やんごともなく

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急がば廻れかつ損して得とれとな?!生臭い返礼品と本末転倒の干物男とは如何に?

2020-02-21 09:34:44 | 釣部
先日からちょくちょくベクトル云々と差し込んでいるが嘯く訳でも恰好つける訳でもなく私にとっての釣りは面白さ優先だ。
そして極端な事を言えば面白ければ釣果ゼロだって構わない。


もちろん狙いの魚が釣れたらゼロより楽しいのは本当本音。それがグッドサイズならなお良し。


そんなスタンスでやってきたワラクシですが今回は今回だけは違う。


漁獲高ガチ最優先であるフンガー!


***


ちょっと前から旨い干物が喰いたいという思いに囚われている。そう、新鮮な刺身ではなく干物だ。
まぁただの干物ならこんな山梨の山奥だって食べられるけど旨いィィィィ!となるとそう簡単ではない。


だが幸い私は釣り人。ならばいっそのこと自分で獲って干して喰らおうではないか!と相成りました。


するとターゲットはやはり干物の王道であるアジに決まっているのだ!


だがトラウマって程ではないが凄く昔にアジビシ船に乗った事がある。


その頃はデカい電動リールと人がぶる下がっても曲がらなそうなビシ竿を使用し釣り味もへったくれもないモノ。
作業と呼んで差し支えない動作でただただ繰り返し投入して回収すればアジが付いているって釣りでした。


要は数釣ってナンボ。


もちろんそれで楽しい人もたくさんいるからバカになんかするつもりはないけどワラクシには合わないと確信。
以来たくさん釣る事にマインドがなくそうゆうのを忌避してきたが今回企画はモロにそこである。


だが今ではライトアジなる釣法もあり(水深が浅くオモリも軽いので故にタックルも軽くつまりライトの名称)
忌まわしのビシアジでの作業ゲー感はコレで払拭されるだろうと踏んだのであります。


だがしかし・・・


***


やってきたのはいつもの平塚庄三郎丸。また世話になります。


ネコ船長にご挨拶

5時前にはやいのやいの

本日のお題目

さぁ出発じゃ


一応釣船名はライトウィリー五目であり対象魚はアジやタイですが結局掛かれば何でもだ。
そのウィリーってのは針に毛糸みたいなのが巻いてある疑似餌の事。


この3本針仕掛けとコマセ籠(30号)をつかう釣りで一番下針にはオキアミをつける。
タックルはタイラバロッドの流用でかつカルカッタコンクエストソルトデビュー戦でもある。


わざわざサニービシ買った

オキアミは実はエビではありません

頼むぜコンクエスト

凪最高w


そんな訳でスタートしたのは港からスグそばの観測塔沖水深40mライン。


中乗りさんに捕まって幾つかアドバイスを受けたのだが(どうしてウィリー初心者ってバレたんだろう?)

・コマセは八分目
・サニービシの下は完全に閉めて上は半開
・オキアミは尻尾を切って真っ直ぐ刺す
・シャクリは鋭く
・水平で3秒待って当たらなければ下げながら少し巻き再びその動作を


などなど。なるほどこれが基本事項ね。でもこの前のホウボウでもこの手のレクチャーは親切丁寧でした。
まぁ昔の遊漁船なぞべらんめぇ!テメェで覚えろ!でしたが今の時代のニーズでしょうかね?


若い子(特に初心者や女性)を取り込まないと次世代がないからかもしれません。その余波で初心者オサーンにも丁寧w


とにかく言われた通りに落とせば一投目からブルブルと心地よいアタリが!


これは残念ながらフグでしたが二投目三投目にもアタリがありなんとまぁかわいいハナダイゲト!
マダイとどこが違うのかワカラヌがこのサイズは丁度炊飯器に入りそうで鯛めし出来そうだ!と嬉しい。


多分ハナダイ

こちらは例の苦労魚

他にもカイワリやホウボウ、サバフグ等々が顔を見せてくれた。この五目釣り面白いかも~






・・・ってアレ?


違う違う!ワラクシの狙いはアジじゃん!


