救命講習(応急処置技能講習) | 今日の紫煙は・・・・

今日の紫煙は・・・・

時々私が嗜むタバコについて、感想をまとめます。
できるだけ良いところを見つけてレポートしていきます。
それから喫煙はマナーを伴う大人の趣味です、未成年の方はご遠慮ください。

いざという時に自分で何か救命に役立てることはないかと色々と
調べ、消防庁のWEBでの救命講習としてPCで応急手当WEB講習を
受講してみました。
そういえば以前に会社で受けた簡易な胸骨圧迫やAEDのやり方を
思い出したのですが、果たして実際にできるでしょうか。
大いに不安があったので、実際に講習会に参加して勉強をし直す
こととしました。 
消防本部と日本赤十字社で講習をしていますが、先ずは消防署に
行ってみようということで富山市HPから調べました。


現在私は富山市に在住していますが、申し込みの時点で直近の予定
としては郊外にある水橋消防署での募集がありましたので申し込み
をしました。
(私は開催する消防署に直接電話をしましたが、消防本部によって
WEB予約や電話予約時の受付窓口が設けられている場合があります
のでご確認ください)
 
今回は半日の「普通救命講習I」を受講させていただくこととなりました。
私が伺った水橋署は規模はそう大きくないものの、施設は新しく綺麗
で受付から丁寧に案内をいただけ、無料で講習に参加させていただく側
としては身に余る待遇でした。

9時から12時の講習会で、座学として救命の実態や市民が参加する
意義などを伺った後は心肺蘇生法の手順から始まり、AEDの使用法や
回復後の体位の変換の仕方などを実践で学ぶことができました。
特に反応の確認方法や周囲の人への応援の要請、呼吸の確認方法、
胸骨圧迫、気道確保からの人工呼吸、AEDの使用までモデルの人形や
練習用AEDを使い、他の参加者と連携して受講をできたのは良い勉強
になりました。

座学でも実際の救急隊員の皆さんの経験からお話を伺うことができ、
一次救命となる我々市民の重要性を認識することができました。
(救急隊や医療機関による二次救命処置の前段階として、要救助者の
すぐ側にいる我々市民が一次救命を担うこととなります)

(簡単な冊子ですが要点が分かりやすくまとめられていますが、実際に
どの程度胸骨を圧迫したり人工呼吸のコツ等は練習による体得が
必須だと思います)

さすがに会場が消防署内でしたので、講義中に当日の気候情報が
館内放送に流れたり、出動要請の連絡が入り救急車のサイレンが
聞こえるなど臨場感のある場所での講習となりました。
(1時間に1回は出動要請の連絡が入り、消防は本当に忙しい職場で
そのような中で丁寧に教えてくださった消防士の皆さんに感謝です)
また受講する側の参加者も皆さん真面目で、きちんとノートを持参され
ていたり積極的に質問をされているなど富山人らしい生真面目さが伺えました。

講習会の修了として富山市消防局長の押印による、「普通救命講習修
了証」を頂きました。
もっとも救命蘇生法は改訂が行われることがあり、技能を維持向上
するためにも2年毎から3年毎の講習を勧められました。
確かに私が10数年前に運転免許の講習で心肺蘇生法を学んだ際は
人工呼吸が必須でしたが、今は胸骨圧迫を優先する内容となっており
変化を感じました。

救護が必要な際に何も知識や経験がなければ、何もできずにパニック
となるでしょうが多少なりとも経験があれば動けて救命に貢献ができる
と思います。
大切な人や仲間のためにも皆さんも講習をお受けになることをお勧め
いたします。
 
さてとりあえずの心肺蘇生法とAEDの使用法を学べましたが、日本
赤十字社による講習はどんなものだろうと気になり、
「救急法基礎講習」にも挑戦をすることといたしました。