<<ブログ 302>>
5Gそして6G、昨今の通信手段の進歩に想うこと
どんどん情報氾濫化が進んでいる現代・・・これでいいのだろうか
通信手段よりも「通心」手段にこだわりたい
こだわらないとマズイ!!こだわりませか!!!
~私の変わらない想い~ by 入道
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今回も浦和そして秋葉原を世界への羽ばたきの基地としておられる
私とちょっとだけ?年の離れた画家の田中拓馬さんが
ご厚意で素敵な挿絵を画いてくださいました。
拓馬さん、ありがとうこ゜ざいます。お心に感謝、です。
田中拓馬さんのウェブサイトも訪ねていただけたらと思います。
http://www.takumatanaka.info/gallery-sushi-bar-series
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・5Gでは日本は送れをとった、しかし「6G」では等々、2020年になって新聞・テレビで使われることの多くなってきている「6G」。
・マスコミ報道で5G・6Gの定義はされているのでここでは触れるのを止めて、「私なり」に「昨今の『通信手段』の状況から想うこと」を記していきたいと思います。
★「5G」そして「6G」があるのであれば、今日ここまでに「1G」「2G」「3G」そして「4G」があったはず、なのにその時を生きてきている私の頭には全く入ってはおりません。
★その当時は使用してはいなかった、たぶん、「今」を「5G」としての後追いなのでは、と想うのですがどうでしょうか。
★そんな私の「疑問」をKDDIさんがネット上で分かりやすく提示してくれています。それが次の図です。
ネット KDDI IoT より
●携帯電話が登場したところからのスタート(1G)です。
そして今一つ、KDDI IoTネット資料に面白いものがありました。
●これから私が記していこうとしている「想い」、「いつも主役は『人・人間』でありたい、あるべき」の入り口になるのかな、と感じましたので添付しておきたいと思います。
ネット KDDI IoT より
●このKDDIさんの図から「今までは全て人が主役、人が決めてきている」が、「AI化」と共に「意思決定の主役が人間からコンピュータに変わっていく、既に一部そうなっている」と感じている私の想いの表示にも連なるのかな、と感じています。
●「いつもいつも、どんな時でもそしてどんなに通信技術・科学技術が発達しても、それらは人間生活を豊かにしていくための「道具」なのであり、『主役はいつもそれらを使う人間』であるべき」、この私の想いは「今」思いついたみのではありません。前記のKDDI IoTさんの図で言えば「1G」の時、私が初めて仕事で「携帯電話」を使うようになった時から感じ始めていたこと、なのです。
◆昨今、通勤時間帯の電車に乗り、車内を見渡すと、かつて私がやっていた「日経新聞を周りの人たちの迷惑にならないように三つ折りに畳んで読む」・・・そんな人はほぼいない・・・多くの人達は座っている人も立っている人も混雑しているにも関わらずに「みんな自分の手許」を観ている。その手許にあるのは「スマートフォーン」。
こんな車内風景は帰りも変わらず、です。
◆何か「おかしい」と感じてならない、のです。
◆通信とコンピュータのとてつもない「新技術」ラッシュにより、私たちの社会生活は「コンピュータと通信」、「スマートフォーンとパソコン」なしでは考えられない状況になってきている、そう思うのです。
そして、こんな状態に「やばいぞ」「まずいぞ」とも感じるのです。
◆たしかに、たしかに「便利」ではあるものの「行き過ぎていないろうか」そしてネット上に情報の掲載に関しての『明確なきちんとした国際ルールなし』で、いわば「好き勝手にやっていいよ」になっている、していることに疑問を感じてならないのです。
◆その結果、ネット上だけではなく「世の中は「情報氾濫」しかも『ウソと本当』『清濁混合』、たぶん「濁」の方が多いのでは、と言う現実にもなってしまっています。
★私たち「にんげん」は「スマートフォーン+コンピュータ+インターネット」=「通信手段」に頼り過ぎているのではないでしょうか。そう感じ続けているのです。
★「より人間らしく生きていくための『手段』の一つであるはずの通信手段=道具」が「手段・道具」ではなく「主役」になってきている、そんな気がするのです。
(今は、もちろんその裏に「にんげん」が存在しているのですが、AI化の状況になると、「そうも言えない」のではとも感じます)
●スマホそしてインターネットがなければ、そして「停電になったら」、「生活ができない」「仕事ができない」・・・・こんな「馬鹿げた状態」にどんどん近づいてきている・・・こんな風潮に私は人間として「大きな危機感」と「大きな疑問」を持ち続けています。
●通信とコンピュータ技術で「世界の人達と地域・時間差を超えて『いつでも』」の世界が実現したのですが、「際限なくこの動きを続けて行って本当にいいのでしょうか」!!
