教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

つれづれなるままに心痛むあれこれ

2020年03月28日 13時30分02秒 | ブログ
『つれづれなるままに心痛むあれこれ』より、転載させて、頂きました。
福島第一原発トリチウム汚染水は安心安全からでなく現在の技術では処理不可能なので安価な海洋放出をしたいのである。韓国政府のIAEA問題提起は当然
20/03/28 11:34
※下記は2019年9月10日投稿の内容であるが、再投稿します。
 東京新聞の報道によると、安倍自公政権は、福島第一原発にあるトリチウム汚染水のタンクを撤去するために、トリチウム(三重水素)汚染水を「処分」する方針を固めた。タンクを撤去して、跡地を1~3号機の溶融核燃料(デブリ)の保管場所にする予定である。同原発の敷地には処理水約107万㌧を貯めたタンク約880基が立ち並び、「敷地内のタンク増設には限界がある」と処分の必要性を強調。「処分」方針としては、原子力規制委や自民党はトリチウム汚染水の「海洋放出」を主張しており、その方向でのごり押しが進められている。自民党東日本大震災復興加速化本部もトリチウム汚染水の処分を先送りせずに進めるよう安倍自公政権に求めている。
 ところでトリチウム汚染水についてであるが、トリチウムは、現在の処理装置(例えば、高性能多核種除去設備「ALPS」など)では分離する事が困難なのである。安全であるかのように理解する向きがあるが、「安全である」という事とはまったく違うのである。トリチウムは通常の水素原子に置き換わって他の原子と結合する。体内にトリチウムが吸収され、体内の有機高分子の水素原子の代わりに結合すると、「有機結合型トリチウム」となり、遺伝情報を担うDNA内の水素と置き換わると、ガンや白血病などの深刻な影響を与える。
 北海道泊原発周辺では、白血病の死者数は全国平均の6倍以上。青森県六ヶ所村再処理工場付近の75歳以下のガン死亡率は、再処理試験開始以降、全国第1位である。
 安倍自公政権は、東京五輪までに「トリチウム汚染水」処理を解決したいと考えているのである。また、東京電力は処分費用を安く抑えたいと考えているのである。
 2019年9月5日、韓国政府は東京電力福島第一原発のトリチウム汚染水を海に放出する場合、環境に影響を与えると深刻な憂慮をし、16日から開催される国際原子力機関(IAEA)総会で問題提起し原子力機関が積極的に協力するよう要求する事を表明した。
 しかし、安倍自公政権はなんと傲慢な事であろうか、韓国政府の発表について「科学的根拠に基づかず、日本へのいわれなき風評被害を及ぼしかねない」とし、在日韓国大使館に電話で抗議したというのである。図々しさに呆れてものが言えない。こんな分別のない政権によって国が壊されていくのをこれ以上許してはいけない。
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