様々な乗り物の宝庫・弥彦山(新潟県西蒲原郡弥彦村)【2019春旅(7)】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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「湘南軽便鉄道」です。

本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。



(弥彦山のクライミングカー)


※撮影日:2019年(令和元年)5月3日(金)
※スマートフォン撮影


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佐渡弥彦米山国定公園
弥彦山(やひこやま)

弥彦山へのアクセスの一つである弥彦山ロープウェイ乗り場は、彌彦神社脇から延びる、林の中の狭い山道をさらに上ったところにある。

彌彦神社の拝殿のすぐ脇から、ロープウェイ乗り場まで無料シャトルバスを運行。

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無料送迎バスに乗車し、3、4分。
弥彦山ロープウェイ(弥彦観光索道株式会社)山麓(さんろく)駅に到着。ロープウェイの開設は1958年(昭和33年)。 

「やまひこ」号が山麓駅に到着。この他に「うみひこ」号もある。15分毎に運行。

1990年(平成2年)に近畿車輛で製造された、窓が開くレトロなゴンドラ。前後には二つ目ライトも付いている。

山頂駅方面を見上げる。



山頂行きの弥彦山ロープウェイは、午前10時15分、ふもとの山麓駅を出発。

遠ざかる山麓駅を見下ろす。森の中にある駅。

山頂までの距離1km、所要5分。

山頂駅から下ってくるロープウェイとすれ違い



あちらは、「うみひこ」号

曇り空で、もやっているが、眼下には広大な新潟平野(越後平野)の眺望。右下手前の集落がJR弥彦駅のある弥彦村中心部。

約5分間の空中散歩

さらに登っていく。

山頂駅が近づく。



山頂(さんちょう)駅に午前10時20分到着

弥彦山ロープウェイの山頂駅舎


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ロープウェイ駅前にある山上公園から海側の眺望。
弥彦山裏側のふもとは、すぐ日本海。

展望レストランと、パノラマタワーの塔

展望レストランの脇には、クライミングカー乗り場


現代では珍しい乗り物、パノラマタワー(回転昇降展望塔)(弥彦観光索道株式会社)
パノラマタワー乗り場は、クライミングカーで一旦下ったところにある。



かつては新潟市内中心部にも類似のタワー、「レインボータワー」があったが今は解体。
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(参考:新潟中心部にあったレインボータワー)
※新潟交通HPから引用
「レインボータワー」は、新潟の街のシンボル的存在で、新潟交通が運営していたが、2012年(平成24年)2月8日付けで営業終了。当初は保存予定であったが、諸般の事情により、2018年(平成30年)11月28日解体。
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弥彦山ロープウェイ山頂駅に隣接する山上公園の展望レストランすぐ脇に発着する、
クライミングカー(弥彦観光索道株式会社)
山上公園と、弥彦山スカイラインの駐車場を結ぶ、わが国初(開業時)の斜傾式観光エレベーター(30人乗り)

山上公園からクライミングカーに乗車

クライミングカーで急斜面を下っていく。下には、弥彦山を縦断する弥彦山スカイラインの駐車場とパノラマタワー乗り場がある。


クライミングカーは、所要1分で、ふもとの弥彦山頂駐車場に到着。
ここからパノラマタワーに搭乗。

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パノラマタワー(回転昇降展望塔)乗り場。
山上さらに100m(標高600m)を360度回転しながら日本海や越後平野を望む。乗車時間は8分。

パノラマタワーの展望台部分は二層式のため、「1階のりば」と「2階のりば」がそれぞれある。

2階乗り場から乗車。乗車定員52人。展望台自体がゆっくり回転するので、席に座りながら360度のパノラマが楽しめる。

向こうには急斜面を移動するクライミングカー

パノラマタワーから日本海を望む。空気が澄んでいれば向こうに佐渡島がくっきり見える。

ゆっくりクルクルと回転しながら塔を上っていく。

クライミングカーの山上公園乗り場が見える。


弥彦山を縦走する弥彦山スカイライン

青い日本海

ロープウェイ乗り場や展望レストランがある山上公園を見下ろす。その向こうには新潟平野。

クライミングカーを眼下に見下ろす。

電波塔がたくさん建っているところが弥彦山の山頂。標高634mは、東京スカイツリーと同じ高さ。

塔の頂まで来ると、今度は、展望台はゆっくり回転しながら塔を下っていく。

三角形の多宝山(標高634m)。さらに向こうに見えるのは角田山(標高482m)。

平坦な新潟平野の海岸に面したこの地だけ、なぜ山があるのか不思議。上越新幹線の車窓からも燕三条駅付近で弥彦山が見えると、なぜあそこだけ山があるのだろうと不思議に感じる。

新潟平野(越後平野)

晴れて空気が澄んでいれば、広大な平野の向こうに、残雪の越後の山々が見えるはず。

展望レストランを見下ろす。

新緑の山麓




回転展望台は、だいぶ下がってきた。

パノラマタワーの8分間の空中散歩はこれで終わり。

パノラマタワーを下から見上げる。

2層の展望台部分がゆっくり回転しながら上下する珍しい展望台



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再びクライミングカーで、ロープウェイ山頂駅まで戻る。
クライミングカーは、乗客がいれば随時運転



上っていくクライミングカー。


レトロな乗り場案内



クライミングカーで再び山頂へ。


弥彦山頂駐車場乗り場を発車

すぐ隣をパノラマタワーが下っていく。

回転展望台は、丸い穴(乗り場)に入っていく。

乗り場の建物にすっぽり収まった回転展望台



クライミングカーは、山上公園に到着



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ロープウェイ山頂駅に隣接するレトロなミニ遊園地「わくわく遊園」(山上公園レジャーランド)。
「新幹線」という名の遊具(列車)が発車待ち。ダイヤモンド・クロッシング線路がある。
この「新幹線」車両、車体は昭和20年代の製造らしく車内の床は木製という骨董的価値がある遊具。線路幅は380mm🚅

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弥彦山ロープウェイの山頂駅



「うみひこ」号が山頂駅に到着。このゴンドラに乗車




山頂駅を午前11時30分に発車

前方には広大な新潟平野の田園地帯

「やまひこ」号とすれ違い

山頂駅方面を望む。





ふもとの山麓駅に午前11時35分到着

山麓駅のチューリップ

新潟県は、チューリップの切り花出荷量日本一


ロープウェイ山麓駅からは、再び無料送迎バスで彌彦神社の脇へ。


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彌彦神社からゆっくり歩いて約15分、JR弥彦線の弥彦駅へ

駅舎内。待合所にキオスクがある。

弥彦駅前から弥彦山を望む。


弥彦駅 午後12時49分発の新潟行き(越後線経由)
に乗車。車両は、新潟地区ではE129系の台頭で数少なくなってきたE127系電車。


(続く。次回最終回)