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茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

取手市の指定文化財一筆書き その5

2020年05月10日 | Weblog
15時00分『東漸寺観音堂、山門(県指定文化財)』11箇所目のアクセスポイントです。

取手市は藤代町と合併しているので、だいぶ広くなりましたね。
東へ西へよく歩きました。それもいよいよ残り2つです。

先ほどから気になっているのが雲の流れです。
『これは降るなぁ⋯』
風向きが変わり、空気が冷たくなってきました。
風も強くなっているし、守谷方面は地面まで雲が落ちています。つまり雨が降っていますね。

ふと思ったんですが、この東漸寺の指定文化財は『観音堂、山門 附(つけたり)宮殿一基、棟札一枚』となっています。
この『附』ってなんのこと?

いろいろ調べてみたんですけど、どうやらこういう事でした。

文化財などの改修作業中に、新たにその建造物や建立時の資料などが発見される場合があります。
これは重要な資料ではあるけれど、新たに重要文化財指定をするのは大変な作業で、元々の重要文化財の指定番号に関連して附録の指定にすることを「附」という文字で表しているのだそうです。

世の中、興味を持たないと分からない事ばかりですねぇ。


そして本日最後のアクセスポイント、12箇所目は『本多作左衛門重次墳墓(県指定文化財)』です。

15時32分到着でした。

東漸寺からの移動中、やはり雨にやられました。
念の為の傘が役にたったという事ですね。

すると消防のサイレンがけたたましくなり続け、空にはドクターヘリがJAとりで総合医療センターのヘリポートに着陸するところでした。
医療機関の大切さ、それとたった1人の命にこれだけ多くの人たちが力を注ぐ瞬間を感じました。
いつも守って下さってありがとうございます。

話は戻ります。
はて、本多作左衛門重次って誰?

日本一簡潔な手紙「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな、馬肥やせ」聞いたことありますよね?
本多重次が、戦場から妻に宛てたといわれる手紙です。要領を得た簡潔な手紙文として余りにも有名です。

画像左側奥に見える、高さ1.4mの五輪塔が重次の墓です。
玉垣に囲まれた三つの墓塔が史跡となっています。

三つの墓塔?
じゃ、あと二つは誰の?
と言うことになりますよね?重次の右手は客人であった岡野彦五郎という人物の墓です。左手にある尖頭型の墓は、重次の弟である重玄の墓であるようです。

こうして「取手市指定文化財一筆書き」を終えた訳ですが、歩いていて感じたのは、やはりコロナウイルス感染防止のため休館休業されているところが多いことです。

また、ラーメン屋さんは普通にお客さんを入れているのに対し、向かいのピザ屋さんはテントを建ててテイクアウトしていました。
買いに来る方が多かったのが印象的でした。

どこまでが密集なのか、どうしたら感染するのか、マスクをしないで買い物に来る人は「自分は移ったって構わない」という意識なのか、「他人に移してしまうかもしれない」という感覚はないのか、まさか「その時はその時でしょ」なんて言ってるのがかっこいいなんて思っているんじゃないか、同行している人はどうして「マスクしてよ」と言わないのか、本当に分からない事ばかりです。

人間の感染に対する感覚も様々だなと思いました。

歩き通した僕の踵には、しらないうちに大きな大きな水疱を伴ったマメが出来ていました。
弱ってしまった自分の脚にガッカリしたウォーキングでした。

歩行距離 32.1km
所要時間 7時間40分
累計標高差 ±471m
47,600歩

おしまい。

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