退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1286: Ig Nobel

2019-09-14 12:56:57 | アメリカ便り

アメリカ中西部はまだ30度以上の暑さが続いております。

日本もまだ暑いようですね。

こちらで、LINK TVと言って寄付で運営しているテレビ局があるのですが、そこで毎朝7時にNHKワールドと言うニュースを流します。

最近、日本のニュースよりアジアについてのニュースばかりで、しばらく見ていなかったのですが、今日見たニュースでは日本のニュースをやっていました。

ニュースと言うより、なんとなく文化紹介が多いのですが。

昨日は2、3分程度でしたが、Ig(イグ)ノーベルについて話していました。

この賞はあまり知られていませんが、一言でいうと、‟ギャグ(風刺)的ノーベル賞”とでも言いましょうか。

1991年にはじまった賞で、毎年科学研究において独特且つ取るに足りない功績を残した10個の研究に対して与えられるものです。

例えば、人間の存在はダチョウに性的興奮を起こさせる、ブラックホールは地獄となりえる技術的条件を満たしている、‟5秒ルール”と言って、床に落ちた食べ物は5秒以内に拾えばばっちくないとか。

2000年に磁力で小さなカエルを空中遊泳させると言ってこの賞を受賞したDr. Geimは、唯一Ig Nobel とNobelの両方を受賞したことで知られています。

大体はNobel賞受賞者によってハーヴァード(以前はMIT)で受賞式が行われますが、式典にはさまざまがギャグにあふれています。

特に受賞者によるスピーチが1分以上になると、小さな女の子(Miss Sweetie Poo)が表れてピーピー泣きながら、”どうかもうやめて、退屈だから”、と言ってスピーチをストップさせます。

日本人は13年連続でこの賞の受賞者となっていますが、そのほかにも、1992年に医学部門で足のにおいの原因物質の解明、1995年にサイコロジー部門で、鳩にピカソとモネーの絵の違いが分かるように訓練した、1997年にバイオロジー部門で違う味のガムをかんだ時に発生する脳波の違いについてとか、様々な分野で様々なギャグにとんだ科学に尽力してきたのがわかります。

今年は化学部門で、‟5歳児が1日に生産する唾液の量の推測”で明海大学の渡辺教授らが受賞しました。

日本人って世界的にはくそ真面目的な感じで通っているけど、こういう人が、つまり、内心にはギャグ的要素をたっぷり含んでいる人が日本人なのです。

日本人でよかったわー!!!

今朝は涼しく、ジュンちゃんキキちゃんとトレイルを8キロほど歩いてきました。

キキと言えば、昨晩、私は1月の家族旅行のため日本国内線を買っていたんですよ。

私は全部プリントするようにしているんですが、そのプリントするために隣の部屋に行ったすきを見て、キキちゃんが息子のパスポートをかじったんです。

プリントしている私の横に、そのパスポートを咥えてキキちゃんが得意な顔をしてやってきました。

賢い犬は人間の5歳児の頭脳を持っていると言いますが、キキちゃんは4歳ぐらいでしょうか、かじり始めて途中で、‟これひょってして、かじってはいけないもの何では、、、”、と気付いたんでしょうかね。

それで、一応私の反応を見たくて私のところに咥えて持ってきたんでしょう。

怒鳴りました、すると、当たり前ですがキキは逃げまくる。

それを追っかけて捕まえたころにはパスポートは唾液と歯型で、、、

ま~まだ番号とか大事なところは読めるからいいかな!?

でも心配性の息子がなんていうか。

昨日私が帰った後にボーイフレンドと、フロリダに2泊3日で遊びに行った娘から連絡がありました。

クリーブランドの上空で、ひどい嵐でひどい目に遭ったそうな。

おまけに帰ってきたら停電。

私が帰ってくる前に、一杯にしてきた冷蔵庫と冷凍庫どうなることやら。

と言うことで、いつも何かが起きている私の毎日です。

ハブグレジュンタのマミー

 


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