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伊平屋島の祭&祀【6】

2019年01月05日 00時00分41秒 | 日記

  伊平屋島は「てるしの」の島とも言われている


「てる」は太陽、「しの」は照り輝いて美しい、聖なるものの意味で


「てるしの」は太陽神を表す古語であるとされている

 


江戸時代の、国学者藤井貞幹の著書「衝口発」(1787年)の中で


神武天皇は琉球国の恵平屋(伊平屋)で誕生したと唱えた

 


同時代の学者本居宣長は「紺狂人」の著書で反論し


大論争が起きた事は有名なである

 


現在では、藤井説を肯定し是とする人は少ないが


この藤井説が根拠になった「クマヤ」と言う洞窟がある

 


クマヤとは、おきなわの方言で「隠れる」と言う意味である


藤井に感心を持つ民俗学者や宗教関係者が


多数の方が伊平屋島を訪れている

 


この洞窟は沖縄県の天然記念物に指定されている


クマヤ(洞窟)は高さ五m、広さ約二千㎡で、二室に分かれている

 


正面に社殿が創建され


毎年十二月に岩戸開きの祭祀が行われている

 


この社殿は、日本本土からの宗教関係者が


造ったものでそのため県外の参拝者が多いと言う

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