大沼遊覧と「函館大沼鶴雅リゾート エプイ」☆ 鉄道色の濃い、森と湖のリゾート【夏の北海道 10】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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「湘南軽便鉄道」です。

本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。





(函館大沼鶴雅リゾート エプイ)


※撮影日:2018年(平成30年)8月8日(水)
※スマートフォン撮影




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JR函館本線
森駅14時02分発・駒ヶ岳廻り函館行き
4834D普通列車(キハ40系気動車単行ワンマン列車)に乗車


海側を行く函館本線砂原支線と分かれ、列車は、山頂に雲を被った秀峰・駒ヶ岳の麓を行く。

駒ヶ岳山麓の広大な畑

見る角度により山容が変わる駒ヶ岳





ひとけのない無人駅・駒ヶ岳(こまがたけ)駅では下り貨物列車と交換

函館本線は、日本の鉄道貨物輸送の大動脈でもあり、長大編成の貨物列車が頻繁に運行




こちらも、秘境駅の赤井川(あかいがわ)駅





14時41分、大沼公園(おおぬまこうえん)駅
に到着

大沼公園駅は、特急列車も停車する大沼国定公園の拠点駅ですが、ホームは一面一線。


大沼公園の駅舎は、白を基調とした洋館の佇まい。

大沼公園駅前は、
観光案内所、レンタサイクル、食事処、ホテルなどが立ち並ぶ大沼観光の中心地。




かつては駅売りしていた「大沼だんご」の名店、創業明治38年の老舗「元祖大沼だんご 沼の家」が駅前に建つ。





大沼公園駅から徒歩約5分の遊覧船乗り場へ。

大沼合同遊船が運行する遊覧船

島が入り込む場所にある遊覧船乗り場



大沼・小沼を約30分で周遊する、15時00分発の遊覧船に乗船

島々の間を縫うように遊覧

島々を結ぶ遊歩道の橋の下をくぐる。


多島美の大沼


大沼国定公園には、大沼(おおぬま)、小沼(こぬま)、蓴菜(じゅんさい)沼の3つの湖があり、合計126の島々が浮かぶ。



遊覧船から眺める大沼


山頂が雲に隠れた名峰・駒ヶ岳


駒ヶ岳は標高 1131mの活火山

雄大な山容






遊覧船は、大沼から小沼へ。

大沼と小沼を結ぶ水路には、
道路橋(手前)と、鉄道橋(奥)



JR函館本線の橋梁。
この日、2時間程前には、登別に向かうJR東日本の豪華クルーズ寝台列車「トランスイート四季島」がここを走行。



小沼へ。










JR函館本線の橋梁をくぐり、再び大沼へ。




大沼に戻り、

島々の間を抜け、





発着場に戻ってきました。


約30分間の遊覧を終え、徒歩で宿へ。




JR大沼公園駅から徒歩5分(送迎もあり)、
踏切を渡り、駅ホームのすぐ裏手には静かなリゾートホテルが佇む。

函館大沼鶴雅リゾート エプイ
以前は、JR北海道の高級リゾートホテル「クロフォード・イン大沼」であったが、
現在は、阿寒グランドホテルをルーツとし今では北海道各地の大自然の中に高級温泉リゾートホテルを展開する「鶴雅リゾート」の一つになりました。



エントランス

さりげない細かなサービスが隅々まで行き届いたホテル。雑踏からかけ離れた非日常空間。





大沼の逸品を取り揃えたショップ「ブティック ニセウ」






客室はハイレベル。アメニティなども充実。

客室には専用の露天風呂(温泉)も。





8000㎡の広大なガーデン。
ハンモックでゆっくり昼寝なども…。



レストラン「エプイ」🍴
ベーカリーショップ「ブーランジェリー エプイ」を併設🍞



宿泊者以外でも、ランチやティータイム利用ができます。



ちなみに、レストランのすぐ裏手は、大沼公園駅があり、駅に停車する特急「スーパー北斗」などのディーゼル音が聞こえてきます。



ドレスガーデン。
吹き出すミスト(霧)が、夏を涼しげに。

樹々やハーブなどで飾られたガーデン
ちなみに、ホテル名にもなっている「エプイ」とは、アイヌ語で「樹々の花や実」を指し、北海道では春を待ちわびて咲くキタコブシの花のこと。




ベーカリーショップ「ブーランジェリー エプイ」でテイクアウトしたパンやドリンクは、ガーデンでいただくこともできます。




ホテル館内へ。




シックなロビーラウンジ
チェックインの際には、ここでウェルカムドリンク(ハーブティー)を用意。




ラウンジには、火がともる暖炉

暖炉では、マシュマロを串に刺し火であぶり、チョコレートソースをあえて、焼きマシュマロとして味わえます。


バーのアルコールやドリンクは一部を除き殆ど無料。
バーの営業時間(20時~23時)以外でも、
宿泊客は、セルフサービスでラウンジの飲み物(ワイン、ビール、ソフトドリンク、ハーブティーなど)を無料でいただけます。




バーラウンジ「クロフォード」


かつてはJR北海道系のリゾートホテルだったため、今でも鉄道色の濃いホテル


鉄道写真、鉄道部品、鉄道模型の数々…。
本棚には、北海道の鉄道に関するたくさんの書籍。ここラウンジで鉄道書籍を見ながら、更けゆく夜長をゆっくり静かに過ごすことができます。

北海道を駆け抜けた名車たちの模型を展示




巨大な蒸気機関車の模型

スイッチを押すと、蒸気機関車の動輪が動きます。


バーのセンターテーブルには、大きな鉄道模型(HOゲージ)レイアウト

ボタンを押すと、いくつかの車両が自動で走り始めます。宿泊客は、自前の模型車両を持ち込んで、ここで自動運転させることも可能。

北海道を駆け抜けた旅客列車や貨物列車の模型車両が走り、これらを眺めながら、無料のドリンクをいただけるバー🍸️

大沼公園の駅舎も再現



かつて賑わっていた北海道の石炭輸送も再現


建物やホームには明かりが灯っています。



車両はディーゼル音なども再現


(続く)