サウス・カロライナで作られている飲み物
ブレナム・ジンジャー・エール(Blenheim Ginger Ale)
ペンシルベニア州では売っていない
飲んだことがある夫は「辛い」と言う
メジャーブランドと何が違うのかと思い
ガソリンを入れるのに立ち寄った店で買ってみた
商品棚(飲み物を冷たくしておく冷蔵庫になってるの、
あれ、名前、ありましたっけ?)を開けるにはると
ボトル・キャップの色が違う物が3種類
ガラスのボトルには表示が
HOT(辛口、赤いキャップ)
DIET(ダイエット、白いキャップ)
NAH(金色のキャップは...)
???「ナー」って何ですか?
ブレナム・ジンジャー・エールができたのは
1800年代にCRメイ医師がお腹の調子が悪い患者に
サウス・カロライナ州ブレナムの鉱水を
飲むように勧めたことが始まりだそう
アメリカで飲まれている胃薬の
MaaloxとかMylantaとかはマグネシウムが入っているし
Tumsもあれはカルシウム錠剤だから
鉱水にも似たようなものが入っていたのね、きっと
でも、美味しくはなかったようで
鉱水の味に文句を言う患者がいたらしく、メイ医師は
鉱水にジャマイカ産ショウガの抽出液をフレーバーとして加え
これがいつの間にか、趣向品として飲まれるように
(ジャマイカン・ジンジャー抽出液、通称ジェイクに関わる
神経麻痺のお話はコチラ)
Photo by William Moreland on Unsplash
お店の人に訊いてみると
NAHはNot as Hot(それほど辛くない)の略なのだそう
夫はNAHを、私はダイエットを購入
どちらもちょっとピリッとするかな、位で
メジャーブランドのジンジャー・エールより
昔風の甘ったるさがあるような
どうしようかなと迷いつつ、買わなかった
赤キャップ辛口は物凄く辛いみたい...