46歳にしてマイホーム(美容室店舗付住宅)を建てる計画をしました。
これから注文住宅等計画される方の参考になれば幸いです。
46歳で家を建てるという事part6(玄関ドア)からの続きです。
前回「玄関ドア」でショックな事がありました。
何とか気持を切り替えて乗り越えたのですが、
またまた同じく「ドア関係」でショックな事が発覚しました
こちらが現在建設中の一階店舗付住宅の我が家です。
最近、外壁が完成してようやく具体的なイメージが分かるようになりましたね。
白いアクセントの部分ぐらいは石調のサイディングでよかったかも。
白いガルバリウム外壁の下が店舗の入口になります。
問題はその「店舗入口」です。
先日、クリスマスイブの晩に家族で外食を済ませ、気分良く「皆で新しい家を見に行こう」となりました。
現場に到着して
「どうだ!良い感じになってきてるだろ〜」
と、家族に披露。
するとウチの奥さんが一言
「この店の扉おかしくない?」
僕にしてみると
「また、つまらんケチつけやがって!」
良い気分で家族に披露しているのに、余計なケチをつけられた感じがしてムッとした。
しかし、言われてみると確かに「おかしな事」に気付く。
ちょっと見てください。
扉三枚分の枠構成で真ん中と右はガラスが入る。
入口は一番左です。
何が問題かというと。
普通、この構成だと「左吊り元の左開き」ですよね。
今の構成は「右吊り元の右開き」
三枠の構成で壁がある一番左が入口なのに右開きの扉だと、開いた扉と左の壁に挟まれる形で出入りする事になるのだ。
これが左開きだと、右側はオープンスペースになっているのでスムーズな出入りができる。
「なんとも効率の悪い入口だ」
これは完全に僕のミスです。
基本的に家の外観、内部の間取りは僕が考えました。
もちろん店の入口デザインも僕が考えました。
PCを使って丁寧にデザイン画像を制作し、設計士やサッシ業者がイメージしやすい様に描きました。
(デザイン図)
ある意味「その丁寧さが仇となってしまった」
画像制作の段階では扉の開ける向きなど考えてません。
悩んだのは
「入口は三枠の右か左か真ん中か」
「全面ガラスか下部にパネルを張るか」
「枠を木の素材にするかアルミにするか」
いろんな要素を加味して決めたことに満足して
その後何も考えずに「ドアノブ」を描きました。
それが「左」だったのです
もちろん設計士とサッシ業者は画像に忠実に作ってくれましたよ。
何十回と図面を眺めましたけど、デザインしたのは僕なのだから疑問を持つわけがないさ。
ただ
「君たちプロはそこに何も疑問を感じなかったのか?」
他の扉、例えば「勝手口」は導線を指摘されて扉の開閉方向を変更しました。
二階住居部分の扉も全て念入りに開閉方向を吟味して決定しました。
それなのに
何故、店舗入口だけそのままなの?
何故、話題にもならなかったのかが不思議。
僅かな望みを抱いてサッシ業者に釣り元の変更が出来るか聞いてみました。
答えはもちろん
NO!
仕方がないね。
デザインしたのは僕だし。
「残念な店舗入口」
でしばらく頑張ります
何年かして、どうしても嫌だったらリフォームしようかな。
中々、理想的な家は建たないものてすね。