最初に入ったこのポイントには鯛系がウロウロしているらしく皆さん赤とか黒とかシマシマとかが釣れてました。
だが朝の時合は実はここまで。時間にして30分もない程。パタリとアタリは止まり以後船はユラユラと漂流してゆく。


ドコへ行くのか


***


むろん船長も手を拱いている訳じゃない。細かくポイントを移動しながら40mラインを探ってゆくがどうにもこうにも。
ポツポツと誰かが釣れるが私の順番は中々来ない。ましてや切望するアジ皆無。


まぁホウボウ船での無視っぷり(終日ベースで2~3バイト?)に比べたらときどきは反応あるからゼムゼムましだけど
コマセじゃんじゃん撒いても万能じゃないって話だ。


そんな訳でテンションの低い40mラインはいったん見切り次なる漁場90mラインに船を進める。
おぉこここそアジの場所との事!ワイここからが本番!やりますよ~


と張り切ってみたものの現実に直面する。







手巻きで100mはキツい!マヂシンドイ


水深が倍ならコマセ籠も30号から60号(船長に借りた)になっておりその重さはハンパない!
そもそも60号って225gもありさらに籠の形状や中にはアミコマセを入れるので細いタイラバロッドがメチャ嫌がってます!


んでアタリもなく無為にシコシコと高負荷を100m巻き上げてくるのはマヂしんどいw
あぁせめて1回につき1匹釣れれば良いのだがの。


皆さんは電動リールを使っており余裕の巻き上げですがワイはグリグリグリグリと原始的な動きに終始。
いやこれもまた面白。むしろここがこの釣りの面白かもしれない?!と脳内麻薬で無理矢理w


んで今日のアジはボトムから2~6mを泳層にしているらしくとにかく到達最優先。
そしてタナを合わせてコマセを振るとときどきアタリが出るのであります。


だがそこまでの努力をしても釣れるアジは20cmに満たない防波堤サイズばかり。
しかも普通単発でときどきウィリーに掛かるだけで数も伸びない。


したっけ船長も状況を見ながらせめて大きいアジを探すのだが中々難しい。そりゃそーだ。
魚探で魚影は追えるけど正確なサイズまでは釣ってみないとワカラヌ。


私にもそんな中ちょっとだけ良いのが2匹釣れましたがあとはチビさんばかり。
この漁獲高では干物まで回らないかな・・・


ちょっと良いこれはマダイ


***


ラストは再びの40mライン。付け替えたサニービシ30号って軽くて最高過ぎるw


リールは左巻きだが疲労したのはそれを支える右腕の方。やはりコンク401のパーミングは疲れる。
雷魚でも一日中投げてると右握力無くなるもん。ドラグ耐性は問題なかったがダウンサイジングせんと駄目かも。
※早くもソルトオフショアクビか?!


それにしても30号(112g)は軽い。そして細身故水抵抗も少なく超楽。


これだけでも嬉しいがここで再びの時合がやって来た!


今度は赤でも黒でもなくグレーの魚でありその名もヘダイとの事。あーウミタナゴと鯛のハイブリッドみたいな子。
これがどうやらボトムで湧いているらしく果敢にアタリを出す。


ハイペースで釣れてくれてなるほどライトウィリー五目ってこんな感じね!とマスターさせてくれました。
ありがとうヘダイさん。君の雄姿を湛えて全キープで塩焼きにしていただくわ!


ブチまけて撮影会


***


さてこの話のオチ。


タイトルは一見関係なさそうだがここから説明する。


たくさん釣れたのでお店の人にホワイトデーのお返しに少々生臭いお礼をあげようと帰路を急ぐ。
いつもなら帰りはのんびりR1下道でラーメン啜りながらだが今回は西湘バイパスを国府津ICまでバビューン(←)


問題はその出口。


出口を下り箱根側からの合流もなくスルスルと徐行しながら交差点に出たのだがどうやらその手前に
一時停止ラインがあったとの事。えっ?知らないし見えもしなかった。


そんな訳でその先でとっ捕まって減点7000円コースw


冗談かと思ったぜ


ちな同ルートからくる車は同反則で入れ食いであり検挙渋滞してまんがな。
釣りにきて見事にケー殺に釣られてしまいました。


急がば廻れとはマヂ本当。かつ損して損したのであります。


しっかしこれでまたゴールドセイントが遠のいた!
※明日にも免許更新なのにネ
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