詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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「週刊金曜日」ニュース:ネット上の誹謗中傷も「表現の自由」なのか

2020年07月09日 | 政治
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
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【1】注目の記事
■ネット上の誹謗中傷も「表現の自由」なのか
匿名で発信できるツイッターなどでは、気に入らない相手に「死ね」「日本から出ていけ」「自殺しろ」などの罵詈雑言を書き拡散する行為が多発している。建設的な批判でもなく相手を貶めるだけの罵詈雑言や誹謗中傷をネット上で拡散することも「表現の自由」「言論の自由」と言えるのか。現状では被害者が圧倒的に不利な制度だが、発言者に責任をとらせようという機運が高まっている。

●「死ね」は「表現の自由」を逸脱している
言論空間を萎縮させ民主主義を破壊する誹謗中傷
望月衣塑子
●「くそリプ」に殺されないために
石川優実
●「反撃」に立ち塞がる高いハードル
被害を早く救済する制度の構築を 佐々木亮

「余命三年時事日記」というブログに煽動された人たちから大量の懲戒請求を受けた弁護士が、相手に責任をとらせようと立ち上がった。だが現在の法制度で被害を回復するには時間と手間がかかり、費用の負担もある。被害者救済へのハードルは高い。

●誹謗中傷の規制を名目にした政治批判封じに警戒を
臺宏士
ネット上で政策批判が多数拡散され「ツイッターデモ」という新しい言葉も生まれた。権力側がこれを警戒し、誹謗中傷表現の規制を名目に、政権批判を封じ込める手段に転用される恐れもある。規制に動き出した与党の思惑はどこにあるのか。

●モノ言う市民に冷たい日本
市民運動への反感と女性嫌悪がヘイトスピーチの土壌 林香里
権力や社会の不正義に異議申し立てをする女性は、ネット上で誹謗中傷にさらされることが多い。単に規制基準を設けるだけでは、この現象をなくすことはできない。社会の根底にある、女性蔑視と市民運動への否定的イメージを認識するところから始めなければならない。

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【2】 編集長後記
  まずい。会社に向かう途中、乗っている自転車が突然の強風に煽られた。雨もポツポツ降り出してきた。鈍く光る雨雲を見上げる。
 九州を襲った豪雨は多数の方々の命を奪い、多大な被害を出した。自然災害の破壊力をニュース映像などで見せつけられた。亡くなられた方々にはお悔やみ申し上げ、被災された方々にはお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧を願ってやみません。
 元通りの生活を取り戻すのがどれだけたいへんか、去年、関東を襲った台風で被災した千葉にお住まいの読者の方から、定期的にメールをもらい、教えていただいている。自治体の支援を受けるにしても申請の手続きだけで時間がかかる。一人暮らしのお年寄りの方はきっと歯がゆい思いをされているに違いない。
 しかも、いまはコロナ禍の異常事態。そうでなくとも消耗する避難所生活はたいへんだろう。もともと劣悪な日本の基準をこの機会に見直して予算をつけてほしい。都知事選挙が終わった東京も、他人ごとではない。(小林和子)
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【3】2020年7月17日(1289)号予告
【特集】新型コロナ時代を生きる
東ちづる/岡野八代/奥田知志/白井 聡

●《25人が選ぶ100冊》
麻木久仁子/内田春菊/おしどりマコ/落合恵子/香山リカ/神田香織/
久住昌之/倉田明子/栗原 康/小島慶子/斎藤 環/高橋キンタロー/
竹信三恵子/友部正人/二宮清純/花田菜々子/平川克美/笛美/堀 潤/
前川喜平/水野誠一/山極壽一/山本昭宏/吉原 毅/ラサール石井

【ぶんか】●台北市で「表現の不自由展」
コロナ禍でも若者中心に大盛況! 岡本有佳

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|宇都宮健児
●凱風快晴ときどき曇り|内田樹
●金曜アンテナ
●政治時評|西川伸一
●経済私考|佐々木実
●言葉の広場/論考
●さらん日記
●ヒラ社長が行く|植村隆


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