(伊豆大島・元町港)
熱海へ。
JR東海道本線は、小田原を過ぎると太平洋(相模湾)を望む。
JR熱海駅からバスで熱海港へ。
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熱海港
静岡県熱海港船客待合所
富士急マリンリゾートの初島行きと、
東海汽船の伊豆大島行きが発着する熱海港。
待合所内。昭和の時代から変わらない佇まい。
東海汽船の大島行ききっぷ売り場。夏期は神津島方面行きの臨時便も。
伊豆大島の入港地は2つあり、港の波やうねりの状態によって、穏やかな方に入港する。
この日の伊豆大島入港地は、島の中心地である元町港。
きっぷ売り場の横に、高速ジェット船の模型が飾られている。
隣は、富士急マリンリゾートの初島行ききっぷ売り場
初島は静岡県唯一の離島で、熱海港から船で約30分で気軽に行ける。
熱海港の売店
港から望む船客待合所
東日本の一大温泉地・熱海
東海汽船の高速ジェット船・大島行きがスタンバイ中
かつては、ここ熱海から大島に行くには、東海汽船の客船「かとれあ丸」「かとれあ丸2」、双胴高速船「シーガル」「シーガル2」等が結んでいたが、今は高速ジェット船のみ。
港から眺める熱海の街。かつては「東洋のナポリ」とも称されていた。
全没翼型水中翼船の高速ジェット船
東海汽船の高速ジェット船「セブンアイランド友」。総トン数164t、全長約27m、巾8.53m。
港の向こうには熱海後楽園ホテル。秘宝館や熱海城などがある八幡山山頂(あいじょう岬展望台)へ登るアタミロープウェイもある。
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熱海出航
大島行き高速ジェット船に乗船
船内は2層
高速船のため外部デッキはない。乗船中はシートベルトを締め着席が原則。
熱海発、伊豆大島行き東海汽船1100便、
午前9時10分熱海港出港
テイクオフ
翼走開始
速力約43ノット(時速約80km)で伊豆大島へ。
進行方向左側には初島
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伊東港寄港
この日は土休日のため、伊豆半島の伊東にも寄港
小さな手石島を望む。1989年(平成元年)7月、手石島の北北西約1kmで海底噴火が発生した。
午前9時35分~40分、伊東(いとう)港寄港
伊東港桟橋。伊東港からも多くの乗船客。
桟橋には貨物船が入港中
東海汽船系列の伊豆七島海運の貨物船「第十八清光丸」
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一路伊豆大島へ。
伊東を出航し、一路伊豆大島へ。
遠くに、サンハトヤホテルが見える。その脇にはJR伊東線が通っている。
前方に、本船が向かう伊豆大島がうっすら見える。
高速ジェット船は翼走するため、大型船のようなピッチングやローリングのような揺れは少ないが、鉄道のように意外とガタガタと揺れる。
途中、クジラなどの大型海洋生物の生息区域では、しばらく減速航行し、大型海洋生物との衝突を避ける。
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伊豆大島入港
間もなく伊豆大島。
伊豆大島の最北端・乳が崎(ちがさき)
午前10時15分、大島元町(おおしまもとまち)港入港
元町港の桟橋に下船
南に目を向けると、利島(としま)、その左奥に鵜渡根島(うどねじま)と新島(にいじま)、さらに右奥にうっすら神津島(こうづしま)が見える。
強い西風(季節風)が吹き荒れる冬季は、
島の西側に位置する元町港は、桟橋に高波が押し寄せる日が多く、島の北側にある岡田港に着岸することが多いが、この日は海が穏やかなため、島の中心地・元町港に着岸。
伊豆大島に上陸。活火山の三原山は外輪山の内側にあるため見えない。
元町港のコンテナ作業場
大型貨客船「さるびあ丸」や、貨物船に積み込むコンテナ
伊豆七島海運と書かれたコンテナも。
島と本土間で物資を輸送するためのコンテナ作業は、離島ならではの光景
本土から船で運ばれた物資は、ここでトラックに積み込まれ、島の各所へ向かう。
元町港船客待合所
大島旅客自動車(大島バス)の元町港バス停。
かつては大島島内のバスは東海汽船直営だったが、今は分社化され大島バスになった。
定期バスは「三原山頂口」「岡田港、大島公園」「波浮港」など島内各地へ向かう。ほかに定期観光バスもある。
元町港船客待合所内
東京行きと熱海行きの午前の船便(高速船)を利用する乗船客の列
きっぷ販売窓口
出帆港は、天候によって毎日変わるので、乗船前の確認必須
大型貨客船「さるびあ丸」の案内板
夏期の上り便のみ大島に寄港する大型貨客船「橘丸」の案内板も。
元町港船客待合所の2階には、軽食コーナーがあり、伊豆大島の名産もいただける。
「島のりラーメン」「明日葉そば」「べっこう寿司」「青唐辛子餃子」「大島牛乳」など島特産を使ったメニューも。
店舗では、大島名産・白身魚の漬け寿司であるべっこう寿司が入った「島島弁当」も販売。午後遅い時間には売り切れることも多い人気の弁当。
軽食コーナーで食べるラーメンの具には、明日葉入り。
待合所1階には土産物などを扱う売店がある。
伊豆大島名産の椿の実細工の店舗もある。
★動画(東海汽船 高速ジェット船 熱海出航)
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★2020年(令和2年)1月
(続く)