東アジア歴史文化研究会

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シリア アサド政権の軍がトルコ部隊を空爆 トルコも反撃

2020-02-21 | 中東情勢
内戦が続くシリアで20日、アサド政権の軍が反政府勢力を支援するトルコの部隊を空爆し、兵士2人が死亡しました。これに対してトルコ側も直ちに反撃し、正規軍どうしの全面衝突に発展する懸念が高まっています。

内戦が続くシリアでは今月反政府勢力の最後の拠点となっている北西部イドリブ県の攻略を進めるアサド政権の軍と、反政府勢力を支援する隣国トルコの駐留部隊が衝突し、双方に死傷者が出ています。

トルコ国防省によりますと20日、アサド政権はイドリブ県で空爆を行い兵士2人が死亡し、これに対してトルコ側は直ちに反撃を行いアサド政権の兵士を殺害したとしています。

トルコのエルドアン大統領は、アサド政権の軍がイドリブ県のほぼ全域から退却しなければ、いつでも軍事作戦を開始する考えを示していて、イドリブ県の駐留部隊の増強も行っています。

一方、アサド大統領も今週、テレビ演説でイドリブ県の奪還に向けた攻撃を継続する決意を示し、トルコとアサド政権の双方が一歩も引かない状況が続いています。

アサド政権の後ろ盾のロシア政府はトルコ政府と交渉を続けていますが事態の打開策は見いだせておらずトルコとアサド政権の応酬が激しくなる中で、正規軍どうしの全面衝突に発展する懸念が高まっています。

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