浪漫飛行への誘(いざな)い

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春眠暁を覚える

2019年04月18日 09時16分25秒 | 日常

まもなく平成も終焉を迎え、「令和」の新しい春がスタートしようとしている。ここにきて、大分日が長くなったような気がするが、朝は、相変わらず、早く目覚めてしまう。寝るのは大体12時頃だが、朝は5時前には目が覚めてしまう。自分の目標は、5時15分と定めていて、それまで寝られたら合格としている。ところが実際はそれより前に目が覚めてしまうことが多く、もう一度寝ようと試みるがまず失敗する。夜中にトイレに一度は起きるので、睡眠時間は5時間以下であることは間違いない。トイレに一回も起きないこともあるが、その時はよく寝られた感がある。

睡眠時間が少ないからといって、朝眠くてしょうがないということはまずないが、どうも昼間にコックリすることが多い。ベッドの中で昼寝の時間を取ることはないが、パソコンの前に座って作業をしている時や電車やバスで座った時など、よくコックリする。座りながら夢を見ることもある。家族からも昼間ウトウトしているのだから、夜寝られないのは当たり前だといわれる。夜12時頃まで眠くなるということはないので、義務感でベッドに入ることが多い。夜ぐっすり眠りたいけど寝られない。夜十分寝ていないから、昼間はウトウトしている。昼間ウトウトしているから夜寝られない。まさに、悪循環というか負のスパイラルが回っているようである。

「春眠暁を覚えず」という諺があるが、これは、春の夜は心地よいので、朝になったことも気づかず眠り込んでしまうということである。この詩を詠んだのは孟浩然という中国唐代の詩人で、原文は、「春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少」。漢詩の訳は、「春はぐっすり眠れるものだから、夜が明けたのに気づかず寝過ごしてしまった。あちらこちらから鳥の鳴き声が聞こえる。昨晩は、風や雨の音がしていたが、花はどれくらい落ちてしまっただろう。」とある。

羨ましい限りの詩であるが、年老いた自分とは無関係なのは残念である。自分にとっては、まさに「春眠暁を覚える」である。

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