10月9日(水)は彩湖道満グリーンパークへ。13日(日)・14日(月)に予定していた「草はらジャングル探検隊」の事前調査です。
結局、台風19号の影響を考えて中止することになりましたが、元々荒川の洪水対策用の調整池なので、やはり現在冠水による休園、というよりも公園全体が完全に水没…。「冬はやっぱり土手すべり」で使っている堤防のかなり上のほうまで水が入ったようです。隣接する荒川彩湖公園(愛称「カマキリ公園」)では、大きなカマキリの複合遊具の首だけがかろうじて水から出ている状態ですからねぇ…。
浄化施設の原っぱにはこんな通路が何本かあります。オギやセイタカアワダチソウは例年より少ない感じかな。でも、現在はすべてが水の中…。
ここでは少数派のススキです。
オギのほうが主流ですね。「オギのトトロやフクロウ作り」用に集めはじめないといけない時期ですが、荒川の河川敷のものは全滅かぁ…。今年は開催できないかも!?
セイタカアワダチソウの蕾も開きはじめました。
まあ、たか爺としては花より蕾ですけれどもね!?
まだ蕾の花序が多かった場所では、お茶や入浴剤用にせっせと摘ませていただきましたよ。
ナツアカネ♀。
今年は赤トンボが多くて、トンボ採りは楽しんでもらえそうだったのに…。
アキアカネ♀も。
当日卵をもった両種の♀を捕まえて、子どもたちの手で卵を産ませてみてもらって、卵の形の違いも見てもらいたかったのになぁ…。
モンキチョウ
ルリシジミ
撮らせてもらえませんでしたが、ウラナミシジミ、キタテハ、ヒメアカタテハなども。
オオハナアブ
こちらはどなたかと思ったら。
ホシササキリ♀でした。
残念ながら、トノサマバッタは2頭しか飛び立ってくれませんでしたけれどもねぇ…。
オオカマキリ
ハラビロカマキリ
産みつけられて間もないハラビロカマキリの卵鞘も見つかりました。
ムラサキツメクサ
コセンダングサ
タコノアシ
ミニ彩湖のものです。
今回の台風で、荒川の調整池としての役割をしっかりと果たした彩湖です。それでもぎりぎりセーフだった感じで、もしどこかで堤防が決壊していたら大変なことになっていたでしょうね。
このマテバシイの木も、完全に水没してしまったと思います…。
たか爺御用達のカエル型の殻斗のどんぐりですね。
「無事カエル」キーホルダー用に収穫させてもらって、帰宅後に40個ほどヒートンだけ付けておきました。13・14日の参加者のお土産用だったのですが…。
スズメウリ
カラスウリ
イシミカワとアオクサカメムシの幼虫
ノブドウの実も色づき始めていました。
厄介者のアレチヌスビトハギは、この日も靴紐や靴下、ズボンにくっついてきてしまって…。
入園できるようになったら様子を見にいってみる予定ですが、ワンダースクールのメインフィールドとなる秋ヶ瀬公園(現状)や彩湖道満グリーンパークは、しばらく利用できそうもありません。里山体験プログラムでお世話になっている方たちも被害にあわれていて、東松山市の国分牧場さんは牛舎が浸水…。でも、大切に育てられている牛たちは無事でよかったです。越生町のよしざわ自然農園さんも、朝日のあたる家はバルコニーが流され、お風呂ももう使えなくなってしまったとのこと…。でも、皆さんご無事で何よりでしたねぇ~。
今回の台風で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。たか爺には想像できないほど大変なことだとは思いますが、1日でも早く今までどおりの生活に戻れるといいですね。