TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

胃カメラ大好き

2020年06月04日 | Weblog
この頃食道から胃の上部の調子が少し変。
軽い気持ちでかかりつけの先生に話してみると、真面目な顔で『胃カメラやんなよ』と。

ここらへんでやっておくべきかなと思った僕は、紹介状を手に勇んで胃腸科の先生のところに行きました。

以前にも3回ほど胃カメラ飲んでる僕、そんなに大変な記憶は無かったので余裕しゃくしゃくでやって来ました。
ここは先生が優しいし、即日胃に入れてもらえるらしい。

それはいい。 なかなか時間をつくるのが下手な僕にとっては都合良いではないか。

こちらの病院、看護師さんが少ないので診療の合間に胃カメラやるのは大変だと思います。
申し訳ない気持ちと、すんなりやって迷惑かけないようにしないとならないなという気持ちが⋯。

「胃カメラ大好き」余裕さって思って寝転がった診察台は僕を優しく迎えてくれました。
胃の働きを止めるのかな?とろみのある薬を飲んで、次に麻酔のゼリーを口の中に溜めます。
5分ほどで吐き出して先生を待ちました。

途中、年配の看護師さんが『〇〇先生(僕の主治医)のお知り合いなの?』と聞いてきます。
口に麻酔薬入ってるので返事は出来ずにいると『あ、お口に入ってちゃ答えられないわよね。余計なこと言いました』と言って笑っていました。

やがて先生がピンク色の使い捨て医療ガウンにゴーグルをかけて登場です。
『さ、じゃやりましょう。では先程言っていた食道から胃の中を検査するためカメラを入れていきます』

口にマウスピースをはめて、カメラのホースを入れていきます。
ゆっくりきます。

ここからは言葉ではなく心の叫びです。
「⋯先生、がっと入れてよ。うう〜 おぇぇぇ〜」
『おおおぅえぇぇーっ』
「やべ、えずいちまった」
「こんなはずじゃなかったのに調子狂うなぁ」
「そう言えば、あるお客さんが穴という穴から垂れ流しになると言ってたっけ。まさにそうなりそう」

ピピッ、ピピッ
カメラのシャッター音です。
食道の入り口から撮っていくので、えずきポイントにホースが長居しています。
『ぅおおおぅぇーっ』
あれ?こんなはずじゃなかったのに。

涙がぼわーっと出てきて鼻水が満タンになり、よだれがダラダラと流れています。
さすがに他の穴からは何も出てきませんでしたが、あのお客さんの言う通りの展開にもう笑いが出そうになります。
しかし、出てくるのは唸り声だけでした。

ホースは胃の中に入り、エアを入れていきます。
シワを伸ばして写真を撮るのです。
これが一番大変。
一度でもウッとなると『げぇ〜』っとゲップしてしまいます。

4回ぐらいゲップしてしまいました。

主治医の先生に『寝ているうちにやってもらった方がいい?』と聞かれ『そんなまどろっこしいことしなくて大丈夫ですよ』と言った自分が情けないです。

でも胃腸科の先生は優しく『ごめんなさいね、頑張って下さい』と言ってくれました。

やがて有り得ないぐらいの鼻水とよだれを垂らした顔を看護師さんと先生で拭いてくれ、事態は終息しました。

少し待合室で待ちます。
他の患者さんが呼ばれ、話し声が聞こえてきます。
つまり、僕のえずきもゲップもすべて筒抜けだったということですね。

結果はすぐにプリントアウトされ、説明を受けます。
『うーん、特段悪い所は見当たらないですね。のども食道もきれいです。胃の中部は少し荒れた感じのところもありますが、ピロリ菌の様子もないし大丈夫ですよ。ただ、十二指腸の入り口にポリープがありました。これです(画像を指さして)でも、これはこのまま放置しておいて問題ないです』

『胃酸が多く出て、逆流性からくる胃炎と診断されますのでお薬出しておきますね。消化を助ける薬も念の為服用してみてください』
そう言われ、にっこり笑ってくれました。

いやいや『胃カメラ大好き』なんてもう言いません。

家に帰ってから女房と娘と3人(上の子は来なかった)で食事しました。
実に18時間ぶりの食事は美味かったです。

その後10kmほどウォーキングしましたが、前日に網戸を7枚張り替えたのが効いたのか筋肉痛になっていました。
早めにシャワー浴びてゆっくり寝ることにしますね。

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