横浜映画サークル

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F.Iの映画鑑賞ノートから:その1:5作品

2019-03-01 20:55:33 | F.Iの記事コーナー

映画鑑賞大学ノートが6冊になりました。その中から今回は5作品について掲載しました。題名左のAAAA~Dは映画の良かったものをAにしてランク付けしていますが、観た時の雰囲気で記していて、厳密なものではありません。面白くなかったというのもあります。以下ノート抜粋。

AAA’死刑台のエレベーター』(1958監督ルイ・マル原題Ascenseur pour l'échafaud、英:Elevator to the Gallows直訳:絞首台へのエレベーター)

セリフが、気が利いている。主人公の女がひたすら格好良く、話もリアリティあふれている。登場人物(特に女)の表情が良く、白黒画面が効果を上げている。短時間の経過を描写しつつ大人の男と女、若者の男女、刑事の世界をちょっと洒落た言葉で綴っている。クールな夫もかっこいい。

(下の画像左は主人公の女役のジャンヌ・モロー。画像中は女の夫を殺害したあと女に連絡をする恋人役モーリス・ロネ。画像右は殺害後逃げる途中にエレベーターが停止、閉じ込められ、脱出を試みている場面)

画像出典左:翡翠のブログ;フランスの女優ジャンヌ・モローさん死去 89歳 数々の名作https://ameblo.jp/2667/entry-12297752658.html (閲覧2019/3/1)  画像出典中:映画.com死刑台のエレベーター(1958)https://eiga.com/movie/45147/ (閲覧2019/3/1)  画像出典右:シネマトゥデイ死刑台のエレベーターhttps://www.cinematoday.jp/movie/T0009076 (閲覧2019/3/1)

AA駅馬車』(1940米 監督ジョン・フォード 原題Stagecoach直訳:乗合馬車)

単純なストーリであるが、人物描写が鋭く、音楽がいい。医者の表情、強気な女、弱気な酒商人が魅力的

(下の画像左。左側のチェックの服の男が医者。馬車から体を乗り出している女が強気な酒場の女。酒商人、賭博師、将校夫人などいろいろな人が乗り合わせている。右端が脱獄囚で逃げるために乗り合わせた役のジョン・ウェイ。画像右は駅馬車がアパッチ族に襲われ逃げている場面)

画像出典左:- STAGECOACH -「駅馬車」これぞ、西部劇の様式美-追跡の美学http://widewestweb.world.coocan.jp/WstStagecoach.htm (閲覧2019/3/1)画像出典右:シヌマDEシネマ/ハリー東森;西部劇といえば「駅馬車」だなhttp://harry-higashimori.blog.jp/archives/10976926.html (閲覧2019/3/1)

A’ロシュメールの恋人たち(1967仏 監督ジャック・ドゥミ原題Les demoiselles de Rochefor直訳;ロシュフォールの若い女性)

セリフがウイットに富んでいる。踊りがハッキリ、ピリッとしていて、唄や楽器をうまく取り入れている。ロマンチック過剰な感もあるが、嫌味なく楽しめる

(下の画像のトランペットを持っているのがカトリーヌ・ドヌーヴ、その左が姉のフランソワーズ・ドルレアック、右端はジョージ・チャキリス。画像右はカトリーヌ・ドヌーヴ。ロシュメールはフランスの街の名前。ミュージカル作品)

画像出典左:French cinema worldwideロシュメールの恋人たち https://japan.unifrance.org/ (閲覧2019/3/1) 画像出典右:Deskgramカトリーヌ・ドヌーヴhttps://deskgram.net/explore/tags/ (閲覧2019/3/1)

Cアンナ・カレーニナ』(1998米 監督バーナード・ローズ 原作トルストイ)

余り面白くない。主人公の描き方が小説よりおとなしく、魅力がない

(下の画像の左に主人公アンナ・カレーニナ役のソフィー・マルソー)

画像出典:「観たい」にこたえるシネマNAVIアンナ・カレーニナhttps://www.cinemanavi.com/film_detail/film (閲覧2019/3/1)

B↓『悪魔のしたたり』(1974製作米 監督ジョエル・M・リード原題;BLOODSUCKING FREAKS直訳:吸血狂信者

天地茂の明智シリーズの雰囲気に似ている。(音楽)ストーリがひたすらくるっていて気分が悪くなる。ラストで、ザマドゥーと女3人が死ぬのは、予想通りだが、安心した

画像出典:アマゾン;DVD外国映画ホラー『悪魔のしたたり』表紙

以上。F.Iでした。

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