(前回記事の続き)
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10020形ラストラン団体臨時列車に乗車【引退・富山地鉄10025号&14722号②】
(富山地方鉄道 西魚津駅)
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富山地方鉄道の古参電車、10020形最後の10025編成(モハ10025+モハ10026)と、14720形最後の14722編成(モハ14722+クハ172)が、2019年(令和元年)に引退。
このうち、10020形は一足早く2019年(令和元年)9月29日(日)のラストランイベント(第2弾)をもって引退(※実際は、他車両運用の都合が急遽生じ、同年9月30日(月)不二越・上滝線605~608列車が最終運用となった)。
14720形も、2019年(令和元年)12月21日(土)のラストランイベントをもって引退。
本記事は、2019年(令和元年)9月29日(日)に開催された10025号ラストランイベントの様子。
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10020形最後まで残存した「10025編成」のラストランイベント団体臨時列車に乗車。
午前から夕方の入庫まで、富山地方鉄道(富山地鉄)本線の一部区間を行ったり来たりする。事前応募制の団体参加者のみ乗車でき、ドア扱いを行う駅では乗降自由。
越中荏原駅→西魚津駅
越中荏原(えっちゅうえばら)駅 午前10時17分始発の団体臨時列車で、西魚津駅へ向かう。
車両間の扉は両開き
常願寺川橋梁(446m)を渡る。
北アルプス立山連峰に源を発する常願寺川。上流には大崩落地帯の立山カルデラがあり、今でも立山砂防工事専用軌道の列車が走り、大規模な砂防工事を続けている。
転換クロスシートを装備する、昭和時代の日車ロマンスカー10020形電車で、のどかな鉄道旅
ドア横に整理券発行機やICカード対応機器が設置されているが、富山地鉄で唯一、ワンマン運転をせず、車掌乗務のツーマン運転を行ってきた車両
寺田(てらだ)駅を通りすぎる。立山方面に向かう立山線はここで分岐。
3000m級の山々・立山連峰を望む。
スイッチバック駅である上市(かみいち)駅には、午前10時30分~10時40分の10分間停車
中加積(なかかづみ)駅にて少々停車
ホームがカーブしているため、車両とホーム間に大きな隙間
撮影用に「特急 宇奈月温泉」のヘッドマーク
車内の壁には懐かしい写真
「湘南スタイル そろい踏み」
西滑川駅を過ぎると、
あいの風とやま鉄道(元 JR北陸本線)と並走
あいの風とやま鉄道・滑川(なめりかわ)駅の脇を通りすぎる。あいの風とやま鉄道がかつてJR北陸本線だった時代は、富山地鉄の滑川駅と跨線橋で結ばれていた。
この辺りは、富山地鉄電車は時速85km/hの高速走行
古豪10020形電車も衰えない走りっぷりを発揮
あいの風とやま鉄道としばらく並走
早月川を渡る。
ミラージュランドの観覧車が見える。隣接して魚津水族館もある。
あいの風とやま鉄道の電車とすれ違う。
あいの風とやま鉄道の線路の下をくぐる。
午前11時05分、終点の西魚津(にしうおづ)駅に到着
乗務員室を覗く。
ホームには古いベンチ
団体臨時列車は、ここで折返し。
駅名は右書き
「出札口」の表記も右書き。今は無人駅化。
駅舎内の待合所
開業時から現役の駅舎
団体臨時列車は、ここ西魚津駅から折返しの早月加積駅行きになる。
元 京阪電鉄の車両だった定期列車とすれ違い
撮影用のヘッドマークは「特急 電鉄富山」に。
かつての日車ロマンスカー車両
オール転換クロスシートの車内。この編成にはロングシートはない。
ユニット窓は座席ごとに一つ。下段も開閉できる。
西魚津駅の脇には、あいの風とやま鉄道の路線が並行
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西魚津駅⇔早月加積駅を往復
西魚津↔️早月加積駅を往復する団体臨時列車に乗車
西魚津11:15発→早月加積駅11:21着
早月加積(はやつきかづみ)駅
列車が少々遅延したため、早月加積駅ではドア扱いなく、すぐに折返し。
早月加積11:24発→西魚津11:29着
立山連峰
再び西魚津駅に到着
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西魚津駅から電鉄富山駅へ
西魚津駅 午前11時36分始発の電鉄富山行き団体臨時列車に乗車。電鉄富山駅には12時25分に到着予定。
元 東急電鉄車両と交換
あいの風とやま鉄道・滑川駅の脇を走る。
雲に覆われた立山連峰
10020形10025号ラストラン団体臨時列車は、電鉄富山を目指す。
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※2019年(令和元年)9月29日(日)、スマートフォン撮影
(続く)