ワンコとマジョのくらし

マジョおばさんの毎日の暮らしを紹介しま~す。

Four Weddings and a Funeral

2018-12-13 10:00:07 | 映画、本

Funeral Blues By W.H.Auden

  Stop all the clocks, cut off the telephone,
  Prevent the dog from barking with a juicy bone,
  Silence the pianos and with muffled drum
  Bring out the coffin, let the mourners come.

  Let aeroplanes circle moaning overhead
  Scribbling on the sky the message He is Dead.
  Put crepe bows round the white necks of the public doves,
  Let the traffic policemen wear black cotton gloves.

  He was my North, my South, my East and West,
  My working week and my Sunday rest,
  My noon, my midnight, my talk, my song;
  I thought that love would last forever: I was wrong.

  The stars are not wanted now; put out every one,
  Pack up the moon and dismantle the sun,
  Pour away the ocean and sweep up the woods;
  For nothing now can ever come to any good.

W.H.オーデンの詩「哀悼のブルース」 Funeral Blues(壺齋散人訳)

  時計をとめろ 電話線を切れ
  犬に骨をやって吠えるのをやめさせろ
  ピアノもドラムも黙らせろ
  棺を運び出して哀悼の意を表せ

  飛行機に空を旋回させて
  雲で文字を書かせろ 「やつは死んだ」と
  鳩の首に喪章のリボンを巻きつけろ
  交通整理のおまわりに黒い手袋をはめさせろ

  やつは俺の北であり南であり東であり西だった
  俺の労働日であり俺の休息日だった
  俺の真昼俺の夜中俺の話俺の歌だった
  俺はそれが永遠に続くのだと勘違いしてたんだ

  もう星はいらないから片付けてくれ
  月も太陽もお払い箱だ
  海を干上がらせ森を坊主にしろ
  もう何もいいことなどないのだから

最近
この詩に出会った!
なぜか・・・心に住み着いた・・・

この詩が朗読される映画を見つけた。
それがこの映画だ


1994年の映画だから~~~ヒューグランドが大分若い。
いまはこの優柔不断な優男を演じたら抜群に存在感のある彼も、大分爺さんになってしまったけど・・・
いいおとこには変わりなさそうだ・・・

4つの結婚式と1つの葬式がこの映画のストーリーだ。
この詩と出会った後に・・・グッドタイミングにWOWOWオンデマンドで見つけた。

何回も花婿の介添え人を勤めてきたが
本人は自分自身の結婚に縁がない~
運命の人アンディーに逢うがすれ違いで彼女は富豪と結婚してしまう。
元彼女と結婚式の時に意中の人が離婚した
と聞き花嫁に張り倒されながら中止にする。後はハッピーエンドだ~
中止にされた花嫁はどうなるんだろうね・・・

そして葬式は男同士の2人の片割れが急になくなる・・・その時相手の男が死んだ彼を偲んで詠んだ詩だ。
何気なく続く日常にこそ、その何気ない日常を共に過ごすパートナーこそ愛するパートナーなんだと。

愛するものは自分の身の回りに存在するすべてなんだと・・・
男女に関係なく自分が毎日心地よく生活する上でのパートナーこそ愛する人なんだと言ってるようだ。

最近見た2本の映画は共通するテーマを持ってるようだわ・・・





最新の画像もっと見る

コメントを投稿