やんごともなく

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秋飽きアキ?満たされると同時に損なわれる何かと釣欲保存の法則とは如何に?

2019-10-18 09:27:22 | 釣部
9月中旬から10月のシーバス戦を超楽しみにしており釣りに行かぬも釣りと準備しながら力を蓄えていたのだが
それが先の台風で消滅したのはご存知の通り。まぁアレは規格外サイズ。命は大事。危険ダメ絶対。


だが収まらないのは内なる釣欲のマグマ。その蓄えた力を開放する為に足を運んだのは~






湘南でしたヒサシブリ!


***


お題はライトイナダ(ならヘヴィーイナダってあるのか?!)と極めてありがちなチョイス。


実は先週の段階で釣果が上がっていたので近々行かねば~と思っていたのだがあの未曾有の台風後にどうなったかは知らないまま
とりあえず船宿に電話をしてみたら「大丈夫!水曜日も結構釣れましたヨ!」と太鼓判。あぁそれならお願いしますと予約をした。


実はこの会話に大きな齟齬がある事は現時点では知る由も無い。


とにかく勢いそのままに翌日早朝湘南平塚は庄三郎丸にお邪魔してみた。


ご無沙汰しております

ネコ船長は朝不機嫌


この日は二艘のイナダ船が用意され受付の際に好きな座席を取るのだがルアーはミヨシ限定となり12号船には既に名前がある。
ならばと17号船の左ミヨシをチョイスしたのだが待てど暮らせど次のルアーチャレンジャーが来ない。


ルアーの定員は6名

さぁ夜明けじゃ


出船は6時で早々に船に行って準備していたから名簿云々のその後は知らないのだがどうせ来るやろ?と高を括っていたのだが





来ませんでしたサプライズ?!


全滅かよ


おっとつまりはワラクシルアーマンお一人様ッスか?マヂで?


上記の齟齬ってのは水曜のエサ師はクーラー満タン大爆釣だったらしいがルアー屋は0~5匹だったらしい。
なるほどルアー屋の皆さん情報には敏感かつ行動は慎重やね。ちな私は予定優先で現状は気にしないタイプ(だから釣れない)


なにはともあれやるしかない。


まずは港から10分の海洋観測塔周り水深20mでスタート。あー随分濁ってる。川からの泥水で海もドロドロやんか。


シイラはとっくにお留守


ジグチョイスはシーフラワー60gピンクさん。前回のタチウオ戦でも大活躍した神にも似たマイフェイバリットだが
外すのが面倒なので四軸フックそのままリアについている(←コレ後に問題に)


とにかく作戦としてはコマセが効く前にとっとと釣っておかないとすぐにルアーに反応しなくなるのを知っている。
だがその速攻作戦もまったく芳しくない。開始数分で細いイナダを1本釣っただけでそこからエサパワーが台頭しまくるのだ。


左右合わせて10名強だがアチコチでロッドを曲げている。ミヨシの私は船の飾りみたいに立ち尽くすだけであるw


ジャカジャカ巻くのがアホらしくなるがそれでもルアーマンはワラクシ独り。職場放棄は(まだ)アカン。


なるほど事前情報のルアー0~5匹ってのはやる人がいないからでもあり
ましてや私の結果次第で明日以降の展開が決まるならマヂで負のスパイラルやんけ。


勝手に背負った自負の重みに潰されそうだがそんな気合いを海はサラッと無視する。


全くあたらない。完全無視である。空振り素振りはメンタルを少しづつ削ってゆく。


やがて魚の気配はなくなりこのポイントを去るのだが既に(エサ師とは)埋められない大差となりギブアップ寸前である。


***


30分程西へ走り国府津あたり。岸からはそう遠くなく水深は30m程。


ここでも我先奇襲作戦により早々と2匹ゲトしたは良かったがそこからエサ師独断場となりルアーは無視ゲーになる。
既にダークサイドに堕ちているワラクシはここでグレーゾーンであるジグサビキを出動させるコトに躊躇はない。


いやちゃんと用意してあるんだけどね。


こんなのが3つ搭載


それは市販の6本針仕掛けを半分の3本にしたものでバケは魚皮でもフラッシャブーでも可。
ハリスは4号くらいで重りは100g前後。


んでこれで直接イナダを掛けても良いのだが落とせば何かしらのベイトが針に喰いつくのでそのまま維持かゆっくり巻き上げてくると
やがてフィッシュイーターがバクン!と喰らいつくって寸法だ。まぁムーチングみたいなもんであります。


案の定落とせばイワシやアジがつき、そのプルプルする感覚をキープしているとゴゴゴン!っとイナダになる食物連鎖な釣りだ。
これが悔しい程簡単に釣れ、ダブルなんてのも頻繁にありかつやがてカンパチも混じりお土産的にはもう十分であります(ほぼリリースしましたが)


ミニカマス

ワンベイトワンフィッシュ

もうギュンギュンですよ

今回唯一の自画撮り


周りのエサ師も釣ってはリリースを繰り返してるので既にクーラー満パイなのでしょう。


言ってはナンですが私もとっくにジグサビキには飽きていて逆にベイトである何らかを襲われずに海底から無事に上げてくるゲームに興味が移行w
写真がないのも多いですがイワシやカマス、赤いチビ等々の多種多彩なベイトが釣れナルホドね~と。


ハタ坊

指突っ込んだらマヂで噛まれた

これも柄違い?

こちらはカサゴ

ダブルだって珍しくもない


でもでもそんな中に面白いのもありました!


第一次ベイトか掛かりそれをイナダが喰うのですがそのイナダを襲った奴がいた!!


結局甘噛み瞬間ファイトだけでしたが確かに違う次元の魚パワーを感じました。
それはシャークではない別の相当大きい魚かと。海はそうゆう事があるからまた面白いけど食物連鎖上位ヒエラルキーは容赦ないね。


イナダを主食にするってどんな大きさだよ

イナ3カンパチ2で十分じゃろ


***


時間は11時過ぎで船長アナウンスによると残り30分。周りはダラけて終戦ムード。エサ師はもう片付け始めてまんがな。


ワラサも出てました


私も余りにジグサビキで釣った為に満足しそうになってるけど我に返ればルアーでたかが3本じゃん!
これじゃ確かに0~5本と書かれても間違いじゃないけど明日からのルアーマンのテンションを下げる訳にはいかん!とご無沙汰のジグロッドを握りなおす。


まぁそれでも(脳内では)駄目だろうなと思ってましたがここからまさかの大爆発!!キター!


上記にあるようにエサ師が手を止めた事によりイナダの興味がジグに向いたのかワンキャストワンヒットの入れ食い状態に。
面白いのは面倒がってた四軸リアフックを外してからの反応が圧倒的に良い。確かにアレ無駄に目立つし魚は嫌っていたのかもしれません。


しまいにはフロント2本のフックそれぞれにイナダとカンパチが喰らいつき、更に他のイナダ達がワラワラと海面までチェイスしてくる始末。
神ルアーであるシーフラワーだけでなくロングジグにも普通に喰ってきたので何でも良かったんでしょうw


世話になったの


とにかくその30分で20本は釣ったかと。最後はもう巻かなくてぶる下げとくだけで喰ってた程。ラストキャストでもキッチリとね。


そんな訳でざっくりジグサビキ20ルアー20って事でかろうじてルアー屋の面目は保ったかと。
でもまぁ正直な釣りにしてしまい海の神様申し訳ございませんでしたと反省。


何でも過ぎたるは猶及ばざるが如し。だから丁度良い按配を探して繰り返し釣りに行くのでありますソウネ
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