やんごともなく

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あれからウン年?!追い続けて追い続けてもいまだ止まない響け!ユーフォニアム愛とは如何に?

2019-04-26 07:32:36 | アニメ部
無粋な計算をするナントイウコト・・・


大人1名1800円の映画チケットだが各種割引や子供もいるかもしれんと仮定してとりあえず1名1500円として計算する。
例えば4回/日で各30名入ったとして18万円。それが打ち切られず30日だとすれば540万円。
そして全国で75館(公式ページから調べた数)とすると約4億円・・・


この試算根拠はいい加減なものだけどそれでも割と真実に近いのではないか?と思う。
もちろん丸々制作側に入る筈もなくあくまでシアター側の売り上げで、はてさて幾ら戻るのだろうか?


そもそも映画のお金の巡りかたはゼムゼム違うんだろうか?
円盤(DVD等々)収益こそ制作側の拠り所であり劇場公開によるマネーは超大ヒット以外雀の涙なのかもしれません。


そして問題はここからの除算でありその代入値とはアニメ映画1本作るのに一体どれくらいのコストがかかるって事だ。


そりゃ大御所ジブリや期待の新海作品みたいに桁2つ違うウン百億に届けばガッポリなんじゃろうけど〇△なんて知る人ぞ知るレベルだからね。
でも大作=名作ではありんせん。マイナーだろうけど私にとっては実に傑作でありました。


ミニオンが画角割り込み


***


現実と仮想をゴッチャにしても仕方がないんだけど敢えて思う。


例えばどんなに綺麗に完結したストーリーで読み手は満足して本を閉じたとしても中の人物たちのその後は続いてゆく。
それを筆者が描かない限り表面上には浮かばないけれどどこかの架空の町でキャラクター達は生き続けるだろう。
アニメか漫画か文章かは問わないがその二次元?な世界でそれぞれ成長してゆくのかもしれません。


TVシリーズ第二期は本当に美しい終わり方だった。ユーフォニアムの世界観を半分支えてきた田中パイセンの卒業は
ストーリー的には必然でもあったがあすかファンとしては最も避けたい節目でもあった。


その余韻を非常に上手く汲み取ったのが総集編的な劇場版2であり軸をそこに据えると
前にも書いたが主要人物ほぼほぼ上位であるレイナなぞただのモブキャラ扱いでありました。


そしてその第二期前半の主であったみぞれとのぞみは「リズと青い鳥」としてスピンオフ作品となりました。
これもまた物語自体は静かで地味なんだけど実は秘めたる熱さがあり恥ずかしながら劇場の暗闇で涙腺崩壊した覚えあり。


さてそんなこんなで関わって既に数年経過したユーフォニアムですがここでようやく進まなかったメインストーリーが動き出しました。


劇場版3作目はTVシリーズから引き継いだ完全新作版。今までは1年生だった主人公達が進級し2年生へ。
そしてそうなれば新入生の加入とまた新しい話が始まるのであります


I-10はマイ指定席じゃの

公開初日初回の座席予約風景


3行ストーリー


去年全国には届かなかったが関西大会まで勝ち上がった北宇治吹部には多くの新入生が入ってきた。
やや不人気系の低音パートにも経験者を迎える事が出来たのだがこの新入生が一癖も二癖もある子達だった。
先輩となった久美子達も戸惑い迷いながらも再び全国大会を目指して練習に励むのでありました。


どんな分野でもそうだけどなにかしらの上達には基本的に多くの時間がかかる。
もちろん瞬時で出来てしまう天才もいるんだろうけどそうゆう特例は置いておき我等凡人の話。


ちなみに1000時間携わるとどんな事でもそれなりのモノになるらしいが30年ギターを触っている
(置いてあるだけだが)ワラクシは1曲もモノには出来ていない凡人以下の廃人である。


例えば部活なんてもんは基本的に中学校からで私は卓球部に初心者で入った。経験値は温泉卓球のみのレベル0。
当然素振りから始めたけどもう1年生でいきなりそれなりに打てた子はそう言えばいた。


それが経験者の強みなんだろうが楽器こそそうだろう。放課後同じ時間しか練習出来ないなら早く始めた分には絶対追いつけない。
それを埋めるのがセンスと言われてしまえば仕方がないがここではそう言わない。


つまり先輩として1年先を行ってるつもりでも数年前からやってる下級生からみたら下手だと思う訳であります。
その辺が今回のテーマの下に流れる葛藤のアンダーテーマ。


そしてそれに纏わる感情をコントロール出来なかったり無駄に先回りしたりと皆若い子は悩むのであります。


でもこれって田中パイセン&久美子(この2名は少し違うか)やカオリ先輩&レイナと繰り返してきたモノ。
この辺が原作者の意図かそれとも京アニの意図かはわかりませんが描きたいトコの一つみたいだ。


さすがにグッズ系はいいや(欲しいケド)


ちなこのユーフォニアムとは吹奏楽なる部活を通しそうゆう幾つもの衝突を重ねて皆が成長してゆく話。
私にとってはもう戻らない時間の先にある更に架空の話なんだけど・・・だからこそ今面白いのかもしれませんw


んで上記にあるスピンオフ云々も実は流れる北宇治吹奏楽部の時間の中に組み込まれていてあぁそうゆう事なんだ!と改めて思ふ。
今回は(のぞみとみぞれには)一言のセリフすら与えられなかったけど・・・


さてオシマイ。


良作です。間違いなく。個人的には☆を無限にあげたいくらいサイコー!


でも若い子には永遠にもなりうる大事な1年間を2時間に凝縮したので少々情報過多だったかもしれません。
特に人間描写を頑張った分、練習風景?が足りなくてつまりコンクールに向けての努力の跡が余り見えなかったのは残念。


と玉に瑕もありましたがいままでブレブレだった主人公黄前久美子の立派な成長を親戚のオサーン風に喜びたいと思いますw


出来ればTV編全てを見た後で劇場版をドーゾ


プレゼントは葉月&緑でした
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