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ニュース ビジネス ギンズバーグ米最高裁判事が死去、女性の権利向上と差別解消に貢献

2020年09月19日 11時30分05秒 | デジタル・インターネット
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ギンズバーグ米最高裁判事が死去、女性の権利向上と差別解消に貢献
2020/09/19 10:05Bloomberg


(ブルームバーグ): 米連邦最高裁のルース・ベイダー・ギンズバーグ判事が死去した。87歳だった。死因は転移性膵臓がんの合併症。女性の権利向上と性差別の解消に法曹界でのキャリアをささげた。


  ロバーツ最高裁長官は「米国は歴史的な法学者を失った」と追悼の声明を発表。「今は悲しみを感じるが、われわれが知るルース・ベイダー・ギンズバーグを将来の世代がそのまま記憶すると確信している。正義に対し、あくなき強い決意の持ち主だった」と故人を惜しんだ。


  ギンズバーグ氏の死去により、トランプ大統領には保守派の判事をさらに1人最高裁に送り込むチャンスが生まれた。


©2020 Bloomberg L.P.


ギンズバーグ氏の語録
「子供を産むかどうかは女性の生き方・幸福と尊厳にとって核心的な決断です。それはその女性本人が自らのために決断すべきことなのです。その決断を政府が女性にかわって行うならば、その女性は、自らの選択に責任を負うべき成熟した大人として扱われていないということにほかなりません」(1993年、指名公聴会での発言)
「あなたが男子だったら、教師になってもよいし、看護師になってもよいし、それから人形を集める趣味だって…なんでもできますね。私たちはそれぞれがもつ自分の才能を、それがどんなものであれ、伸ばしてゆくことができなければならない。人工的な障壁によってそれが阻まれてはいけないのです」(2002年、ネットメディアのインタビュー)
「(定員が9人の)連邦最高裁判事のうち何人が女性になったら満足するのか、と聞かれることがあります。私の答えはいつも同じ、『9人』です」(2015年、ジョージタウン大学での講演)
(#MeToo運動について尋ねられて)「(運動が起こるのは)時間の問題だったと思います。あまりにも長いあいだ女性は沈黙しつづけ、自分にできることは何もないのだと考えてきました。しかしいまや法律は女性と男性を問わず、ハラスメントを受ける人々の側にあります。それは素晴らしいことです」(2018年、ラジオ番組のインタビュー)
「出産するかどうか決める権利を女性から取り上げて国家に与えようとする人々は、負け戦を戦っているのです。変化してゆく側がいずれ勝利するのですから」(2009年、新聞のインタビュー[23])
「女性が真に男性と同等の権利を獲得するのは、次の世代の人々を育て上げるという責任を男性が等しく背負うようになったときです」(2001年、雑誌のインタビュ

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