浪漫飛行への誘(いざな)い

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東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑

2019年01月12日 09時37分07秒 | ニュース

フランスのルモンド紙等は11日、2020年の東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑で、フランス捜査当局が日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長を贈賄の容疑者とする捜査開始を決定したと報じた。

本件は2-3年前にマスコミで大きく取り上げられたニュースで、てっきり一件落着していると思っていたが、何で今突然にという感がある。ゴーンの報復かという議論が飛び交っているが、まさにそんなタイミングでの発表である。

議論の争点は、当時JOCが払った2億2000万が、正当なコンサルタント料か賄賂かという点だと思うが、グレーゾーンである。JOCとしては、当然正当なコンサルタント料であるという認識だと思うが、このコンサルタント会社がいかにも胡散臭い。何でそんな会社と契約したのかという疑問が残る。

コンサルタント会社からお金が渡ったのではないかというパパマッサタ・ディアク(セネガル)という人物は。仕事の関係で、話しをしたこともあるが、とても胡散臭い人物であった。もう15年以上も前の話であるが、父親のラミン・ディアク氏(前国際陸連会長)の影の秘書みたいなことをやっていて、当時も裏の世界で暗躍する怪しい人物と認識していた。JOCはそんな人物が絡んでいるということを承知した上で、その会社と契約したのであろうか?身体検査が甘かったともいえる。

スポーツ界では、票の買収みたいなものは少なからず行われていると想像する。お金を渡すという直接的な買収は表沙汰にはならないが、高価な手土産を渡すというようなことは普通に行われているものと思われる。JOCは正当なコンサルタント料という認識に間違いないと思うが、相手が悪すぎたとも言える。裏金として闇の世界に引き込まれた可能性は否定できない。今後、ゴーンの裁判とともに、この一件もウォッチしていきたい。

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