9年目の3.11を迎えて… | 地震大国に住む神やんの考察

地震大国に住む神やんの考察

母親の住む実家と父の眠る墓地が千葉の海沿いの町にある為に、次におこる「房総沖巨大地震」を予測する為日々危機感を持って精度を高めるべく切磋琢磨しております。

こんにちは。 (*^・ェ・)ノ  神やんです。

 

 


いつも「いいね」や「ペタ」、コメントを頂きましてありがとうございます。<(_ _*)>

 

 

 

03/09 04:28 豊後水道 M4.7 深さ60キロ 最大震度3

03/09 23:13 硫黄島近海 M4.7 深さ10キロ

03/10 09:13 宮城県沖 M3.9 深さ ごく浅い

03/10 10:10 トカラ列島近海 M2.3 深さ ごく浅い

03/10 18:29 父島近海 M4.5 深さ10キロ

03/11 10:48 奄美大島北東沖 M3.7 深さ30キロ

03/11 11:26 長野県南部 M3.1 深さ10キロ

 

 

 

 


2020.03.09~2020.03.10の震源地図

 

 


■火山設置地震計の観察

 


・十勝岳・・・数値が緩やかに上昇。
・樽前山・・・数値が緩やかに上昇、もうすぐ今月の最大値。
・有珠山・・・数値が急上昇、今月の最大値。
・北海道駒ヶ岳・・・数値が急上昇、今月の最大値。
・岩手山・・・数値が緩やかに上昇、もうすぐ今月の最大値。
・那須岳・・・数値が上昇。
・草津白根山・・・数値が緩やかに上昇。
・浅間山・・・数値が緩やかに上昇、もうすぐ今月の最大値。
・富士山・・・ 数値が高いままほぼ横ばい。
・伊豆大島・・・数値が高いままほぼ横ばい。
・三宅島・・・数値が高いままほぼ横ばい。
・阿蘇山・・・数値は昨日から横ばい。
・雲仙岳・・・ 数値が今月の最大値のまま横ばい。
・霧島山・・・数値が今月の最大値のまま横ばい。

 

 

 

いろいろ事情があって、ブログの更新が出来ずにいました。えーん

 

 

 

まだ以前のように更新できる状況ではないのですが、決して忘れてはいけない9年目の3月11日を迎えて今年初めてのブログを書きあげました。

 

 

この9年間で地震に関する研究や備えも大分進んできました。

 

 

 

先日NHKでサイレント津波に関する特集を放送していました。

 

 

 

小さい揺れでも海底の土砂崩れによる津波が押し寄せるといった内容でした。

 

 

 

3.11大震災の日に、震度5強の揺れにもかかわらず最大40メートルの津波に襲われた岩手県北部の体験をもとに研究結果が出ました。

 

 

 

岩手県沖の海底で地震によって発生した地すべりによって隆起した堆積物の上を震源地で発生した津波が通過することによって津波の高さがブーストされるといった内容でした。

 

 

 

その後の研究では、日本沿岸には地すべりを起こしやすい地域が太平洋沿岸を中心に多数存在することがわかりました。

 

 

 

現在の津波予想は地震の規模やプレートの移動量予測などから計算して発令しているそうですが、今後は水圧の変化量や沿岸からのレーダーで海面の高さ変化を測定する方法も取り入れられるとの事。

 

 

 

しかし、どんなに測定機器が良くなっても、最終的には個人の判断力や備えが無くては被害は抑えられません。

 

 

 

9年前の経験をもう一度思い出し、身の回りの点検を行い、震災からこの9年の間に生まれた震災未経験の子供たちに伝えていく事が重要と考えています。

 

 

 

現在の北米プレート・フィリピンプレート境界応力値は64.2、前日比は107.5%となっています。

 

 

 

先週はフィリピンプレートの応力値が高く、その結果父島近海からグァム島にかけてのプレート境界付近でM4.5~M5.2の地震が相次ぎました。

 

 

 

現在も日本を取り巻く3つのプレートのうち、フィリピンプレート応力値が最も高い状況が続いています。

 

 

 

地震計を見ると各地の数値が高い状況となっています。

 

 

 

昨日の強風で地震計数値に影響が出ている可能性もあり、天候の回復を待って改めて安お定した数値を読み取ることが必要と考えています。

 

 

 

ただ、強風の影響をあまり受けていない九州の雲仙岳、霧島山の数値も高く表示されている為、継続して注視していきます。

 

 

 

現状では各地とも喫緊の状況では無さそうですが3月11日という事もあり、プレートバランスから抽出した発震実績のある地域を全て書き記して注意喚起させていただきます。

 

 

 

今後もブログの更新がままならない状況ですが観察だけは継続し、何か変動があればお伝えしていきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。 m(_ _)m

 

 

 

【北部観察】
応力配置による注意発震確率の高い地域は、カムチャツカ半島沖、千島列島沖、浦河沖、岩手県沿岸北部及び沖合、秋田県内陸南部、宮城県沖となっています。

 

 

 

【東部観察】
応力配置による注意発震確率の高い地域は、茨城県北部・南部及び沖合、千葉県沖、伊豆諸島近海、静岡県西部、山梨県東部・富士五湖周辺、和歌山県北部となっています。

 

 

 

【南部観察】
応力配置による注意発震確率の高い地域は、奄美大島近海、有明海、日向灘、大分県中部、熊本地方・阿蘇地方となっています。