教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

jlj0011のblog 官邸内の暗闘<本澤二郎の「日本の風景」(3577)

2020年01月27日 14時34分20秒 | 国際・政治
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官邸内の暗闘<本澤二郎の「日本の風景」(3577)
2020/01/27 12:45
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官邸内の暗闘<本澤二郎の「日本の風景」(3577)より、転載させて、頂きました。
<「安倍・死に体」で決起した菅ー二階組クーデター>
 東京から永田町秘話が届いた。整理してみると、安倍と菅のスキャンダル暴露合戦の暗闘がよく見えてくる。安倍「桜」事件で死に体に追い込まれた晋三をこれ幸いとばかり、人事で主導権を確保した菅ー二階組のクーデターと分析すると、実に分かりやすい。官邸のナンバーワンとナンバーツーの死闘といってもいい。
 具体的には、スキャンダル暴露合戦だ。無力な野党をしり目に、官房長官の菅が、自民党幹事長の二階と組んでの、安倍との互角の争いによって、国民は新聞テレビでは報道されない真実を見せてくれている。
 舞台の役者は、永田町の一流どころだから、観戦するほうも不正を暴いてくれるものだから、怒りながらも留飲を下げてくれる。


 このことは国民と野党の覚醒を叫んでいることになるのだが。べら棒な高額報酬で、懐を温めて満足しているだけの野党議員と、霞が関の官僚にも、国民の怒りの矛先が向けられてもいる!


<暮れの人事で二階幹事長留任、河井法相ー菅原経産相で王手>
 安倍「桜」事件でよろめいてしまった首相の様子に、連携する二階と菅が「もう安倍はいいだろう」とクーデター計画を徐々に始動させたことから、官邸の暗闘のゴングが鳴り響いたのだろう。


 「幹事長を交代させたい」という安倍に対して、菅は体を張って阻止した。人事から騒動は始まった。菅は二階を留任させることに成功させると、矢継ぎ早に法相に河井克行、経産省に菅原一秀を押し込んだ。
 二人とも二階派兼菅派である。
 これで二人は、クーデター成功と喜んだのだが、この企みを安倍側近の警察官僚で安保局長の北村と、経産省出身の内閣補佐官の今村が察知したようだ。
 反撃材料は、二人の不正選挙の暴露である。安倍は即座に二人の首をはねたのだが、問題の核心は、菅による検事総長人事にあった。


 清和会には、天下人は検事総長を握れ、という内々の伏線・約束事が存在する。それは清和会創設者の福田赳夫が、戦後の汚職事件に絡んで逮捕されたという苦い経験からきている。
 政局のカギを握る検事総長というのも、清和会独特の思想である。検察官僚も心得たもので、検事総長を狙うものは、まずは官邸とのパイプにこだわりを見せる。そのため首相犯罪に検察が沈黙するのは、昔からなのだ。したがって攻め手は、国会で検察庁を追い込んだり、告発を連発して世論を喚起することが不可欠なのだ。
 今の野党には、こうした手段を知らない。


<検事総長狙いでポスト安倍を掌握した?>
 菅は清和会の人間ではないが、長く清和会首相と共にしていると、安倍の手口を膚で感じる。それを安倍・死に体の場面で、自ら強行したことになる。


 河井を法務省に送り込んだことで、菅のクーデターは半分成功したことになろう。どっこい安倍サイドは、河井退治の不正の材料をつかんでいた。夫人の案里の選挙違反事件も。


 スキャンダルは、安倍「桜」一大スキャンダルに蓋をする効果もある。一石二鳥である。


<安倍筋の河井ー菅原不正発覚で首、法相に森雅子起用>
 たしか加計孝太郎事件では、正論派の文科事務次官の前川喜平が失脚させられたが、この時はナベツネの読売に書かせた。今回は避けた。
 このところのスキャンダル報道は、週刊誌に任せている点が特徴である。


