生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2020年03月31日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
育った時代で平安感(心のやすらぎ)は相当違います。私のころは空腹感がみたされれば心の安らぎを感じました。親も家に帰れば口をあけて餌を待つ鳥の雛のように子供が待っている時代でしたから、餌を与えられて大喜びする我が子の顔が心の安らぎだったようです。さて安らぎがどんな形であっても、子供時代に印象づけられた<平安感の原型>が人の生涯を左右しています。自分の成育史での心の安らぎ、平安感がどんな思い出なのか、お金、食、性、哲学の領域なのか、時々再点検しておかないと、これから生きていく道筋に変な平安感を無意識で求めてしまいます。同じ平安感の思い出を探すならば愛の原型を意識して探してみましょう。友情、愛情、これが人生で一番重要な原型ですから。
自分と相手を不幸にするばかりでなく社会をも混乱させる感情転移について考えてみましよう。幸か不幸か、人間の心の仕組みに防衛機制と言う働きがあります、その14の働きの中の一つが今回のテーマ、感情転移があり、それはとても厄介な働きをしてくれます。もともと人の心を安定させる為のものですが、転移の対象にされた人にとって迷惑このうえのものです。父親嫌いな娘の男性嫌いが典型です。感情転移現象を知り意識すればこの悲劇から解放されます。暫くこの問題を考察し明るく平安な世界を手中にしましよう。



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