★そして「よりにんげんらしく生きて行くために」の「手段・道具」として開発している「はず」の情報機器、ここ数年の「AI」そして「5G」「6G」の動きはむしろ逆で「情報機器」が「主役」で「人間はそれに従って動く」・・・そんな方向に向っているように感じてなりません。
★「にんげんから人間らしさを取り去ってしまう動き」なのではないでしょうか。
●携帯電話からスマートフォーンに変わっても電車の中で通話をしている人、休日・真夜中、時間を問わずに(気にせずに)、相手の状態を考えることなく「自己本位」での「通信」。
●メールを入れる、電話を入れる・・・このことで自分の責任を果たしたかのように感じている「自分勝手な動き」。
●私は連絡しているよ、だから悪いのは「聞いていない・見ていない貴方」等々の様々な想いが「過剰な情報機器時代」への「反発」として浮かんできます。
★スマホそしてコンピュータがなければ仕事ができない、「社会」は現実としてそんな状況になってきています。
★本当にスマホそしてコンピュータがなければ「仕事はできない」、「生活ができない」のでしょうか!??
★そんなことは絶対にありません!!!
今までも人間はその時々の技術がもたらしてくれた「手段・道具」で工夫を重ねてきています。
◆何よりも今の状況のシステム化とは「通信とコンピュータ、インターネットがなかった時代」に「人間が悩み」「人間が考え、人間が決断し」営んでいた「仕事」を基にしているのですから。
◆仮に停電になってコンピュータが使えなくても、わかりやすく言えば「手作業時代の仕事のノウハウ(これをコンピュータの世界に入れ込んだだけなのですから)」を知っていれば、できる、のです。
●スマホそしてコンピュータにインターネットも「手段」の一つ、「道具」の一つなんです。
●「手段」に対しての「目的」、道具を何のために開発したのか。
それは「より人間らしい生活をするため」そして「より活き活きとした人間性(=人間だけが持つ創造性=創意工夫)を発揮して仕事をしていくために」なのだ、と私は想います。
●5Gそして6G、AI。今の状態は「人間らしさの追求」になっている、のでしょうか。「主役はにんげん」になっているのでしょうか。
●会社所属時代、永くシステム開発を担当してきた私からすると、今は「より人間らしく」の逆?に向っているように感じてなりません。
「脱個性」「人間性の喪失」・・そんな感じをもっています。このまますすんでいくと・・・進めていくと・・そして「いつも主役は人間」「決めるのは人間」の「大切なものさし」を忘れてしまうと・・・
人間がコンピュータ、通信機器に、そしてそれらから出回る情報に「従わされてしまう」と思いますし、一部では既にそうなりつつあるのでは、とも思います。
●スマホそしてパソコンからの情報・・ネット情報に溺れていませんか!!??頼りきっていませんか!!??