 河井夫妻と菅原の不正発覚で安倍は、まんまと側近の森雅子に挿げ替えることに成功した。菅ー二階組の野望を、すんでのところで食い止めたようだ。


<カジノ汚職で菅ー二階に反撃>
 追い打ちをかけるように、カジノ法汚職事件を検察に指示したとみられる。
 カジノ利権に食らいつく菅と二階への外堀を埋める新たな反撃である。


 菅のホームグラウンドは、神奈川県である。菅は先の人事で、神奈川県から小泉進次郎、河野太郎を入閣させている。菅の威力を見せつけたのだが、その勢いで横浜にカジノを、との野望も露見させた。
 横浜市が突然、カジノ建設に突っ込んだ背景には、菅の政治力が関係しているだろう。


 検察は当選3回生を逮捕したが、狙いは菅と二階への圧力とみていい。検察も、雑魚を捕まえてお茶を濁す作戦のようだ。この重大事件も安倍「桜」隠しとしての効果がある。
 安倍「桜」隠しと菅攻撃と一石二鳥作戦といえる。


<逆に河井案里向けの1億5000万円投入暴露で反撃>
 ここで終わらなかった。菅と二階の反撃は、安倍がとことん入れ込んだとされる案里金権選挙暴露へと発展させたというのだ。


 参院選の候補に1億5000万円投入したということに、自民党関係者であれば、誰もが驚くすごい大金である。過去に前例はない。何のために?下衆の勘繰りだと、それは「もう高市も稲田も過去の女性。これからは案里ということさ」というのだが、真相は不明だ。
 案里への特別支援は、岸田・宏池会の溝井落選で、岸田の総裁候補脱落をも約束した。宏池会と清和会は水と油の関係が、昔から存在した。


<安倍の岸田・宏池会撃墜作戦を表面化>
 飼い猫のような岸田を切って捨てた安倍に、岸田・宏池会は保守本流派閥としての復権に賭けることになる。その指導者は、反安倍の急先鋒で知られる林芳正だ。


 ということになれば、雨降って地固まるの宏池会として再生可能だろう。国民は、極右の安倍・国家主義よりも、護憲の宏池会リベラルを選択することになる。軽武装・経済重視がいいに決まっている。


<第二ジャパンライフ疑惑の昭恵を追撃>
 菅サイドの安倍攻撃は、これで収まらなかったという。第二のジャパンライフの発覚と、そこに例の昭恵が絡んでいるという疑惑発覚である。
 雑誌「FACTA」が取り上げたという。


 安倍同様に昭恵もじっとしていない。トラブルメーカーであり続けている。これが、安倍家の家庭内騒動に輪をかけることになる。


 菅には、TBS山口強姦魔救済事件で有名になった、中村格が警察庁のナンバーツーの地位を占めている。中村は菅の懐刀でもある。
 清和会OBは、いまの中村を針の筵と分析しているが、彼は菅を通じて安倍家の内情にも明るい。


<安倍家の家庭内騒動を公表>
 このところ、安倍家の家庭内騒動が、より激しくなっている。「安倍の事件の裏に昭恵あり」と見られているためらしい。
 「最近は、安倍の母親に長兄も加わって、騒動も活発化している」というのだが、これは直接見たわけではないので、断定はできない。
 いえることは、大嫌いな公邸に泊まる機会が増えていることだけは、確かであろう。私邸が大好きな理由は、側近との秘密の内緒話ができるからだ。もちろん、公邸でも可能だが、油断すると、見つかる危険性が大きい。


