。(電話:212-371-8222)
【医療関係情報】
◎CDCはホームページ上で新型コロナウイルスの典型的症状として「熱,咳,息切れ」を挙げています。これらの症状があり,感染が疑われる場合は医療機関に電話で相談をした上で,医療機関の指示に従って受診してください(特定の医療機関がない場合には地元保健当局等(NY市の場合は311)に電話してください)。
・新型コロナウイルスに関する予防措置については以下のサイトをご覧ください。
・ニューヨーク市作成の新型コロナウイルスに関するファクトシート(発症した場合等の対応が日本語で記載されています)。
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【在ニューヨーク日本国総領事館】
・住所: 299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
・TEL: 212-371-8222
・FAX: 212-319-6357
・facebook: https://www.facebook.com/JapanConsNY/
・twitter: https://twitter.com/JapanCons_NY
筆者
アメリカ・ワシントンDC特派員
舞林鳥 恵
【地球の歩き方】では、2013年から、ワシントンDC周辺はじめアメリカ各地の観光名所や魅力的な穴場スポットの情報をお届けしています。
【記載内容について】
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