名古屋　千種　仲人夫婦が手厚くサポート、アットホームな結婚相談所  

ブライダルサロンブーケ　代表カウンセラー　佐藤香織です。

 

 

こんにちは

 

１人の仲人として、これまで、数えきれないくらいのご相談者さま達と、

様々なお話をさせていただきました。

 

お悩みも、ご希望も、ほんとうに、十人十色。

１人として、おなじ人はいない。

だからこそ、お１人ずつとの出会いに感謝し、ご縁を大切にしていかなければと、感じます

 

 

さて、カウンセリングをしておりますと、沢山のご不安やお悩みに触れることになります。

今置かれているご状況も、これまで育ってこられたご環境も、人それぞれです。

 

そのような中、１つ、共通していることがあります。

 

お悩みの原因、そのほとんどが、「人間関係」に起因しているということ。

 

人と人とのコミュニケーションのなかで、

何か思い通りにならなかったり、うまく思いが伝わらなかったり。

自分にとって不快な事を言われたり、望まない対応を受け悲しくなったり。

 

ふとある時は、気持ちと行動が一致せず、

「こんなはずではなかったのに」

「こんなこと、言うつもりじゃなかったのに」といった後悔の念を抱いたり。

 

また、ある時は、

自分ばかり、相手のことを考え、自分のことは大切に扱ってもらえていない気がして、腹が立ったり。

 

 

悩むということは、それだけ、真剣にお相手に向き合っている証。

とても誠実であり、素晴らしい行動だと思います。

誰にでも出来ることではありません。

 

また、それと同時に、お相手に、不快な気持ちになったり、怒りを覚えたりする場合。

 

おそらく、心のどこかに、

 

「自分はこんなにも、相手のことを思い考え、動いているのに、

どうしてわかってくれないのだろうか？」という思いがあること。

 

自分ばかり。

こんなに頑張っているのに。

こんなに、色々と、相手の為に、してあげているのに！

 

自分が頑張った分だけ、同じ分だけ、見返りを無意識に求めてしまう。

そういうことって、誰にでもありますよね。

 

でも、それって、

頑張った分だけ、報酬が受け取れることを期待したうえでの行動だったとしたら？

どうなんでしょう！？　

 

もし、何かに対して、起こした行動が、

無条件に、無償で「自分から」相手にあげたいなと、心から思っての行動だったなら、

たとえ、お返しがなかったからって、イライラするでしょうか？

 

「自分がしたくてしたこと」だった場合。

相手が喜んでくれても、そうでなくても、思った通りのリアクションを取ってくれても、

そうじゃなくて、きょとんとしてても。

「贈りたい」という気持ちのままに行動し、

相手に自分から「贈ることが出来た」のだから、

自分としての思いは、その時点で叶っていますので、

それでもう、十分満たされているのではないでしょうか？

 

 

 

もしも、どこか、満たされない思いで、苦しいのならば、

それは、心からの行動でないってことかも。

 

「こうした方が良いって聞いたから、だから頑張ってやったんだ。」

「ほんとは、こんなこと、したくなかったけど、必要だと思って嫌々やったこと。」

 

だとしたら、期待通りにならなかったとき、そりゃ、イライラもするでしょう。

 

 

「こうした方がいいって聞いたからやったのに！！」って。

 

でも、それが、もし。

 

今よりも良くなりたい♪

もっと相手と仲良くなりたい♪

 

自分からそう思えたのなら、頑張ってみたっていいじゃない。

期待通りじゃなくても、行動できたんだから。

今までしてこなかったことに、はじめてチャレンジできたんだから。

 

もうそれで、十分じゃないでしょうか？

 

 

「こんなに頑張ったのに！　自分は一生懸命やっているのに！」

 

相手に対して、

あなたはなんで、そういう風なの？

なぜもっとこちらの気持ちを察してくれないの？

 

そういう気持ちのもとにある部分って、

 

「こうしなきゃいけない」

「こうあらねばならない」

「がんばらなきゃいけない」

 

～なきゃいけない

～なきゃいけない

に、ずっと縛られている状態。

 

 

 

やりたいか、どうか、わからないけれど、

しなきゃいけないって思うから、やっているんです、と。

 

～なきゃいけない。

 

それは、いったい、誰に言われたの？

 

頑張らないといけないって、どうして思ったの？

 

「こうあるべきでしょ、こういう時は普通！」

 

あるべき姿を作ったのは、誰なのでしょうか？

 

頑張らなきゃいけないって、思っているのは、自分自身なのではないでしょうか？

誰かに強制されましたか？

 

普通はこうでしょ！っていう、普通の概念は、どこから来たものでしょうか？

あなたの周りにいる、ごく一部の人の声で作られたものではないでしょうか？

 

 

 

今日のブログで、はじめに、私は、このように申し上げました。

 

「１人として、おなじ人はいない」と。

 

 

普通なんてものは、あってないようなもの。

もしかしたら、

そんなあいまいな基準に、こだわる必要はないのかもしれません。

誰基準のお話なのか？

 

これまで関わってきた人たち。

たまたま似たような感覚の人ばかりだったかもしれない。

 

けれど、世の中には、いろんな人がいます。

 

これが正しい、これは間違い。

白か黒かって、完璧な線引きはできません。

 

これもあっていい、あれもあっていい。

それも、意外と楽しいかもね。

そんな方法もあったのね。

 

