教育カウンセラーの独り言

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「調査なのに出てくれない」感染拡大の若年層、追跡拒否のケースも 読売新聞

2020年04月05日 12時32分17秒 | ニュース

読売新聞2020年04月05日11時10分

 東京都で4日、1日当たりの新型コロナウイルス感染者数が初めて100人を超えた。深刻なのが、感染経路を特定できていない人の急増だ。若者を中心に保健所の調査に応じない人も少なくないという。都はこの週末も外出自粛を強く求めているが、「感染爆発」への危機感が強まっている。

 「以前より(感染経路を)追跡できない人が増えてきた」。東京都の幹部は4日夜、都庁(新宿区)で開いた記者会見で厳しい実態を明らかにした。

 都によると、この日までの累計感染者891人のうち、感染元をたどれていない人は436人とほぼ半数を占めているという。4日に判明した感染者118人のうち感染経路不明の人は7割近くに上る。担当者は「患者から細かい状況を聞き取るのが難しい。なかなか話してもらえないこともある」と説明する。

 特に感染経路の特定が難しいのが、症状が出にくいとされる若年層だ。しかし、その若年層で感染が拡大しており、今月に入ってから、30歳代以下の感染者は全体の約4割を占め、2週間前の約2割から倍増した。夜の繁華街などで感染が広がるケースが目立ち、追跡調査を拒否するケースもあるという。保健所からは「若者は聞き取り調査のための電話に出てくれない」といった声も上がっている。

 都は、追跡調査を強化しながら、都民に外出自粛などを強く呼びかけて今後の感染拡大を抑制し、一方では病床不足への対策を急ぐ。医療現場では「軽症者を早期に別の場所に移さなければ、重症者の治療に支障を来す事態になりかねない」との危機感が強まっており、都医師会関係者は「ホテルへの軽症者の移送が始まれば、医療機関の負担は大きく軽減されるだろう」と早期の運用に期待している。

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