こんな詩を書いてみました。

 

『あなただけのために』 

 

裸足のまま 駈け出す海辺

光の粒 舞い散り頬を打つ 

春の海は 優しく凪いで 

雲の切れ間 光の矢を放ち 

ふたりの輝きに満ちた 

ささやかな運命 照らすよ 

優しく差し伸べてくれた手 

静かに引き寄せ誓う 

永遠の愛を 

一人のただの男として 

あなただけのために生きて行くから

 

 

熱く火照る 身体が痛い

息を切らし 額の汗を拭く 

あなたの指 強く握って 

砂の上に足跡 つけながら 

静かに燃え上がる夕陽 

見つめ交わす熱い 口づけ 

二人の長い影が揺れる 

静かに抱きしめ誓う 

永遠の愛を 

一人のただの男として 

あなただけを守り生きて行くから 

 

 

優しく差し伸べてくれた手 

静かに引き寄せ誓う 

永遠の愛を 

一人のただの男として 

あなただけのために生きて行くから 

 

 

『あなただけのために生きて行くから…』

 

いつか誰かに言ってもらいたいし、僕自身もいつか誰かに言いたい言葉です。

 

過去には、この人と帰る場所が一緒ならいいのに…とか、この人が僕の運命の人なら…とか、これが最後の恋であってほしい…とか思った人は何人かいましたが、なかなか『あなただけのために生きて行くから…』と言い合える人とは出会えていません。

 

そう思えた人も病に冒され、志半ばで天に召されてしまったし、人生はうまくはいかないものですね。

 

同性同士の恋愛って難しいのかなぁ〜なんて物思う今日この頃です。

 

僕のblogにいつも優しいコメントをくださる、bumimas_shochanという方がいらっしゃいます。

 

『わが永遠の聖母(マドンナ)岩崎宏美』というblogを書かれているのですが、21日に書かれたblogに、奥様と銀婚式を祝うランチの席で、乾杯をされている写真がUPされていて、グラスを持つお二人の手がとても美しくて、幸せってこういうことなんだなぁ〜って思いながら記事を読ませていただいたら、ちょっとセンチメンタルになってしまい、こんな詩が浮かんでしまいました。

 

bumimas_shochanさん、これからも奥様を大切になさってくださいね。

 

僕も早く運命の人に出逢いたいなぁ〜(笑)。