浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

空港での全員PCR検査は問題

2020年04月05日 07時41分13秒 | ニュース

成田と羽田と関空への海外からの到着客全員に対し、空港でPCR検査を実施することが始まっているが、空港がパンク寸前の旨の記事が報道されている。外国人はほとんど入国拒否だから、対象者はほとんど日本人であるが、健康な人も含め全員に検査などやったらパンクするに決まっている。検査を受けるまで長蛇の列ができていて、相当待たされるようである。また、韓国で実施されているような簡易な検査ならともかく、日本で今やっているPCR検査なるものは、結果が出るまで最低6時間はかかるのである。

新型コロナ問題で国際線の飛行機が大幅に減便されているので大丈夫だと甘く見ていたようであるが、本日、3時すぎから2時間近く都心の上空を見ていたが、羽田空港に着陸する国際線の飛行機は、普段と変わらず、2分に1機位のペースで飛んでいることにビックリした。乗客の数は普段より少ないかも知れないが、こんなペースで飛行機が羽田に降り立ったら、パンクするのは当然である。そんなことも予測できず、水際作戦の一環として、全員のPCR検査の導入を決めたのは誰であろうか?PCR検査数が少ないと叩かれていたので、焦ったのではないか?空港での検査体制ができていないので、自衛隊員が応援に派遣されたり、フォローアップに翻弄されている。空港で1日以上待たされたとかロビーに放置されたとか空港での混乱ぶりも一部報道されているが、これからもっとすごいことになると危惧される。

簡易検査を導入するとか、全員ではなく、発熱や症状のある人を対象に検査を実施し、健常者は、トレースできるようにして一旦自宅かホテルに行かせ、2週間待機してもらうことで十分なはずである。検査tのために空港に長期間拘留され、具合が悪くなるほうがはるかにこわい。空港缶詰でそこで感染する危険性もある。PCR検査の大変さをきちんと理解していない官僚や政治家が拙速でやってしまった愚策ではないか。水際対策は、すべてを考え、合理的にやるべきであり、今の空港での全員PCR検査対応はまさに非効率で、問題が大きい。大混乱になる前に、早く取扱いの改善を検討すべきと考える。また、外国から帰ってきたからといって、感染者扱いをするのは人権的にも問題であるような気もする。

個人的にも、まもなく妻と次男の奥さんと2歳の孫がタイから帰国するが、体調を崩しての帰国なので、不安がいっぱいである。症状は一切出ていないが、全員検査ということで長時間空港に放置される恐れがある。何時に迎えに行ったらいいかも全く不透明である。せめて検査を受けても、結果が出る前にひとまず家に帰してほしいものである。結果が出るまで待機する施設も整備されない中、6時間以上、時には1日以上も待たせるのはどうみてもおかしい。マスコミも問題点をもっと取り上げるべきである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マスクを付けない人は、電車... | トップ | 密集場所は放置のまま  »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ニュース」カテゴリの最新記事