<自壊する安倍内閣の終わりの始まり>
 官邸のトップとナンバーツーの攻防戦は、いうなれば安倍の終わりの始まりを意味するだろう。官邸の自壊である。

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官邸内の暗闘<本澤二郎の「日本の風景」(3577)より、転載させて、頂きました。
<「安倍・死に体」で決起した菅ー二階組クーデター>
 東京から永田町秘話が届いた。整理してみると、安倍と菅のスキャンダル暴露合戦の暗闘がよく見えてくる。安倍「桜」事件で死に体に追い込まれた晋三をこれ幸いとばかり、人事で主導権を確保した菅ー二階組のクーデターと分析すると、実に分かりやすい。官邸のナンバーワンとナンバーツーの死闘といってもいい。
 具体的には、スキャンダル暴露合戦だ。無力な野党をしり目に、官房長官の菅が、自民党幹事長の二階と組んでの、安倍との互角の争いによって、国民は新聞テレビでは報道されない真実を見せてくれている。
 舞台の役者は、永田町の一流どころだから、観戦するほうも不正を暴いてくれるものだから、怒りながらも留飲を下げてくれる。


 このことは国民と野党の覚醒を叫んでいることになるのだが。べら棒な高額報酬で、懐を温めて満足しているだけの野党議員と、霞が関の官僚にも、国民の怒りの矛先が向けられてもいる!


<暮れの人事で二階幹事長留任、河井法相ー菅原経産相で王手>
 安倍「桜」事件でよろめいてしまった首相の様子に、連携する二階と菅が「もう安倍はいいだろう」とクーデター計画を徐々に始動させたことから、官邸の暗闘のゴングが鳴り響いたのだろう。


 「幹事長を交代させたい」という安倍に対して、菅は体を張って阻止した。人事から騒動は始まった。菅は二階を留任させることに成功させると、矢継ぎ早に法相に河井克行、経産省に菅原一秀を押し込んだ。
 二人とも二階派兼菅派である。
 これで二人は、クーデター成功と喜んだのだが、この企みを安倍側近の警察官僚で安保局長の北村と、経産省出身の内閣補佐官の今村が察知したようだ。
 反撃材料は、二人の不正選挙の暴露である。安倍は即座に二人の首をはねたのだが、問題の核心は、菅による検事総長人事にあった。


 清和会には、天下人は検事総長を握れ、という内々の伏線・約束事が存在する。それは清和会創設者の福田赳夫が、戦後の汚職事件に絡んで逮捕されたという苦い経験からきている。
 政局のカギを握る検事総長というのも、清和会独特の思想である。検察官僚も心得たもので、検事総長を狙うものは、まずは官邸とのパイプにこだわりを見せる。そのため首相犯罪に検察が沈黙するのは、昔からなのだ。したがって攻め手は、国会で検察庁を追い込んだり、告発を連発して世論を喚起することが不可欠なのだ。
 今の野党には、こうした手段を知らない。


<検事総長狙いでポスト安倍を掌握した?>
 菅は清和会の人間ではないが、長く清和会首相と共にしていると、安倍の手口を膚で感じる。それを安倍・死に体の場面で、自ら強行したことになる。


 河井を法務省に送り込んだことで、菅のクーデターは半分成功したことになろう。どっこい安倍サイドは、河井退治の不正の材料をつかんでいた。夫人の案里の選挙違反事件も。


 スキャンダルは、安倍「桜」一大スキャンダルに蓋をする効果もある。一石二鳥である。


<安倍筋の河井ー菅原不正発覚で首、法相に森雅子起用>
 たしか加計孝太郎事件では、正論派の文科事務次官の前川喜平が失脚させられたが、この時はナベツネの読売に書かせた。今回は避けた。
 このところのスキャンダル報道は、週刊誌に任せている点が特徴である。


 河井夫妻と菅原の不正発覚で安倍は、まんまと側近の森雅子に挿げ替えることに成功した。菅ー二階組の野望を、すんでのところで食い止めたようだ。


<カジノ汚職で菅ー二階に反撃>
 追い打ちをかけるように、カジノ法汚職事件を検察に指示したとみられる。
 カジノ利権に食らいつく菅と二階への外堀を埋める新たな反撃である。


 菅のホームグラウンドは、神奈川県である。菅は先の人事で、神奈川県から小泉進次郎、河野太郎を入閣させている。菅の威力を見せつけたのだが、その勢いで横浜にカジノを、との野望も露見させた。
 横浜市が突然、カジノ建設に突っ込んだ背景には、菅の政治力が関係しているだろう。


