たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

「化石でワンダー探検隊」事前調査

2019年04月19日 | 化石でワンダー探検隊


 4月12日(金)は、14日(日)の里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」の事前調査で小鹿野町へ。
 おがの化石館の駐車場までの道中には、以前から気になっている場所が何ヶ所かあります。今回はこの川原をちょっと歩いてみました。ようばけ下流の赤平川だし、駐車場もトイレもあっていいよなぁと思っていたら、それらしい転石一つ転がっていなくて残念でしたねぇ…。川遊びやバーベキュー用に整備された川原なのかな?





 河床には、それらしい地層が見えるんですけれどもね。



 川原はここで行き止まり。でも、奥の崖の地層が気になるので、いったん車に戻って川沿いを上流方向へ走ってみます。



 驚かせてしまってごめんなさい…。ダイサギかな。





 やっぱりねぇ~。



 これは「トサン淵」の歴史的な解説板。永禄3年、北条勢に追いつめられた土佐の坊が身を投げた淵だそうです。



 ジオパーク秩父的には、ようばけと同じく国指定天然記念物「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」となるようですね。当然、化石採集は禁止でございます…。
 


 おがの化石館の駐車場に到着。
 ようばけをバックにジオパーク秩父の解説板を。



 ようばけへと下る道沿いに咲いたいたタチツボスミレです。



 ようばけの解説板から。



 桜も入れて。



 ようばけから川を渡ってきた大きな落石も入れて…。



 これは想定内!?
 もちろん、ようばけへの立入も化石の採集も禁止されています。



 ようばけの上流方向です。



 赤平川の水位は3月より多少上がった程度で、川岸もいい状態のままでした。



 川原は相変わらずキササゲだらけですが、よく探してみるとお宝入りの転石が転がっております!? 写真はやめておきましたが、何者かに食べられたシカの子どもと思われる骨も転がっておりました…。


 
 この崖もポイントですね。



 崖に咲いていたタチツボスミレは、葉っぱからいくとアカフタチツボスミレになるのかな?



 上流方向へはここで行き止まりになっています。
 崖づたいにもう少し先まで行けますが、わざわざより危険な場所を使う必要もないでしょう。



 川沿いにようばけへと戻ります。



 目の前で崖がくずれてきたりしてちょっと怖いけれども、大人の長靴なら対岸へ渡れる浅瀬もありました。この日は普通の靴だったので渡りませんでしたけれどもね。



 川沿いを歩いていたら、チチブホタテの印象化石を発見!
 3月には気づきませんでした…。掘り出すのは大変そうなので、当日見てもらえればいいかな。



 カテンソウは、トイレやようばけへのショートカットコース上に群生しています。



 この桜もショートカットコースからようばけをバックに。
 


 今回はようばけから下流方向も見にいってみます。
 川原の転石は少なめです。化石探しでは一番使われている場所だからなのかもしれません。



 このあたりは対岸へ渡ればいろいろ見つかりそうですね。



 ここで行き止まりですが、長靴だったらはさみばけまでは行けるのかな。



 崖側を歩いて戻ります。
 ちょっと怖いけど、ここは使えそうですね。



 ワサビです。来年は事前調査の際に摘ませてもらいますよ!?



 ミヤマキケマンも群生していました。



 水場の近くにはシカの足跡も残っていましたね。



 イロハモミジは近くの民家にて。
 帰りにはちょっとだけムクゲ自然公園へも寄ってみました。これは改めて。

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