TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

八ヶ岳山麓スーパートレイル(3) 甲斐小泉駅~尖石縄文考古館

2020年09月17日 | Weblog
八ヶ岳山麓スーパートレイルも3回目となりました。
今週は連休でしたが、火曜日は眼科と歯医者に行かなければならず、トレイルはまたもや日帰りとなりました。

歯医者はいつものメンテナンスですが、眼科はちょっと目に痛みが出ることがあり、気になるので行ってみました。

決まって夜間の長距離運転の時、白目の一部に傷があるような痛みがありました。
市販の目薬付けてもダメで、コンタクトレンズをしても片目だけボヤけて視力が出ません。
これは何だろうと思っていました。

お世話になった地元の眼科クリニックは大勢の患者さんとスタッフが小気味良く動いていました。
先進医療も受け付けているようです。
しかも、予約できます。
こんなに多くの患者さんなのに、もたもたせずにどんどん検査や診察をしてくれました。

診察の結果は「結膜結石」だそうです。
瞼の裏に脂肪の塊が出来てくるらしく、摘出するのが手っ取り早いようです。
一応手術になりますが、麻酔の点眼薬をしてピンセットで1つずつ取り除いていくだけでした。


それではトレイルのお話しをしますね。

いつものように前夜発。
昼間より夜間の方が落ち着いて運転できるのは僕だけでしょうか。
早めに出発できたので、小淵沢インターチェンジの1つ前「八ヶ岳PA」に滑り込んだのが22時頃でした。

移動式別荘の支度をして(つまり車中泊)寝ます。
寝ているといつもの目覚ましと違うスマホの振動で起こされました。
娘から電話です。
しかも夜中の12時。

『もしもしパパ? どこにいるの?』
えっ? 言っておいたのに理解してなかったのね。
この日、女房と下の娘は実家でお泊まりなので一人で留守番です。
まあ留守番って歳でもないんですけどね。

どうやら「医者に行って山に行く」というのを「山に行く」とだけしか思わなかったようです。
『熊にたべられちゃったのかと思ったよ』と言われました。
娘は『わりぃわりぃ』と言って電話を切りました。

変な時間に起こされたので、身体が言うことをきかなかったのですが、二度寝したら決めた時間にさっさと起きることが出来ました。

最初の目的地は「小荒間市営駐車場」です。
コースにほど近く、甲斐小泉駅から徒歩数分ってとこです。
しかも広いし、トイレ付きでした。

コースは日本名水百選「三分一湧水」を周回するところからですが、スタートが日の出前だったのでなんも見えませんでした。
まぁここに戻ってくるので、終わったら少し覗いてみようと思います。

しばらく歩くとルートは「信玄の棒道」へと入って行きました(画像)。

「信玄の棒道」とは?
武田信玄が信州攻略のためにつくった軍用道路と伝えられ、棒のように真っ直ぐ延びていることからこう呼ばれているようです。
「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選定されています。

ここはいいです。
起伏もほとんどなく、とても気持ちが良かったです。
ただ、道幅は狭いところもあるので雑草が足に絡んだりはしますよ。


棒道から吐き出されると、木のチップを固めた歩道が造られていました。
歩いていて気持ちいいです。
とにかく道がまっすぐなところです。


棒道から出ると入笠山が見えてきました。
雲が横に流れています。


だいぶ歩いていて「八ヶ岳自然文化園」に到着です。
どんなところかな?
自然を活かした大きな公園ってところでしょうか。
中に入ってみようと思っていましたが、足が向きませんでした。


長い坂を登っていくと植えられた花が妙に目に付きました。

この辺りは別荘地で「しらかば平」と命名されていました。
素敵な建物ばかりです。
写真でお見せしたかったけれど、やっぱり人様の家を勝手に公開するのは気が引けました。


ザ白樺。
この剥けてる感じがいいですね。
白樺並木に手入れされた草付きの小径がずっと続いていました。
引退したあとの暮らしを楽しんでいるのか、自分がいなくても会社が回るのか、なんだかここに家を建てる人のいろんなことを想像してしまいました。


少し紅葉が始まっています。あと半月もすればだいぶ色付くでしょうね。
一番好きな季節です。


好きといえば、コスモスもかな。
僕の生まれた月に咲き乱れるこの花。
横浜で普通に暮らせていた幼少期、庭にコスモスが植えてありました。
僕の誕生月を考えて植えてくれたのかな?
比較的幸せな日々だったような⋯。


だいぶ歩いていよいよ今日の予定も終わりです。
「竜神池」が見えるとほどなくゲームオーバーとなります。

途中から頃合いを見てタクシーを呼んだのですが、思ったより時間がかかってしまい、最後は走る羽目になりました。
案の定タクシーはもう来ていて、あたりをキョロキョロしていました。

今回もアルピコさんにお願いしました。
でも今回でおしまいかな、自分の区域から出て迎車することができないって言ってましたから。


茅野駅までタクシーを使い、中央本線で小淵沢、小海線に乗り換えて甲斐小泉に着きました。

小海線は景色がいいことで有名な路線です。
高校時代に宿泊学習で乗りましたが、その時は景色よりも好きな女の子にばかり目が行ってましたっけ。
あの時、高校生のくせに「景色がきれい」って思った子は何人いたのかな?
そういう感性って高校生の頃にあるってすごく幸せな事だなと、今さらながらに思います。


無事マイカーまで戻ってきました。
時間もあるので、今朝暗くて分からなかった「三分一湧水(さんぶいちゆうすい)」は一帯が公園になっていました。木道の上を歩いたりしながら奥へ詰めると、こんこんと湧き出す水場が現れました。

すると小さなイタチかな?
突然現れてピョンピョン飛び跳ねながら木に登ったりしています。
動きが早く残念ながらその様子はカメラに収めることは出来ませんでした。


三分一湧水のすぐ脇に「三分一蕎麦」がありました。
これはもう食べるしかない。
けっこう人が入っていましたが、僕が到着した時間が良かったのか、店内はどんどん空いていきました。

十割が終わってしまい、二八の蕎麦にしましたが、僕は二八の方が好きかもしれません。
それに鳥のもつ煮を頼みました。
もつはイメージしたものとは違って、レバーとハツのような食感でした。

お味は美味しいと思いましたが、感動するほどではなかったです。
これだけいろんなところで食べていると舌も肥えてきちゃってるのかもしれないですね。
でも満足しました。

そんなわけで帰り道に温泉で汗を流して帰りました。
そしてルートの最南端まで来たことになります。


歩行距離 32.3km
累計標高差 +927m
所要時間 6時間25分
46,300歩






コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 八ヶ岳山麓スーパートレイル(2) 大門峠... | トップ | 八ヶ岳山麓スーパートレイル(4) 清里駅... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