 検察は当選3回生を逮捕したが、狙いは菅と二階への圧力とみていい。検察も、雑魚を捕まえてお茶を濁す作戦のようだ。この重大事件も安倍「桜」隠しとしての効果がある。
 安倍「桜」隠しと菅攻撃と一石二鳥作戦といえる。


<逆に河井案里向けの1億5000万円投入暴露で反撃>
 ここで終わらなかった。菅と二階の反撃は、安倍がとことん入れ込んだとされる案里金権選挙暴露へと発展させたというのだ。


 参院選の候補に1億5000万円投入したということに、自民党関係者であれば、誰もが驚くすごい大金である。過去に前例はない。何のために?下衆の勘繰りだと、それは「もう高市も稲田も過去の女性。これからは案里ということさ」というのだが、真相は不明だ。
 案里への特別支援は、岸田・宏池会の溝井落選で、岸田の総裁候補脱落をも約束した。宏池会と清和会は水と油の関係が、昔から存在した。


<安倍の岸田・宏池会撃墜作戦を表面化>
 飼い猫のような岸田を切って捨てた安倍に、岸田・宏池会は保守本流派閥としての復権に賭けることになる。その指導者は、反安倍の急先鋒で知られる林芳正だ。


 ということになれば、雨降って地固まるの宏池会として再生可能だろう。国民は、極右の安倍・国家主義よりも、護憲の宏池会リベラルを選択することになる。軽武装・経済重視がいいに決まっている。


<第二ジャパンライフ疑惑の昭恵を追撃>
 菅サイドの安倍攻撃は、これで収まらなかったという。第二のジャパンライフの発覚と、そこに例の昭恵が絡んでいるという疑惑発覚である。
 雑誌「FACTA」が取り上げたという。


 安倍同様に昭恵もじっとしていない。トラブルメーカーであり続けている。これが、安倍家の家庭内騒動に輪をかけることになる。


 菅には、TBS山口強姦魔救済事件で有名になった、中村格が警察庁のナンバーツーの地位を占めている。中村は菅の懐刀でもある。
 清和会OBは、いまの中村を針の筵と分析しているが、彼は菅を通じて安倍家の内情にも明るい。


<安倍家の家庭内騒動を公表>
 このところ、安倍家の家庭内騒動が、より激しくなっている。「安倍の事件の裏に昭恵あり」と見られているためらしい。
 「最近は、安倍の母親に長兄も加わって、騒動も活発化している」というのだが、これは直接見たわけではないので、断定はできない。
 いえることは、大嫌いな公邸に泊まる機会が増えていることだけは、確かであろう。私邸が大好きな理由は、側近との秘密の内緒話ができるからだ。もちろん、公邸でも可能だが、油断すると、見つかる危険性が大きい。


<自壊する安倍内閣の終わりの始まり>
 官邸のトップとナンバーツーの攻防戦は、いうなれば安倍の終わりの始まりを意味するだろう。官邸の自壊である。


 世論調査の数字は、自在に操ることが出来ても、近親憎悪はそうはいかない。そこに権力が関係するため、成り行きいかんで内閣総辞職も起こりうるだろう。
 東京五輪花道引退論は、甘い分析かもしれない。


 真っ当な野党が、真っ当に審議ストップを繰り返すと、心臓がパニックを起こす可能性を否定できない。


 安倍の体力も限界を超えている。日本会議の4選論は容易なことではない。
2020年1月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 世論調査の数字は、自在に操ることが出来ても、近親憎悪はそうはいかない。そこに権力が関係するため、成り行きいかんで内閣総辞職も起こりうるだろう。
 東京五輪花道引退論は、甘い分析かもしれない。


 真っ当な野党が、真っ当に審議ストップを繰り返すと、心臓がパニックを起こす可能性を否定できない。


 安倍の体力も限界を超えている。日本会議の4選論は容易なことではない。
2020年1月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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