詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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上級国民が、やりたい放題の時代がやってきた(東海アマ) 電通 竹中平蔵 パソナ

2020年06月18日 | 政治
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1157.html

昨年4月に起きた、元通産省工業技術院院長による暴走二人死亡事件は、まだ記憶に新しい。
 このとき、「ディナーの予約に遅れたくなくて、蛇行追い越しの暴走運転」を繰り返していた飯塚幸三は、運転を誤って横断歩道を歩いていた母子をはねて殺害した。
 だが、「上級国民」であった飯塚は、現在もなお逮捕されることもなく、起訴されても執行猶予判決が確実視されている。
 https://jisin.jp/domestic/1800895/

 昨日のニュースは、2018年、津市内の国道を最高級ベンツで時速146Kを出してタクシーに激突し、悪質極まりない危険運転で4名を殺害した末広雅洋が、危険運転致死罪ではなく、一般的な過失致死罪で懲役7年の判決を受けたと報じられ、社会を驚愕させた。法の趣旨から言えば、確実に懲役20年の判決であった。
 これでは、何のために「危険運転致死傷罪」が設けられたのか、その意味が成立しなくなってしまう。

 津の4人死亡事故、危険運転致死傷罪適用せず 懲役7年 2020年6月16日
 https://www.asahi.com/articles/ASN6J72WBN6JONFB005.html

 これで、もしも検察が上訴しなければ、司法への信頼は地に落ちるに違いない。(すでに落ちまくって溺死してるような気もするが……)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B1%E9%99%BA%E9%81%8B%E8%BB%A2%E8%87%B4%E6%AD%BB%E5%82%B7%E7%BD%AA

 私感をいえば、末広雅洋(58)は、事故当初、株式会社ピーイングという、三重県で最大手のソフトウェア会社の社長であり、政財界、官界に多くの知己があった。
 この大金持ちの末広が、自民党など有力者の力添えで、裁判官を買収したのではないかという直感、疑いが強く脳裏をかすめる。

 飯塚に続いて「上級市民」には、罪を二等くらい減ずるという規定が秘密裡に適用されているような気さえする。
 警察・検察・裁判所の司法三羽ガラスは、安倍政権になって、権力迎合、「強者を助け、弱者をくじく」上級国民、国家権力べったりの姿勢が鮮明であり、司法には、ゴミのような人格の警官・検事・裁判官がゴロゴロしているとの評判だ。

 もしも、飯塚や末広への、恣意的な軽減判決が標準判例となるならば、今後は大変なことになる。
 酔っ払い運転で人を殺しても、多くは保釈され、4人殺しても懲役7年以下ですむわけだ。ただし、上級国民限定であり、我々がやれば、懲役20年になるだろう。

 こんな格差社会をもたらした最高功労者は、竹中平蔵しかいないが、その竹中は
「貧乏人にくれてやるトリクルダウン=おこぼれが、あるわけがない。貧乏人は貧しさをエンジョイしたらいい。若者には貧しくなる自由がある」
 とほざいた。
 http://editor.fem.jp/blog/?p=1604

 大金持ち、上級国民は、この社会の利益を独り占めして、決して底辺には流さない。それどころか、失敗しても上級者としての権益は守られる。犯罪を犯しても、一般国民よりも数段も軽くすむというわけだ。

 まさに、上級国民、大金持ちのやりたい放題の社会がやってくる。というより、飯塚や末広のように、すでに来ているのだ。
 自民党政権に都合の悪いことをすれば、小沢一郎のように、政治資金の書き込みが遅れただけで、ひどい有罪判決が下され、佐藤栄佐久元福島県知事のように、デタラメ、杜撰な東京電力の管理運営体制に怒って、原発運営を制限しようとしたら、突然、身に覚えのない収賄容疑をかけられ、知事職を追われ、8000万円の退職金返還請求まで受けている。
 これらは、すべて黒川弘務検事の工作によるものだった。

 甘利明は、証拠が明確な収賄容疑なのに立件さえされなかった。
 小渕優子は、秘書が不正献金の証拠の詰まったHDをドリルで破壊するという証拠隠滅工作が明らかになったのに、これも立件されていない。
 森友事件では、国有財産払い下げを指示した佐川理財局長の公文書偽造罪が明白だったのに、これも立件しなかった。
 代わりに、恩恵を受けた籠池夫妻を、ありえない詐欺容疑で長期拘束、起訴した。
 これも、安倍の飼犬、黒川弘務の工作だったことが明らかになった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E5%8F%8B%E5%AD%A6%E5%9C%92%E5%95%8F%E9%A1%8C

 加計学園事件では、安倍晋三の盟友である加計孝太郎に対し、本来は絶対に認可されないはずの獣医科新設に、首相の地位を利用して大きな便宜を図り、今治市は市民の税金から数十億円を無条件で支援した。
 加計学園理事は、安倍の差し金で最高裁判事に転身している。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%A8%88%E5%AD%A6%E5%9C%92%E5%95%8F%E9%A1%8C

 これらの事件に類質性のある、安倍の友人知人に対する利益供与不正は、あまりにも数が多すぎて、いちいち書き切れないほどだが。共通するのは、安倍晋三が自らの地位を利用して、関係者に大きな利益供与を図り、それを自身の選挙基盤に結びつけているといいうことだ。

 我々は、戦後議員内閣制が出発して、これほど頭のてっぺんから足の爪先まで不正にまみれた汚い首相を始めて見せつけられた。

 安倍晋三自身は、有能とはほど遠い凡愚な人物であると評価が定まっているが、安倍を支える黒子たちには、警察官僚・経産省官僚の不可解な(CIA工作員を疑う)人物が出そろっていて、世論誘導や、統計改竄捏造、電通によるメディア支配、ネットの思想的コントロールなど、あらゆる手口で、批判者を封じ込め、フクイチ事故の真実まで隠蔽し続けている。

 こんななかで、格差の拡大を旗印に、過去30年間、日本社会を劇的に変えさせた男がいる。その名は「竹中平蔵」。
 新自由主義と国際金融資本(ユダヤ資本)の利権のためなら、日本人の大多数を餓死させても構わないほどの勢いで、日本に凄まじい格差・差別を持ち込んでいる。
 竹中が、日本政治にかかわるようになって、日本社会は劇的に悪化したのだ。

 竹中の主張は、人間社会に「格差・差別」を持ち込むことであり、冒頭に掲げた特権階級=上級市民だけが優遇される社会の成立に成功している。
 逆にいえば、竹中平蔵いる限り、日本社会の平等性、市民的権利、労働者の権利は、破壊される一方であり、竹中一派(例えば麻生太郎・安倍晋三)を日本社会から追放しない限り、日本人の未来は奴隷制しか存在しなくなるだろう。

 我々は、どうしたら竹中平蔵=パソナを日本から完全追放できるのか、みんなで知恵を寄せ合って考えなければならない。
 今回の、特別給付金事業でも、電通とパソナが、案件を右から左に動かしただけで、巨額の中抜きを行うシステムが成立している。
 表には出ていないが、電通と竹中平蔵が無関係でいるわけがない。

 パソナといいうのは、日本最大の人材派遣会社であり、今回のコロナ禍にように、給付金事業で、特別に人間力を必要とする事務が激増したときの利権を一手に握っている。

 日本を救うということは、竹中平蔵を社会から追放することである。
 いずれ、冗談抜きに、竹中フィギアを手に「丑の刻参り」でもするかもしれない。


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