権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

落語ライブ ~千秋楽~

2020-05-30 21:16:07 | 演芸

5月21日(木)から10日間、20:15から色物演芸に引き続いて春風亭一之助師匠の噺、本日で終わり、相当楽しませてもらった。
今回の催しでトリの前の色物演芸(三味線やら紙切りやら太神楽やら奇術やらと多彩)がめちゃくちゃ楽しかった。
結局は話芸でつないで芸を披露するというもので、TVの演芸番組では絶対に楽しめない内容。
実のところ、トリの古典落語よりも前振りの演芸の方に関心することが多かった。
取り分け、昨日の”立花家橘之助”(お師匠さん)の浮世節は最高の見世物だった。

(立花家橘之助さん、千秋楽の鏡仙三郎社中の太神楽曲芸)

これからはこんなインターネット実況も大有りだと。
・千秋楽:鏡仙三郎社中 太神楽曲芸(良かった!) トリ 「明烏」

・一夜目は前振りが林家正楽師匠の「紙切り」続いて「あくび指南」
・二夜目は 江戸屋子猫師のモノマネ、続いて「天狗裁き」
・第三夜、柳谷小菊師匠の粋曲(水曲=水芸だと思ったら都々逸とかの邦楽、これが良い声で誠にお見事)
    トリは「猫の災難」、この師匠は酒飲み芸が上手い。
・第四夜、三増紋之助師匠の独楽芸(いやぁ楽しかった)トリは「短命」
・第五夜、アサダ二世(古き良き寄席芸奇術) トリは「蛙茶番」
  アサダ二世:アダチ龍光の弟子、これがまったりとした奇術で久々にこんなのを見た。
  一之助師匠の「蛙茶番」はちょっと手の抜き過ぎの様な。

・第六夜、漫才ロケット団、トリは「夢見の八兵衛」;この話は初めて聞いた、上方噺らしい。
  (この日は仕事を残して明日は明日でで余裕が無くて存分に楽しめなかった)
・第七夜、前振りは「のだゆき」の音楽パーフォマンス=これは初めて見たけどすっごく良かった。
     トリは「普段の袴」;これも初めて聞く話、なかなか面白かった。
・第八夜、前振りは林家二楽師匠の紙切り、トリは「意地比べ」。
・第九夜、前振りは立花家橘之助(お師匠さん)の浮世節、トリは「加賀の千代」
    (この浮世節は最高だった、綺麗な大年増の色っぽい仕草と綺麗な声と三味線の音
     、寄席芸というのは本当に奥が深い。)

TVのバラエティ番組がますます嫌いになった。




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1 コメント

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橘之助は (指田文夫)
2022-05-21 07:53:12
初代の立花家橘之助は、大名人で私は、彼女のカセットも持っています。
山田五十鈴が演じた『たぬき』は、彼女のことです。

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