「それは運と縁があったから」
ではあるんですが、
それだけでは親愛なる読者に満足してもらえないのでもう少し…。。。
あの1コインコンサル
は、ほぼサービス案内の原稿改善だったのですが、
その原稿の中に、
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感情表現に歪みや違和感がある時とは、
どんな時でしょうか?
本当は怒っているのに嬉しそうに笑ってる。
本当は悲しいのに怒ってる。
本当は怖いのにキレてる。
本当は怒っているのに涙が止まらない。
本当は喜んでるのに悲しんでる。
…そんなことって本当にあるの?
と思うでしょうけど、あるんです。
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という部分がありました。
で、僕は、
>そんなことって本当にあるの?
と思うでしょうけど、あるんです。
…に落とし込みたいのなら、
>本当は~
の5行のうち、最後を除く4行はありがちなため、
入れ替える必要があることをコンサルしました。
そしてもちろん、理由も説明しました。
「なぜなら
>本当は怒っているのに嬉しそうに笑ってる
…は〝愛想笑い〟で、
>本当は悲しいのに怒ってる
…は〝悲運への怒り〟でもあるし、
>本当は怖いのにキレてる
…は〝窮鼠猫を噛む〟状態だし、
>本当は怒っているのに涙が止まらない
…は〝悔し涙〟の何割かが該当するからです」と…。
クライアントのYさんが僕のことを
「言葉の神様だ…」
と言ったのはその時でした。
でも、買って欲しい人々に対して
共感や説得力を最大化させるために
「言葉の最適化」を施すコピーライターであれば、
このコンサルは出来て当然で、
言葉に対する感度がある程度高い人なら、素人さんでも可能です。
とはいえ、世の中大体の経営者は、
自社商材の魅力は知り尽くしていても、その魅力が
わからない人の気持ちがわからないため、
盲目的に広告していて、
「これで伝わると思っていた」という思い過ごしに気付く機会は
なかなかありません。
従ってこのクライアントさんにとって、
自分の書き方では共感されない理由を知ったこの場面は、
そこそこ衝撃的だったはずです。
(過去にはこんな場面で逆ギレするクライアントもいましたからね…w)
それだけにこの場面で仕事を与えている一業者に過ぎない
コピーライターを賞賛してくれたこのクライアントこそが、
本当は神様と呼ぶべき人格者なんですよね。。。