‘どんな道を選んでも’、必ず‘そこから得るもの’って、

自分が‘見つけよう’とアンテナを張っていれば、なにかしら、キャッチできるはず。

 

 

 

これが欲しい、あれは無駄。

自分を心地よくしてくれる人が好きで、

一度でも気に入らないことがあると、みんな嫌い。もう会わない。

 

そんな風に、極端な答えの出し方ばかりしていると、

選べる道が、どんどん少なくなってきませんか？

 

逆に、

これもあっていい、あれもあっていい。

それも、意外と楽しいかもね。

そんな方法もあったのね。

 

こんな風に捉えてみたら、どれを選んだって、発見がありそうで、

そう考えると、なんだかわくわく、楽しみにすら思えてきませんか？

 

 

自分で、できるだけ、気持ちが楽になれる方法を見つけていけるといいですね。

 

１か１００か、白黒はっきりで、グレーはなし。

自分の思う答えでないと、断固拒否。

 

そんなに、もう、頑張らなくっていいでしょう。意地にならなくっても大丈夫。

 

そんなに、「こうでなきゃダメっ」って、自分に難題を課さなくてもいいでしょう。

 

どう選んでも、きっと、どのようにでもしていけるから、もっと楽に考えよう♪

 

そんなに、気負わなくって大丈夫。

そんなに責任感を感じなくても大丈夫。

 

一度失敗したなら、「この前のは、間違えていた、ごめんなさい」って言えばいい。

一度の失敗を許してくれないなんて、狭い心の持ち主なら、離れてみればいい。

 

自分のことを、許してあげたら良いと思います。

 

これが普通でしょ、こうあるべきでしょ！

って、つい、人に対して厳しくなってしまうのは、

 

自分自身への「こうあるべき」の基準が、そもそも、すっごく高い人なんだと感じます。

 

自分に対して求めるレベルが、ハイレベルすぎて、一生懸命そのレベルをキープしようと、

日々、努力を怠らない、失敗もできるだけ回避して、完璧に準備をして、当日を迎えて。

 

「ぬかりない」

「すきがない」

 

でも、相手も自分とおなじ分だけ、おなじポイントについて、頑張っているとは限らない。

もっと、別の部分で、

「あなたのために」精一杯頑張ってくれているのかもしれない。

 

あなたが、「まだ気づいていない」だけで♪

 

 

気付けるとステキですね

 

ついつい、相手に厳しくなってしまうひと。

相手に求める基準が高すぎるひと。

 

こういったタイプの人は、一度、考えてみてほしいです。

 

 

自分に対して、どのような姿を求め、どうあるべきだと無意識に課しているか。

 

そして、それが、どれだけ自分自身を苦しめているか？

 

自分が課しているのか、誰か他の（親など近いひとから）課されているのか。

 

 

婚活のシーンでは、人と人とが、温かい空気感のなか、優しさに包まれ、

お互いに思いやりをもって、お相手と接することで、ご縁が深まっていきます。

 

どちらか一方だけが、頑張りすぎて苦しくなったり、

相手がプレッシャーを感じ、居心地が悪くなるようでは、一緒に過ごしていくことは困難です。

 

「気が休まらない」お相手とは、一緒になると、つらくなります。

 

緊張感の走る、ぎすぎすした結婚生活、なんて、考えただけでも、いやですよね(笑)

 

 

相手に対して、思わずキツくあたったり、厳しく接してしまうのは、

自分に対して厳しい人である可能性が非常に高いと私はみています。

 

そして、

 

なぜ、自分に厳しくなってしまうのか？

 

自分に「余裕」がないからです。

 

 

余裕があれば、相手に、より寛大になれます。

一度くらいの失敗は、多めにみて、笑い飛ばすこともできるはず。（程度によるけれど）

 

完璧だと思っていた自分自身も、いつ、失敗するかわからない。

完璧な人なんて、そもそも、存在しないのでは！？

 

「お互いに足りない部分を補い合って暮らしていく」

 

それが夫婦の形ではないかな？と

 

ならば、自分にだって、至らない点があるかもしれないわけだから、

本当に困り果てたときに、日頃からお相手に優しく接していれば、

自然と、自分がピンチのときは、お相手はあなたの大きな力となってくれるでしょう。

 

 

相手に優しくするということは、「自分に優しくなる」こと。

 

だから、そろそろ、自分のことを、許してあげたらどうだろう♪

 

そんな頑張りすぎなくってもいいんじゃない？

十分よくやっているよ♪

こんなに頑張る自分って、そもそも、めちゃくちゃえらいよね♪

すごい！　よくやった！

 

そんな風に、自分で自分を思い切り「褒めて」許してあげると、

自ずと見え始めるでしょう。

 

お相手から、してもらったこと。

いてくれて、嬉しかったこと。

沢山のやさしい言葉、温かい笑顔。

目に見えるやさしさだけでなく、自分がいない場所でも、

どれだけ自分の為に気遣ってくれていたか？

 

 

見る目が変われば、感じ方も変わる。

 

そのためには、まずは、自分に優しくなろう

 

 

 

婚活がつらい。

 

それが、もし、人間関係について、相手とのコミュニケーションについてなら、

是非、今日のお話を参考にしていただけたら嬉しいです

 

 

 

 

 

お知らせ