洪水状態の情報のどれが「正しい情報なのか」解っていますでしょうか、ものさしを持たずに自分に都合のいい情報だけを選んでいるのではありませんか、
そうなっていればそれが既に「情報にそしてコンピュータに使われている」「主役はコンピュータ」の状況なのです。
●今こそ、そしてこれからも「自分の動きを「人間の心」で客観しすることが大切」そう思うのです。やらないと「まずい」そう思います。
◆コンピュータもスマホも・・・インターネットもメールも・・・みんなみんな「道具」の一つなんです。
◆あなたはなぜ、私たちはなぜにスマホを片時も離さないのでしょうか。どうして真夜中にメールチェック、SNS投稿チェックをしないと眠れですか。
そんな動きを続けていくと貴方には「いつでも電話していい」「いつでもメール入れてもいい」となり、あなたご自身の「にんげんらしい生活」を自分で破壊し続けている、のですよ。
★なので・・・「情報」を送る側だけでなく「受ける側」にも「今の異常(と、私は感じている)な状態の原因がある」のです。
「嫌だ」「ダメ」、「止めてくれ」と言いませんか。
●考えます。
●「通信手段の開発よりも、お金と時間を投入するべきは「通心手段」なのだと。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★通信手段のさらなる発達にこだわる以前に、「社会での人と人、お互いの「心の通いあい」の状態実現」にこだわりたいと「本気」」で思います。こだわるべき、です。
★人間が太古の時代からずっと持っていた「心の通いあい=通心」手段を人間は「いつどこに置き忘れてきてしまったのでしょうか。置き忘れてきています。大急ぎで探しにいかなければ・・・と私の心が感じるのです。
◆遠く遠く離れたところに住んでいても「相手を想う気持ち」があれば、毎日毎日、電話しなくても・・・メール入れなくても・・・真夜中に電話しなくても・・・「心の通いあい(通心)」は産まれ、そして大きくなっていくものだと思うのです。
そうなのではないでしょうか。
挿絵は田中拓馬画伯 画
◆しかも!!!
◆「通心」は電池切れなんてないのです。停電も関係ない、WI-FIもいらない、通信にかかる時間も関係ありません、そして使用料も不要、なんです。相手の方にも迷惑は掛かりません。
★「通心」の電源?は?「感性」!!
「通心」のエネルギーは「おもいやり」なんです。
★このまま情報を伝えていいのか、すぐに伝えることなのか・・・いずれも「相手の心に立って考えること」なんです。
★「相手のことを考える。相手のことを思いやる」、「相手の心」を感じることをエネルギーとする「通心」にこだわるならば、スマホ・パソコン・メールアドレスを持っていなくても、SNS登録してなくても、パソコンの操作ができなくとも、必ず、必要に応じて、状況に応じて「使う手段」を考えて「相手の心」に伝えるはず、伝わるはず、なのです。
●約束を守らないなんてことはありません。
「やってもいないのに「今やっています」なんて嘘をつくこともありません。
●通信とコンピュータ技術の強烈な発展に驚く、そして「情報洪水に自らの全身を浸ける」のではなく
「人間社会の根本に戻りませんか」!!
「自分で考えて自分で決める」、
「にんげんに戻りませんか」!!
●コンピュータだけが人間を助けるのではなく、基本は「人間が人間を助ける」そんな「社会のあたりまえ」にこだわりたい、のです。
★そのためにも「通心手段」の発達にこだわりたいのです。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★そしてその上で、スマホとかネットとかSNS・・・・5G・6GそしてAIを「手段」「道具」として、更に更に「主役は人間」「決めるのは人間」、この「あたりまえ」を明確に位置付けて時と場所、目的に応じて「道具」を選り分けて使っていきたい、そう思います。
★コンピュータも通信も・・・・5Gも6Gも・・・・AIも・・・これらは「道具」。
「人間生活をより活き活きと楽しくしていくための「道具」「手段」なのです。
★道具に使われる人間なんて寂しすぎます。
本心からそう感じています。
システム監査技術者 入村 道夫
今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして
ありがとうございます。
コンピュータと通信に頼る
行き過ぎている、と感じてなりません。
それは「人間の活き活き差」「人間らしさ」のために、
の「大切なものさし」をどこかに置き忘れてきていて
とにかく「技術のすごさ」を競っている、競わせているように
感じています。
もっと「ゆったり」していいのでは、
もっと「機械ではなく人間同士が助け合っていったらいいのに」
そう思います。
昔、よく口にしていたことを思い出しました。
コンピュータと通信がなければできない仕事は実業ではなく
「ゲームの世界」・・・
今もそう感じています。
ありがとうございます。 入道(入村道夫)