(前回の続き)
横浜港観光船「マリーンルージュ」
横浜港山下公園12時00分発ランチクルーズ(所要90分)今回は食事無しで乗船。
横浜港ベイブリッジをくぐる。
タグボートの後ろには、海技教育機構の航海練習船(練習帆船)・海王丸
海王丸としては二代目。1989年(平成元年)竣工。
甲板上には黄色いヘルメットをかぶった訓練生。
船首には金色の船首像が飾られている。
現役の帆船
船尾にもタグボート
横浜港ベイブリッジをくぐり、埠頭へ向かう。
本牧ふ頭
横浜航路を航行。遠ざかる港。
本牧ふ頭のコンテナ船
本牧ふ頭に建つ横浜港シンボルタワー
横浜港レストランクルーズ船「ロイヤルウイング」
本牧沖でUターン
東京湾を行き交う船
遊漁船
東京湾の向こうには、千葉県・房総半島の山並みがうっすら見える。
川崎市・横浜市の臨海部にある京浜工業地帯
武骨な昭和時代の建物が並ぶ。
夜は工場夜景が美しい。
鶴見航路へ入る。
右側には扇島
鶴見つばさ橋をくぐる。
大黒ふ頭と田辺運河。「マリーンルージュ」はここから田辺運河を航行。
本牧ふ頭の田辺運河に面したL-1岸壁には、引退した東海汽船二代目(先代)さるびあ丸(現・BAY ONE)が係留中。
外国に売却された元・二代目さるびあ丸(右側)は、日本を旅立つ時まで少しの間ここで休息。
マリーンルージュ船内で、元・二代目さるびあ丸の案内放送が始まる。
今年6月まで東京と伊豆諸島を結ぶ貨客船として活躍していた二代目さるびあ丸。引退後、便宜上ツバル船籍(便宜置籍船)となったが、
実際上は、シンガポール経由で売却先のバングラデシュ・チッタゴンへ向かう。(※9月7日横浜港大黒ふ頭を発ち、9月19日にバングラデシュに到着した。)
バングラデシュのチッタゴンには世界中の廃船の解体場があり「船の墓場」と呼ばれるが、
元・二代目さるびあ丸は解体されることなく、クルーズ船に改装され今後バングラデシュで第二の人生を歩むことになる。
このとき、元・二代目さるびあ丸は、東海汽船社旗ファンネルマークがまだ残っていたが、その後、白く塗り潰された。
行灯の「さるびあ丸」の表記は「BAY ONE」に変えられ、「東海汽船」の表記は消されていた。
船首の「さるびあ丸」の赤文字も、「BAY ONE」に書き換えられていた。
二代目さるびあ丸の引退後の記事はこちら
大黒大橋をくぐる。
大黒大橋を過ぎ、山下公園・大桟橋・みなとみらい21エリアに戻ってきた。
タグボートに牽引される艀(はしけ)
艀は、河川や運河などの内陸水路や港湾内で重い貨物を積んで航行するための平底の船舶。近年はだいぶ数が減ってきた。
タグボートから艀にロープを繋ぎ牽引
太平洋製糖
みなとみらい21地区が見えてくる。
船内に、サザンオールスターズの曲「LOVE AFFAIR」が流れ始める。
13時30分、山下公園桟橋接岸・下船