なぜ「言葉の神様」と呼ばれたか? | 福岡のマーケティングコピーライター・言ノ葉家の視点。

福岡のマーケティングコピーライター・言ノ葉家の視点。

明太子日本一のふくや様から直接指名受注し、高くて売れなかった最高級品のブレイクに貢献。
商材の本質的価値向上に没頭したい企業のため、コピーライティングを中心にマーケティング支援。
チラシの反響ほぼ10倍の実績も。
※福岡商工会議所にてマーケティング講師歴あり

「それは運と縁があったから」
ではあるんですが、
それだけでは親愛なる読者に満足してもらえないのでもう少し…。。。

あの1コインコンサル
は、ほぼサービス案内の原稿改善だったのですが、
その原稿の中に、

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感情表現に歪みや違和感がある時とは、
どんな時でしょうか?

本当は怒っているのに嬉しそうに笑ってる。
本当は悲しいのに怒ってる。
本当は怖いのにキレてる。
本当は怒っているのに涙が止まらない。
本当は喜んでるのに悲しんでる。

…そんなことって本当にあるの?
と思うでしょうけど、あるんです。

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という部分がありました。

で、僕は、
>そんなことって本当にあるの?
と思うでしょうけど、あるんです。
…に落とし込みたいのなら、
>本当は~
の5行のうち、最後を除く4行はありがちなため、
入れ替える必要があることをコンサルしました。

そしてもちろん、理由も説明しました。
「なぜなら
>本当は怒っているのに嬉しそうに笑ってる
…は
〝愛想笑い〟で、
>本当は悲しいのに怒ってる

〝悲運への怒り〟でもあるし、
>本当は怖いのにキレてる
…は
〝窮鼠猫を噛む〟状態だし、
>本当は怒っているのに涙が止まらない
…は
〝悔し涙〟の何割かが該当するからです」と…。

クライアントのYさんが僕のことを
「言葉の神様だ…」 
と言ったのはその時でした。

でも、
買って欲しい人々に対して
共感や説得力を最大化させるために

「言葉の最適化」を施すコピーライターであれば、

このコンサルは出来て当然で、
言葉に対する感度がある程度高い人なら、素人さんでも可能です。

とはいえ、
世の中大体の経営者は、
自社商材の魅力は知り尽くしていても、その魅力が

わからない人の気持ちがわからないため、

盲目的に広告していて、
「これで伝わると思っていた」という思い過ごしに気付く機会は

なかなかありません。

従ってこのクライアントさんにとって、
自分の書き方では共感されない理由を知ったこの場面は、

そこそこ衝撃的だったはずです。
(過去にはこんな場面で逆ギレするクライアントもいましたからね…w)

 

それだけにこの場面で仕事を与えている一業者に過ぎない

コピーライターを賞賛してくれたこのクライアントこそが、

本当は神様と呼ぶべき人格者なんですよね。。。