伊豆箱根鉄道の甲種輸送(古典電気機関車ED31形) と185系特急踊り子 | 湘南軽便鉄道のブログ

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「湘南軽便鉄道」です。

本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。



※撮影日:2019年(平成31年)3月26日(水)
※スマートフォン撮影





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JR東海道本線で西へ。

小田原~熱海間は相模湾沿いを走る。

眼下には青い太平洋

湯河原駅付近(神奈川県)





熱海(あたみ)駅(静岡県)

13時20分、特急「踊り子115号」伊豆急下田・修善寺行きが、熱海駅に到着

グリーン車を2両連結した堂々の15両編成






熱海駅で前10両(伊豆急下田行き)と、後ろ5両(修善寺行き)を切り離す

切離し作業開始

JR東日本の特急 踊り子号は、私鉄2社に(修善寺行きはJR東海にも)乗り入れる珍しい特急列車


伊豆急下田行き(右)は、伊東駅から伊豆急行に乗入れ、
修善寺行き(左)は、三島駅から伊豆箱根鉄道駿豆線に乗入れ。

国鉄時代に製造された185系は、間もなく特急 踊り子号から引退。T字型の国鉄特急シンボルマークが付いた顔

幕式の行先表示。
後ろ5両付属編成は、修善寺行き





13時23分、まず伊豆急下田行き(前10両)が発車






後ろ5両 修善寺行き



次に、13時25分に修善寺行きも発車


1番線には、熱海駅まで乗入れしている伊豆急行8000系電車(元 東京急電鉄8000系電車)が停車中



熱海駅から先、東海道本線は、JR東海へ。
三島駅(静岡県)へ向かう。

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伊豆箱根鉄道 駿豆(すんず)線
三島(みしま)駅

伊豆箱根鉄道の三島駅舎内にある、名物 三島そば

三島駅 伊豆箱根鉄道ホーム

伊豆箱根鉄道×ラブライブ!サンシャイン!!
のコラボラッピング電車が留置中。
3000系3506編成「 HAPPY PARTY TRAIN」

頭端式のホーム






14時05分、修善寺からの定期列車が到着




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伊豆箱根鉄道の甲種鉄道車両輸送(甲種輸送)

伊豆箱根鉄道は、静岡県の駿豆線(三島~修善寺)と、神奈川県の大雄山線(小田原~大雄山)の2路線を有する私鉄だが、2つの路線は離れている。
大雄山線用車両の検査は、駿豆線沿線にある同社大場工場で実施するため、大雄山線車両の大場工場入出場時には大雄山~小田原~相模貨物~三島~大場間で甲種輸送を行っている。
甲種輸送では、古典電気機関車、JR電気機関車、元 旧型国電改造の事業車が登場し、伊豆箱根鉄道名物になっており、甲種輸送日には鉄道愛好家も集結。

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★今回の伊豆箱根鉄道大雄山線車輌の出場回送の行程(5000系3連を輸送)

●3月27日(水)
伊豆箱根鉄道駿豆線 大場工場から三島駅へ。
大場駅13時48分発→田町駅13時53分着・14時00分発→三島駅14時05分頃着【ED31形電気機関車+出場車】

●3月28日(木)
三島駅からJR甲種輸送で相模貨物駅へ。
三島駅15時25分発→相模貨物駅16時24分着(JR貨物の電気機関車+貨車コキ3両+出場車)

●3月29日(金)
相模貨物駅からJR甲種輸送で小田原駅へ。
相模貨物10時30分発→小田原駅10時51分着(JR貨物の電気機関車+貨車コキ3両+出場車)

小田原駅で、JR貨物から伊豆箱根鉄道へ出場車引渡し。伊豆箱根鉄道大雄山線で大雄山駅へ。
小田原駅11時36分発→大雄山駅11時57分着(コデ165形事業用電車+出場車)
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14時05分着の定期列車到着後、すぐに続行の回送列車(甲種輸送)が伊豆箱根鉄道駿豆線の三島駅に到着

旧型電気機関車が牽引する甲種輸送列車

伊豆箱根鉄道駿豆線で今だに現役の凸形の古典電気機関車
伊豆箱根鉄道 ED31形電気機関車

この日は、伊豆箱根鉄道駿豆線沿線にある大場工場で検査を終え出場した伊豆箱根鉄道大雄山線(神奈川県)用の電車(神奈川県)を、
大場工場から大雄山まで、3日間かけて甲種輸送する初日。

初日は、伊豆箱根鉄道大雄山線用電車を、駿豆線 大場から三島まで、伊豆箱根鉄道駿豆線の電気機関車牽引で輸送

伊豆箱根鉄道駿豆線(静岡県)には2両の古い電気機関車(ED31形ED32とED33)が在籍


このレトロな電気機関車。
1947年(昭和22年)年、東芝車輌製の古典機関車。スタイルは、典型的な東芝戦時型40t機であり、元々は西武鉄道31型32型電気機関車として活躍。
その後、伊豆箱根鉄道駿豆線の貨物列車用として活躍していたが、駿豆線の貨物列車は1972年(昭和47年)年6月に廃止。
 現在は、工事列車や伊豆箱根鉄道大雄山線用電車(神奈川県)を同鉄道駿豆線沿線にある大場工場(静岡県)で検査する際の三島~大場間の回送牽引や、大場工場内の車輌入換え等に使用。

電気機関車に牽引され三島駅に到着した、伊豆箱根鉄道大雄山線用5000系5504編成

大場工場から出場した5000系5504編成電車は、カラーリングが青色から黄色に変更


伊豆箱根鉄道大雄山線で「DAIYUZAN LINE イエロー・シャイニング・トレイン」として運行を開始する5000系5504編成の甲種輸送。大雄山線での運転開始日は2019年4月4日(木)。

回送列車の窓に貼られた甲種鉄道車輌の紙。
ここ、三島から小田原までは、JR東海道本線上を、JR貨物の電気機関車+コキにより甲種輸送。

三島駅9番線に到着した甲種輸送用列車






今では大変貴重な1947年(昭和22年)年、東芝車輌製の古典機関車。この日の出番はED31形の「ED32」

運転室











アナログな運転台






伊豆箱根鉄道駿豆線用3000系電車

セミクロスシートの鋼鉄車


駿豆線 修善寺行き(左)と、甲種輸送中の大雄山線車両(右)






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JRのホームに移動。
JR東海道本線・三島駅ホームから、伊豆箱根鉄道駿豆線ホームを望む。







機関車牽引の甲種輸送列車は、伊豆箱根鉄道駿豆線ホームをバックで発車し、入換え

そして、伊豆箱根鉄道からJRに甲種輸送車両を引き渡すために、一旦留置線に入る。













三島駅の端の留置線でED31形機関車を切離し、翌日のJR線内の甲種輸送に備える。


★★過去の小田原駅での甲種輸送記事はこちら
↓↓↓↓↓




★★185系特急踊り子 & 甲種輸送の動画はこちら(過去動画を含む)
↓↓↓↓↓














(終わり)